日本勢にパラリンピック史上初のメダルふたつ
東京2020パラリンピックのトライアスロン競技、1日目の8月28日(土)は、PTS4男子、PTS2 女子、PTVI (視覚障がい)男女のレースが開催され、
期待の日本勢では、PTS4男子で宇田秀生が得意のバイク・ランで順位を上げ、銀メダルを獲得。
リオ大会から正式種目となったパラリンピック・トライアスロン競技で、日本勢初のメダルをもたらし、事前に公言していたとおりチームJAPANにとって良い流れをつくってみせた。
また、PTS4男子、PTS2 女子に次いで開催されたPTVI(視覚障がい)クラスのレースでは、 米岡 聡が課題としていたスイムを好位置で上がり、バイクで一時、順位を落としたものの、得意のランで粘って銅メダルを獲得。
PTS2 女子では秦由加子がリオ大会に続き6位入賞。
PTVI 女子では円尾敦子が11位で完走を果たしている。
>>レース後のコメント
「いつものレーススタイルですが、最後まで諦めずに追いかけました。バイクで踏めるだけ踏んだあとは、どうにでもなる!と思って走ってました。いままでいろいろなことがありましたが、多くの人にサポートしてもらって本当に感謝していますし、結果オーライということで、今はすごく幸せです」(宇田秀生/PTS4男子)
「思うような順位でなくて悔しいですが、やってきたことは出し切れたと思う。この5年間、ひとつでも上の順位をと思って取り組んできましたが、世界は強かったです。こんなにすがすがしい気持ちでフィニッシュを迎えられ、いろいろな選択が間違っていなかったと思えました」(秦由加子/PTS2 女子)
パラリンピック・トライアスロン2日目
8月28日(土)大会結果
※距離はスプリント
(S750m/B20km/R5km)
PTS4男子
▼金メダル
アレクシ・アンカンカン(FRA)00:59:58
▼銀メダル
宇田秀生(JPN)01:03:45
▼銅メダル
アレハンドロ・サンチェス パロメロ(ESP)01:04:24
PTS2 女子
▼金メダル
アリサ・シーリー(USA)01:14:03
▼銀メダル
ヘイリー・ダンツ(USA)01:14:58
▼銅メダル
ベロニカ ヨコ・プレバニ(ITA)01:15:55
6位 秦 由加子(JPN)01:28:04
PTVI 男子
▼金メダル
ブラッド・スナイダー(USA) 01:01:16
▼銀メダル
エクトル・カタラ ラパラ(ESP)01:02:11
▼銅メダル
米岡 聡(JPN)01:02:20
PTVI 女子
▼金メダル
スサナ・ロドリゲス (ESP)01:07:15
▼銀メダル
アンナ・バルバロ(ITA)01:11:11
▼銅メダル
アンヌク・キュルジヤ(FRA)01:11:45
11位 円尾敦子(JPN)01:20:59
パラリンピック・トライアスロン2日目
8月29日(日)開催スケジュール
男子 PTWC1 6:30~ *木村潤平 出場
女子 PTWC1 6:31~
男子 PTWC2 6:33:08~
女子 PTWC2 6:35:04~ *土田和歌子 出場
男子 PTS5 8:30~
女子 PTS5 8:31~ *谷真海 出場
>>秦由加子・宇田秀生両選手が語る
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出場3選手の大会前コメントはコチラ