6位入賞の木村。レジェンド土田、谷も完走
東京2020パラリンピック、トライアスロン競技の2日目、8月29日(日)にはPTWC、PTS5のレースが開催され、日本勢では、PTWC男子の木村潤平が6位入賞を果たした。
オリンピックの最終聖火ランナーにも名を連ねたレジェンド・パラアスリートの土田和歌子(PTWC)は9位、
東京2020大会招致の立役者のひとりとしても知られる谷真海(PTS5)は10位で完走している。
チームJAPAN「複数個メダル獲得」の目標を達成
この2日目で、全クラスのレースを終えたパラリンピック・トライアスロン。
正式種目として初めて採用されたリオ大会の経験をもとに、強化体制を模索してきたチームJAPANは、
宇田秀生(PTS4)の銀、PTVI(視覚障がい)米岡 聡の銅とふたつのメダルを獲得。
秦由加子(PTS2)、木村潤平が、それぞれ6位入賞を果たし、
富川理充・JTUパラリンピック対策チームリーダーが、チームとして掲げた目標のひとつ「複数個のメダル獲得」を達成した。
>>2日目レース後のコメント
「自分としてはメダル争いに食らいつきたかったので、納得いく結果ではないですが、これまで多くの人に応援してもらって、しっかり諦めずに走りきる姿を見てもらいたかったので、最後まで気持ちを込めて走ることができたのは、よかったです」(木村潤平)
「昨日、(チームJAPANの)仲間たちが大活躍してくれまして、それに刺激を受けて、しっかりやり切りたいとレースに挑みました。バイク、ランで(思うように)追い抜くことができなかったのは残念ではあったのですが、やり切れた清々しさはあります」(土田和歌子)
パラリンピック・トライアスロン2日目
8月29日(日)大会結果
※距離はスプリント
(S750m/B20km/R5km)
PTWC男子
▼金メダル
イエツェ・プラト(NED)00:57:51
▼銀メダル
フロリアン・ブルングラバー(AUT)00:59:55
▼銅メダル
ジョバンニ・アケンツァ(ITA)01:04:24
6位 木村潤平(JPN)01:04:50
PTWC女子
▼金メダル
ケンドール・グレッチ(USA)01:06:25
▼銀メダル
ローレン・パーカー(AUS)01:06:26
▼銅メダル
エバ マリア・モラル ペドレロ (ESP)01:14:59
9位 土田和歌子(JPN)01:22:32
PTS5男子
▼金メダル
マルティン・シュルツ(GER)00:58:10
▼銀メダル
ジョージ・ピーズグッド(GBR)00:58:55
▼銅メダル
ステファン・ダニエル(CAN)00:59:22
PTS5女子
▼金メダル
ローレン・ステッドマン(GBR)01:04:46
▼銀メダル
グレース・ノーマン(USA)01:05:27
▼銅メダル
クレア・カシュモア(GBR)01:07:36
10位 谷 真海(JPN)01:22:23
秦由加子&&宇田秀生
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