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GIANT New Propel:究極快速ロードの高揚感。

投稿日:2026年8月20日 更新日:


ルミナ編集部

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究極快速ロードの高揚感。
GIANT/NEW/Propel

より速く、軽快に、フルモデルチェンジして話題を呼んでいる新型プロペル。
指導者として、競技者として世界に挑み続ける山本淳一さんがトライアスリート目線で感じた魅力とは?

写真=武智佑真  取材=光石達哉



山本淳一
Junichi Yamamoto

1996年よりナショナルチーム入り。トライアスリートとして30年以上競技活動に励む。指導者として活躍する現在も自らレースに挑み続け、2019・2023年とエイジ世界選手権で優勝を果たしている。1973年、愛知生まれ。

エアロ、剛性、快適性
第3世代から全方位で進化

ジャイアントのフラッグシップ・エアロロード、プロペル・アドバンスドSLが、第4世代となって新登場。第3世代も高い空力性能を備えながら山岳コースもこなせるオールラウンダーの名機として多くのサイクリストに支持されていたが、最新プロペルはそれらの特徴がさらに進化。

今年のツール・ド・フランスでステージ優勝を挙げるなど、早くもその戦闘力を見せつけている。

ハンドルは新設計のステム一体型エアロ形状。283gと軽量性に優れ、快適性に直結する柔軟性は旧モデルとの比較で12.8%向上している

空力面では「エアロシステム・シェイピング」と題した設計思想のもと、ライダー、フレームセット、ステム一体型となったハンドル、ホイールシステム、タイヤをひとつの動的なシステムとしてエアロ性能を追求。

剛性面でも同様にコックピットやホイールシステムを取り付けた状態で最適化し、加速性能、軽量性、ハンドリング、快適性といった様々な要素を高次元でまとめている。

フレーム形状は旧世代から細部をブラッシュアップ。ヘッドチューブは幅が狭く、前後に長くなり、よりエアロで精悍な印象に

長年、ショートの日本代表エリート選手として活躍し、引退後はエイジグループで世界王者の座に2度就いている山本淳一さんは、旧世代から第4世代プロペルに乗り換えたばかりで、「踏み出しの軽さはかなり違いますね。

旧型は、ダンシングなどで多少反応が遅い場面があったけど、新型はバイク全体で軽くなっているし、剛性感が適度なので楽に進みますね」と、走りの違いをすぐさま感じたという。

「ハンドルが一体型になって、見た目もかっこいいですね。DHバーが禁止されているショートのエリートレースだったら、間違いなくこれに乗っているでしょう」

新型プロペルを手に入れた直後、淳一さんはMt富士ヒルクライムにも挑戦し、71分台の好タイムで完走。「富士ヒルは平均勾配(約5%)が低く、高速レースになるのでプロペルが圧倒的に有利です」と、山岳でも引けを取らないポテンシャルを体感していた。

シートステイとシートチューブの接合部はやや低めに。振動吸収性UPと同時に「後ろ三角が小さくなったことで乗り出しが軽く感じる」(山本)

バイクテクニックを磨き、乗る楽しさを与えてくれる一台今のトライアスロンシーン全体を俯瞰すればTTバイク優勢だが、コースによってはハンドリングに優れるプロペルに優位性があると淳一さんは説く。

「もちろん直線が長いコースは、やはりTTバイクのほうが速い。一方、アップダウンのあるコース、また横浜のようなUターンや細かいコーナーが多いコースだったら、DHバーをほとんどにぎらないので、プロペルで十分対応できます」

また、一般的にフレームの各チューブが太いエアロロードは、その分、剛性が過多になり、乗り心地を損なう傾向にあった。

しかし、新プロペルは旧世代より快適性が向上しているため、そうした不安も少なくなるという。

リアエンドはUDH(ユニバーサルディレーラーハンガー)採用。他ブランドと共通の新規格で、遠征先で破損してもスペアが入手しやすい

「フレームの硬さで身体にダメージが来ることは、ほとんどないと思います。だからTTバイクに苦手意識がある人、腰痛など身体にトラブルにある人にもお勧めですね」

前後のスイムとランを考えて、プロペルを選択する戦略も考えられる。

「DHポジションをとらない人、スイムやランに自信があってバイクパートでそこまで攻めなくてもいい人にもいいですね。ランに足が残せますから」

ビギナーやTTバイクに苦手意識をもつ人にもプロペルを勧めたいと淳一さんは訴える。

「やはりTTバイクは故障のリスクもあります。落車の危険性もあるし、深いエアロポジションをとることで身体に負担もかかる。

理想はプロペルでテクニックを磨いて、それからTTバイクに乗ってほしい。それが後々の安全につながると思います。

レースだけでなく、輪行して遠くにサイクリングに出かけたりもできる。フルラインナップが一新されたプロペル・シリーズは、そういった自転車に乗る楽しみも与えてくれるバイクだと思います」

Propel Advanced SL Frameset
標準価格:583,000円(税込/以下同)
カラー:サイバーサンセット
サイズ:XS、S、M、M/L、L
付属品:フォーク、シートポスト、専用ボトルケージ×2
※ハンドルは別売
★Propelシリーズ完成車 495,000円~1,595,000円
★フレームセット 363,000円~605,000円

◎プロペルについてはコチラ

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