さまざまなジャンルの専門メディアが集まってつくったライフスタイル系アプリ「tyles」(https://tyles.jp/)は、ニュースをお届けするだけではありません。スポーツイベントも随時企画しています。今回は、ベストタイム2時間26分8秒(2012年東京マラソン)をもつ大久保絵里さんによる「ビギナーからのステップアップラン」を6月4日(日)、東京都渋谷区の代々木公園で開催。大久保さんが普段実践している基礎的な動きを、一から学びました。
「ビギナーが走り始める際、まず正しい動きと姿勢を意識することが大切です。身体の中心部を動かすことで、効率的かつ無駄が少なく走れます」と大久保さん。まずは股関節のストレッチからしっかり行いました。脚の付け根についている股関節が動けば、それにつながっている脚も自然と前方に出ます。そのため、股関節の可動域、柔軟性が大切です。
丁寧な動きづくりが大切
準備が整ったところで、大久保さんが走った後のルーティンにしている、股関節、おしり、腹筋を中心に体幹トレーニングからスタート。普段はなかなか取り組まない内容に、参加者の方はいきなりヘロヘロでした。続いてサッカーやラグビーなどのイメージが強いドリル。股関節の可動域が広がるため、ランニングでも重要なんです。速さは気にせず、身体を大きく動かすことを意識して、スキップやランジなどを行いました。
「股関節を変に意識をしてしまうと逆に固くなって、動きが悪くなり、最悪の場合は痛めてしまいます。走るときに自然と意識できるのがポイント。そのための意識づけ、動きをスムーズにするには、ていねいにゆっくりと動きづくりをするのが大切です」(大久保さん)
最後は、体幹トレーニングやドリルで学んだことを確認しながら、ゆっくりのペースでフォームを意識したランニングで締めくくりました。
次回は7月15日(土)に代々木公園陸上競技場(織田フィールド)で、「誰にでもできるインターバルトレーニング」を実施します。がむしゃらに走るだけではない、効果的なインタバール走のやりかたを学べます。
お申込み・詳細は⇒http://triathlon-lumina.com/triathlon/entryform/entry_top.html?id=2017071502