世界のトップスイマーが活用
最先端ウェアラブルデバイスの新機能
泳ぎを正確に数値化するウェアラブルデバイスとして注目を集めている「eo SwimBETTER(イオ・スイムベター)」に、生成AIがスイムデータを読み解きレポートを作成する新機能「eo intelligence(イオ・インテリジェンス)」が追加された。
eo(イオ)は、オーストラリアを拠点に世界トップクラスの科学者とエンジニアが集結し、最新の研究成果を、実際のアスリートの競技力強化に生かすデバイスなどの開発にあたっているスポーツテクノロジーブランドで、

両手に30ℊほどのハンドセットを着けて泳ぐだけで、泳ぎに関する多種多様・詳細なデータを計測できるeo SwimBETTER
eo SwimBETTERは、両手に30ℊほどのハンドセットを着けて泳いでデータをとることで、ストロークの左右差や推進効率はもちろん、推進力を奪っているポイント、疲労に伴ってストロークがどのように変化するかまでを正確に可視化できる最先端のスイム用データ測定デバイスだ。
すでに複数の競泳強豪国代表チームと選手が採用して、数々のメダルを獲得していることから、競泳界では早くから注目を集めていた。今年4月からは日本国内でも販売がスタートし、日本語版公式サイトも立ち上がっている。
詳細な泳ぎの諸データを
ワンクリックでレポート化
泳ぎについての正確かつ詳細な諸データがとれることから、バイクやランで普及している「LEOMO」のように、専門コーチによるパーソナルな指導でも活用が期待されるところだが、
今回新たにリリースされた通称「eoi(イオ・アイ)」と呼ばれる機能は、SwimBETTERでとれる諸データをどう活用すればいいかわからないというユーザーのために開発されたもの。
ワンクリック、数十秒でレポートが作成され、日本語でダウンロードできる。リポートには、選択したスイムの要約と、「パワー推移」「ストローク頻度とパワー」「フォースフィールド」などのチャートについての分析結果のまとめが記載され、改善点やその優先順位、トレーニングドリル案なども提示される。
レポートはワード形式で提供されるので、ユーザー個人としての把握・管理はもちろん、指導にあたるコーチ・指導者が、これを確認・分析・編集し、アスリートへの指導・アドバイスを裏付ける科学的データとして活用することもできる。
ユーザー個人の主観や、コーチ・指導者の感覚頼みだった泳ぎの強化から、客観的なデータに基づく科学的なスイムトレーニングへ――
eo SwimBETTERとその新機能「eoi」は、効率良く泳ぎのパフォーマンスを高めていきたいトライアスリートの間でも、スイム強化のゲームチェンジャーとなるポテンシャルを秘めていそうだ。