
順天堂大学さくらキャンパス(千葉県印西市)で行われた記者会見
日本トライアスロン界のさらなる発展を
公益社団法人トライアスロンジャパン(会長:岩城光英、所在地:東京都新宿区)と順天堂大学スポーツ健康科学部(学部長:和氣秀文、キャンパス所在地:千葉県印西市)は、日本におけるトライアスロン競技のさらなる発展と競技力向上、人材育成を目的として、包括連携協定を締結したことを発表した。
本協定では、双方が有する知見・人的資源・施設などを活用し、ナショナルチームをはじめとする競技力向上に向けた強化体制の充実や、スポーツ医科学分野での研究・測定・分析、人材育成など、幅広い分野で連携していく。
【包括連携の主な内容】
1.競技力向上・トレーニング拠点
順天堂大学スポーツ健康科学部の施設や環境を活用し、ナショナルチームをはじめとするトップアスリート・次世代選手の強化活動やトレーニング環境の充実を図る。
2.スポーツ医科学・測定・研究分野
スポーツ医科学に関する研究や各種測定・分析を通じて、競技力向上やコンディショニング、障害予防など科学的サポート体制の構築を推進。
3.選手・指導者・研究者の育成
学生アスリートや将来のトップアスリート、指導者、スポーツ医科学分野を担う人材の育成に向け、教育・研究・実践の各分野で連携を深める。

公益社団法人トライアスロンジャパン会長・岩城 光英氏(写真右)と、順天堂大学スポーツ健康科学部長・和氣 秀文氏
トライアスロンジャパン 岩城光英会長 コメント
「このたび、日本を代表するスポーツ・健康科学分野の教育・研究機関である順天堂大学と包括連携協定を締結できることを、大変嬉しく思います。
世界で戦い続けるために、競技現場での経験だけでなく、スポーツ医科学や研究成果を競技強化へ還元していくことが不可欠です。
本協定を通じて、強化活動の充実、科学的サポートの強化、そして未来を担う選手や指導者、人材育成へとつながる新たな価値を共に創出していきたいと考えています。順天堂大学との連携を、日本トライアスロン界のさらなる発展につながる重要な一歩として、今後も様々な取り組みを推進してまいります」
順天堂大学 スポーツ健康科学部 和氣秀文学部長 コメント
「このたび、公益社団法人トライアスロンジャパンとの間で包括連携協定を締結できますことを、大変光栄かつ嬉しく思っております。本学部は、スポーツコーチング科学およびスポーツ医科学の分野における国内最高峰の研究機関として先端的な知見の創出に努め、これまでに日本を代表する数多くのスポーツ選手を輩出してまいりました。
本協定を通じて、本学部が培ってきた知見と最先端の施設環境を活用し、トライアスリートのパフォーマンスおよびコンディショニングの質的向上へ寄与してまいります。トライアスロンジャパンとの強力なタッグにより、世界で活躍できる日本人選手の輩出、ならびに次世代の指導者・研究者の育成を通じ、競技の発展に誠心誠意取り組んでまいります」

現在、順天堂大学トライアスロン部のランニングコーチ(スポット)を務める上田藍選手も登壇した
9月9日に順天堂大学さくらキャンパスにて行われた協定締結式および記者会見では、順天堂大学トライアスロン部のランニングコーチ(スポット)を務める上田藍選手も登壇。この提携について
「素晴らしい連携がスタートすることをとてもうれしく感じています。 今ちょうどこの場にですね、順天堂大学のトライアスロン競技部の皆さんが一緒に同席されているんですけれども、この大事なスタートを一緒にまたこうして体感できていることもうれしく思っております。
私はこれまで北京、ロンドン、リオと3大会のオリンピックに出場していて、今現在もロングディスタンスでトライアスロンの競技現役選手として続行しています。長く競技を続けていくには、選手が情熱をもって日々の練習を充実させていくことはとても大事ですが、それ以上に指導者やスタッフ、そしてスポーツ医学などさまざまな分野でのサポートが世界、そして自分自身を知るためには非常に大切なものだと感じています。
そして、指導する立場で学生の選手一人ひとりと接しているときに、すごく可能性がたくさんあるということを感じています。 適切なトレーニングや医学、そしてそういったサポートを受け入れる環境があるという、それが整うということが、その選手の可能性を大きく伸ばしていくきっかけになっていくと思っています。私もすごく楽しみです。
私も現役選手として新しい挑戦を続けながら世界の舞台で戦ってきた経験を、皆さんの未来、そして挑戦に少しでも一歩踏み出せる背中を押せるきっかけになっていくように、しっかり勉強もしていきたいと思います。共に成長しながら、この連携を選手の皆さんの未来につなげていけるように頑張っていきたいと思っています」
と自身の経験からも、選手たちの未来にとって希望がある、と語った。

左から順天堂大学トライアスロン競技部部長・長岡知氏、順天堂大学スポーツ健康科学部長・和氣秀文氏、公益社団法人トライアスロンジャパン会長・岩城光英氏、理事山根英紀氏、上田藍選手
また、順天堂大学の施設や環境については山根英紀理事は
「地域との連携、人材との連携、さまざまな関係機関との連携を結んでいるという魅力もありますし、何よりも練習環境の素晴らしさに惹かれて、今回の締結に至ることになりました。
さくらキャンパスの素晴らしさは、まず50mプールが新設されたところがトライアスロン練習にとって何よりの素晴らしい環境で、バイクコース、そしてランコースのさまざまな練習環境があるので、それについては全国の大学の中でもトップレベルの環境だと思います。
今のしっかりとした施設・環境で、トレーニングはもちろん、リハビリ面においても充実しています」と話した。
トライアスロンジャパンが大学と包括連携協定を締結したのは初めて。この協定を通じて、順天堂大学スポーツ健康科学部が有するスポーツ医科学分野の知見と、トライアスロンジャパンが培ってきた競技強化・育成のノウハウを融合させ、日本トライアスロン界のさらなる発展と国際競争力の向上を目指す。





















