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パラリンピック・オリンピックを考える 秦由加子&上田藍が「みんなの夢会議in横浜」で子どもたちと交流

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ルミナ編集部

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夢を実現するために必要な「できる」心を育てよう

ワールドワイドオリンピックパートナー及びワールドワイドパラリンピックパートナーである株式会社ブリヂストンは、戸塚区役所・世界トライアスロンシリーズ横浜大会組織委員会事務局・公益社団法人日本トライアスロン連合の後援のもと、パラリンピックの社会的意義や魅力を伝えることで、パラリンピックムーブメントの機運を醸成するとともに、子どもたちの多様性/共生社会に対する意識強化につなげることを目的とした「みんなの夢会議 in 横浜」を、11月16日(土)にブリヂストン横浜工場で開催した。

2回目となる今回は、ブリヂストン・アスリート・アンバサダーであり、東京2020大会を目指す、秦由加子選手(パラトライアスロン)と上田藍選手(トライアスロン)のふたりが登場し、参加した約25人の子どもたちと一緒に、トライアスロン競技体験や共生社会を考えるワークショップを行った。

子どもたちとレースをする上田選手

アスリートから子ども達に、パラリンピックや競技について講義を実施

参加した約25人の子どもたちに大きな拍手で迎えられた秦選手と上田選手は、「今日は楽しみながら学びましょう!」と声をかけ、まずは、パラリンピックやトライアスロン競技について出題されたクイズの解説を行った。

トライアスロン/パラトライアスロンでのレース距離やツールの違い、競技に対する想いなど、普段聞くことのできないアスリートの貴重な話に保護者を含め参加者達は真剣に耳を傾けており、パラリンピックの価値である「多様性などを認め誰もが同じスタートラインに立てることを気づかせてくれる力」である”公平”というメッセージについても理解が深まった様子だった。

子どもたちとレースを行う秦選手

秦選手の義足の付け替えも!
選手と一緒に笑顔でパラ競技・トライアスロンを体験

続いて、子どもたちは、トライアスロン競技への理解を深めるため、アスリートに教えてもらいながらパラトライアスロン/デュアスロンを体験。

パラトライアスロン体験では、競技用車いすロードレーサーと、目隠しをした人とガイドをする人が1組になって障害物のあるコースを歩くランパートを体験。上田選手は、競技用車いすロードレーサーを体験する子どもたちに声をかけ、一生懸命挑戦する様子をサポートしていた。

秦選手は、声を出してガイドをサポートするなど、子どもたちと一緒になって競技体験を楽しんだ。

また、その体験が終わると、上田選手と秦選手がふたりでペアを組み、ガイドによるランパートを体験。秦選手のガイドのもと、目隠しをした上田選手がスムーズにゴールできたことについて、「由加子さんを信頼しきっているからね!」と、コンビネーションの良さを見せてくれた。

パラトライアスロン競技体験に続いて屋外のデュアスロン体験では、コースの説明を受けた後に男女に分かれてミニレースを実施。デュアスロン初心者の子どもが大半だったが、秋晴れの空の下、本番さながらのミニコースを一生懸命に走り、参加者のハイタッチに迎えられ全員無事ゴールした。

またレース前には秦選手がレース用の義足の付け替えを見せてくれた。初めて義足を見る子どもたちは、ブリヂストンが秦選手用に作った義足と地面との接地面となるゴムソールや義足の仕組みなど興味津々の様子。。

アスリートのアドバイスのもと
共生社会を考える回答が続々

最後にアスリートと一緒に、共生社会のために自分たちが何をできるかを考えたり、困りごとを解決するアイテムを考えたりするワークショップを実施。駅で日本語が分からない外国人のために、自分が翻訳するという回答や、翻訳してくれるカメラを発案するなど素晴らしい案が発表され、会場からは感嘆の声が上がった。

共生社会を考えるワークショップの様子

東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて選手からのメッセージ

イベントの最後には、上田選手は「今日考えたみたいに、 困っている人がいたらみんなでどんどん助けてあげてください」と話し、秦選手は「今日はみんなが義足を怖がらず興味をもって質問してくれたり、義足を触ってみたいと言ってくれたりしたことがうれししかったです。今日をきっかけにトライアスロンを始めて、いつかレースで会うことができたら嬉しいです!」と、子どもたちにメッセージを送った。

また東京2020オリンピック・パラリンピックについて、上田選手からは「私は今シーズン、大きなケガもありましたが、無事乗り越え結果を残すことができました。失敗を繰り返しながら成功を掴むものです。みんなには失敗してもいいので、どんどんチャレンジして経験を積んでほしいです。また、来年の東京2020オリンピック出場に向けて、日々努力を重ねているところなので、現地や中継でレースを見て応援してもらえるとうれしいです!」、秦選手からは「今日をきっかけにパトライアスロンに少しでも興味を持ってくれたらうれしいです! お台場で行われるので、ぜひ見に来てください。また、私の出場が決まるのは東京2020パラリンピックの直前なので、それまで一つひとつのレースでしっかり結果を残し、本番で力を出せるように準備をしていきたいです」と意気込みを語ってくれた。

《チームブリヂストンとは》
さまざまな困難を乗り越えながら夢に向かって挑戦し続けるすべての人の挑戦・旅(Journey)を支えていくというブリヂストンの思いを表現した「CHASE YOUR DREAM」を体現し、チームのシンボルとして活動する「ブリヂストン・アスリート・アンバサダー」と、アンバサダーたちと共にオリンピック・パラリンピックをはじめとする舞台で表彰台を目指して挑戦を続けるアスリート、そして彼らを支え・応援する全ての人で構成されている。
【株式会社ブリヂストンについて】
株式会社ブリヂストンは、2014年より国際オリンピック委員会(IOC)のワールドワイドオリンピックパートナー契約並びに、2018年10月からは国際パラリンピック委員会(IPC)のワールドワイドパラリンピックパートナー契約を締結。様々な困難を乗り越えながら夢に向かって挑戦し続けるすべての人の挑戦・旅(Journey)を支えていくという思いを表現した「CHASE YOUR DREAM」をテーマに、事業活動やこの様なイベントを通じて「地域社会への貢献」、「社会的責任の実践」、「多様性の尊重」を実現していくことで、オリンピック、パラリンピックをサポートしている。地域のステークホルダーの皆様と一緒に、東京2020大会を盛り上げていく。

◎ブリヂストン
https://www.bscycle.co.jp/

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