デサント&アリーナ2019シーズン・トップモデルウエア発表会
株式会社デサントは12月13日、同社が展開する「デサント(DESCENTE)」と「アリーナ(arena)」両ブランド合同のトップモデルウエア発表会を行い、2019年シーズン新作の製品コンセプトや、内外の競技連盟・協会(NF)とのサプライヤー契約などについて発表した。
DESCENTE
自転車や競技の日本代表に供給される、統一デザイン・新素材の公式ウエア
デサントは2019年シーズン以降、公式ウエアを供給するオフィシャルサプライヤー契約を結んだ国内外のNFを発表。山本幸平(MTB競技・2018アジア王者=日本自転車競技連盟)ら各競技を代表する選手らがモデルとして登場し、トレーニングジャケットやパンツ、ポロシャツなどのデレゲーションウエアをお披露目した。
各競技のNFが国際大会遠征時などに日本代表ウエアとして着用するデレゲーションウエアは、「Rising to the Challenge」というコンセプトのもと統一されたシンプルなデザインが特徴。競技の枠を超えてデザインを統一するのは初めての試みで、2020東京に向け、チームJAPAN一丸となっての飛躍を促そうというもの。
機能面では2019年春夏シーズンからの新商品に投入される独自開発素材「Coolist D-Tec ™」を採用。汗を拡散させる際の気化熱によるクーリング効果や、通気性により衣服内のコンディションを快適に保つ新素材で、基礎トレーニング時や移動時などのシーンで、選手のリラックス状態や集中をサポートする。
MTB競技の第一人者で、元トップトライアスリート田中(旧姓)敬子さんの夫でもある山本幸平選手は、「僕はすごく汗かきなので、この通気性の良さは実感していて、すごく涼しいなと感じています」と、デレゲーションウエアの着用感を語った。
日本自転車競技連盟や日本水泳連盟など、オフィシャルサプライヤー契約を結んだ日本のNF9団体のうち7団体には、それぞれの「競技ウエア」も供給予定で、これらも順次リリースされていく。
また、デサントは、トライアスロンの分野ではイギリス、スイスのトライアスロン連盟とも引き続きオフィシャルサプライヤー契約を結んでおり、オリンピックでも多くのメダルを獲得してきた両強豪国のトップトライアスリートが、ITUサーキットや2020東京に向けたオリンピック戦線で同社のレースウエアを着用する。
国内で現在一般市場向けにリリースされている同社のトライウエアは1モデルのみだが、今後、さらなる拡大展開があるか、トライアスリートとしては注目したいところだ。
◎デサント公式サイト
http://www.descente.co.jp
arena
瀬戸大也らと共同開発。「サポート力」と「動かしやすさ」を重視したトップモデル水着
スイムウエアブランドとして、トライアスリートにとってもおなじみの「アリーナ」からは、「最高の『サポート力』と『動きやすさ』をもつ最軽量の(競泳用)トップモデル水着」(デサント石本雅敏社長)が発表された。2019年1月1日より販売をスタートする。
アリーナ契約選手で、日本を代表するトップスイマーの瀬戸大也選手や、入江陵介選手らとの共同開発の中で生まれた2019ニューモデルは、「身体の動かしやすさ」を重視した『アルティメット・アクアフォースMF』(MF)と、「サポート力」を重視した『アルティメット・アクアフォースCP』(CP)の2種類。
瀬戸・入江両選手のニーズに対応する形で開発された「動かしやすさ」強化の軽量水着MFは、パーツ構成の工夫で身体の動きへの追随性を追求するとともに、新たな軽量素材との組み合わせで既存モデル比約20%の軽量化に成功している。
一方の「サポート力」を重視したCPでは、臀部からハムストリングにかけて生地を二重構造にしてサポート力を高めるとともに、2~3本のパワーテープでアップキックをサポート。疲労時に下がってくる足を引き上げてくれるという。
アルティメット・アクアフォース CP
価格:レディース 34,500円、メンズ 23,000円(いずれも税抜)
サイズ:SSS、SS、S、M、L、O
カラー:ネイビー×ブルー×イエロー
アルティメット・アクアフォース MF
価格:レディース 34,500円、メンズ 23,000円(いずれも税抜)
サイズ:SSS、SS、S、M、L、O
カラー:ネイビー×ブルー×イエロー
◎アリーナ公式サイト
http://www.descente.co.jp