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【COLNAGO】Y1Rs エアロをまとった最強オールラウンダー

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ルミナ編集部

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COLNAGO Y1Rs
エアロをまとった最強オールラウンダー

その1台でツール・ド・フランスを制してしまったコルナゴの最新エアロロード。
山岳ステージをも飲み込んだ「Y1Rs」を、トライアスリート目線も交え試乗レビュー。

写真=小野口健太 取材=光石達哉


Jun Suzuki
今回試乗レビューを担当してくれたのは、なるしまフレンド代表の鈴木淳さん。ロードレース経験の豊富さに加え、近年はトライアスロンも楽しんでいる。
 
取材協力/なるしまフレンド神宮店
東京・神宮前の老舗サイクルショップ。オリンピアンや現役実業団選手など実戦経験豊かなスタッフが揃い、高い技術力には定評がある有名店だが、初心者やメカが苦手な人も優しくサポートしてくれる。週末のクラブランなどコミュニティ活動も活発で、トライアスロンチーム「なるしまフレンド・チャレンジャーズ」はビギナー大歓迎。30名ほどのメンバーでバイク&ラン練習会や大会出場を楽しんでいる。

COLNAGO Y1Rs
サイズ:XS / S / M / L / XL
カラー:YSWC(写真)ほか全4色
税込価格:フレームセット1,188,000円~1,298,000円(CC.Y1専用ハンドルステムを含む)、完成車1,694,000円~(Ultegra Di2 仕様)
>>詳細はCOLNAGO公式サイトでチェック!

ツールの山岳コースも
制したエアロロード

イタリアを代表するバイクブランド、コルナゴ。70年以上の輝かしい歴史の中で、20世紀はエディ・メルクス、そして現在はタデイ・ポガチャルといったプロロードレースの伝説的王者たちを支えてきた。

そのコルナゴで本格的エアロロードとして開発されたのがY1Rs。特徴的なV字型の一体型ハンドル、独特のフレーム形状など、これまでクラシカルなスタイルが多かったコルナゴのロードバイクとは一線を画す斬新なデザインだ。

どれほどの走りを見せるのか注目が集まる中、昨夏のツール・ド・フランスではポガチャルを始めとするUAEチーム・エミレーツXRGの選手たちがほぼすべてのステージでY1Rsを使用。

重量的に不利と思われた山岳ステージでもステージ優勝を重ね、ポガチャルは自身4度目の総合優勝を獲得。その後も世界選手権2連覇などビッグレースで勝利を積み上げ、Y1Rsはエアロロードの枠に収まらないオールラウンドな性能をもつことを証明した。

重量を感じさせない軽快感
イタ車らしい「雰囲気」も魅力

スポーツバイク専門店「なるしまフレンド」代表でロードレースの経験に加え、近年はトライアスロンも楽しんでいる鈴木淳さんもY1Rsに試乗し、「予想以上によかった」とその乗り味に感銘を受けていた。

「というのも、そもそもちょっと重そうに見えるバイクなんです。フロント周りのボリュームもあるし、フレームも太くて見た目から剛性感が強めで、走りに癖があるのではという先入観がありました。しかし、走ってみると軽快感があり、良い意味で普通のロードバイクに近い感覚。こういう走りにまとめるのが上手いなと感じましたね」

イタリアンバイクらしい洗練されたデザインも鈴木さんが推すポイントだ。

「バイクとしての雰囲気があるのがいいですね。イタ車らしく五感に訴えるかっこよさがある。速いだけで個性のないバイクより、乗って楽しい、思い通りに進んでくれると感じられるバイクに仕上がっています」

もちろん、思い通りに乗りこなすには自身の体格にあったポジションを出すことが不可欠だ。

「フィッティングは多少シビアですね。サドル高の調整幅も少ないし、ハンドルも専用品。自転車屋さんとしっかり相談して、きちんとフィッティングしてもらわないといけない。ポイントは、下ハンを持ってもちゃんと姿勢が保て、ブラケットを持ったときにヒジが自然に曲がるようにすることです」

トライアスロンでも、あらゆる距離をオールラウンドにこなせる1台になると鈴木さんは太鼓判を押す。

「現状ではDHバーが付けられないので一番使いたいのはOD以下の距離ですが、ブラケットポジションでのエアロフォームで行けるならミドル、さらにロングでもアップダウンやコーナーが多いコースでは特に強いと思います。平地の伸びはあるし、上りも得意で下りの安定感もある。

コーナーリングもいい。本当に総合力の高い、バランスのいいバイクだと思います」

専用のステム一体型ハンドルバー「CC-Y1」。中央領域での空気の流れが分離しないV字型を採用。流行のフレア形状(正面から見てハの字型に広がる)で、「普通にブラケットを持ってもエアロポジションに近いフォームをとれます」(鈴木さん)

エアロ効果が高いブレード型のフロントフォーク。やや重そうに見えるが、鈴木さんは「立ちこぎしても重くないし、ハンドルを振った感覚もいい」とハンドリングに違和感なく、バランスよくまとまっていると太鼓判

前面投影面積は15%減少。空力に関しては、イタリア・ミラノ工科大、UAE・ハリーファ大と協力し無数のCFD(数値流体力学)シミュレーションと風洞試験を実施している。「実際、走っていても、空気が抜けていっているのを感じました」(鈴木さん)

シートポスト、シートチューブ、シートステーはふたつのY字形が重なった特徴的な形状。シートポストが通常 より大きく傾斜しているため垂直方向の振動吸収性が高まり、バイク全体の剛性を維持しながら快適性も損ねていない

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