アイアンマン世界選手権は
2022年2月と10月の2回開催に
IRONMAN(アイアンマン)シリーズを主管するIRONMAN Groupは日本時間の8月20日未明、今年10月に開催予定だったアイアンマン世界選手権(KONA)の開催を見合わせ、来年2月5日に延期開催することを発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大が、変異株のまん延により世界的に新たな局面を迎えている現状を踏まえての延期決定。
アイアンマングループのCEOアンドリュー・メシック氏は公式リリースで、以下のようにコメントしている。
「COVID-19と新しいデルタ株のまん延はハワイ島のコミュニティに甚大な影響を与えました。ハワイ政府やコミュニティ・リーダーとの広範な協議の結果、(10月9日に開催予定だった)レースイベントを2022年2月に延期することが最善の策であるという決断に至りました」
KONAは昨年(2020年)大会もコロナ禍の影響で当初2021年2月への延期開催を決めていたが、2月の開催は実現せず、今年10月9日に仕切り直し開催となる予定で準備が進んでいた。
この8月には東京オリンピック・トライアスロン競技を沸かせた金メダリスト、クリスティアン・ブルンメンフェルト(ノルウェー)、フローラ・ダフィ(バミューダ)の特別招待もリリースされ、北京五輪金メダリストでKONA3勝の現役世界王者ヤン・フロデノ(ドイツ)、東京2020の代表選考レース(WTCSリーズ大会)にも参戦して51.5kmでもメダリストらと互角に渡り合ったKONAのスター選手、ルーシー・チャールズ・バークレー(イギリス)との対決が注目されていたが、
三度スケジュールの変更を余技なくされており、今後もさらなる影響の拡大・延長が懸念される。
秋尾
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