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【東京2020】男子 ブルンメンフェルト(ノルウェー)がロングスパートを決め金メダル

投稿日:2021年7月26日 更新日:


ルミナ編集部

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本人が当初予想していた展開とは違ったレースになったが、バイクで追いつき、ランでロングスパートを決める、という見ごたえのあるレースを見せ金メダルに輝いたクリスティアン・ブルンメンフェルト © World Triathlon Media / Wagner Araujo

ランでロングスパートを決め、ブルンメンフェルトが優勝

東京2020大会4日目、7月26日(月)にトライアスロン競技男子が行われ、小田倉真ニナー賢治を含む、56名が参戦。日本人選手にとっては毎年日本選手権が行われる馴染みの会場、お台場海浜公園特設会場で6時30分にスタートした。

時間ピッタリにスタートフォンが鳴ったが、トラブルがあり仕切り直し。オリンピックらしい!? 何かを予感させるような幕開けとなった。

© World Triathlon Media / Tommy Zaferes

スイムは、1週目950m、2周目が550mの2周回で、ディエゴ・モヤ(チリ)、リオ大会3位に入っている競泳出身のヘンリ・スクーマン(南アフリカ)が大外からリード、優勝候補のバンサン・ルイ(フランス)、兄弟で出場しているドミトリー・ポリヤンスキーROC(ロシア・オリンピック委員会)、金メダル獲得でメダルコンプリート(ロンドン銅、リオ銀)を狙うジョナサン・ブランリー(イギリス)らが続く。

2周目に入り、ルイがリード、そのままスイムアップし、スクーマン、ポリヤンスキー、ブラウンリー、ヨーナス・ショームブルク(イギリス)、テイラー・リード(ニュージーランド)、マーティン・ファン・リール(ベルギー)、プレ五輪を制しているテイラー・ミスローチャック(カナダ)、そして、ここにニナーが入り、バイクで第1集団を結成した。

ニナー賢治がバイクで第1集団に

13歳からスイムを始めたニナーは自身でもスイムに課題があると、語っていたが強化トレーニングの効果で第1集団に入る理想的なレース展開に。

第2集団は、バイクの強豪、クリスティアン・ブルンメンフェルトカスペル・ストールネスのノルウェーチーム、そしてWTCSリーズで優勝し、自信も実力もつけてきたアレックス・イー(イギリス)が積極的に引く。

© World Triathlon Media / Tommy Zaferes

日本の小田倉は、マリオ・モーラハビエル・ゴメス・ノヤのスペイン勢とともに、第3集団で展開する。

2019年に同じ会場で行われたプレ大会では、すぐに40人近い大集団となったが、今回は5周目に第1集団が追いつかれ、38人の集団となり、ここに、ニナー、小田倉ともに入る。

集団が横に広がり、スピ―ドが上がらない中で、6周目にステファン・ザキアス(ルクセンブルク)が、最終周では、アンドレア・サルビスベルグ(スイス)がレースを動かそうと、バイクで抜け出すが、勝負はランへ持ち込まれた。

陸上出身で、1万mの記録が27分51秒、3000mを7分45秒とトライアスリートの中ではずば抜けたランの記録をもち、5月に行われたWTCS横浜では4位に、リーズでは優勝しているリーが先頭を立ち、ペースを作る。

6月に行われたWTCSリーズで優勝しt、「トライアスリートとしての自信がついた」と言うアレックス・イーはその言葉どおり、自信にあふれた表情でランスタート。銀メダルを獲得した © World Triathlon Media / Wagner Araujo

その後、2019年のプレレースで3位に入ったテイラー・ワイルド(ニュージーランド)、WTCS横浜で優勝したブルンメンフェルト、リオ3位のスクーマン、ファンリール、スプリント勝負に強いドリアン・コナン(フランス)、ケビン・マクダウェル(アメリカ)が先頭集団を形成。

© World Triathlon Media / Wagner Araujo

ニナー賢治は、ルイの後ろにピッタリつけ、15位、小田倉は23位で粘りの走りを見せる。

ロングスパートを決めて優勝

徐々にふるいにかけられ、イー、ブルメンフェルト、ワイルドの3人の勝負に。
「スイムで15位以内、バイクはノルウェーチームでかき回す展開を」と事前に予想していた、ブルンメンフェルトは、バイク第3集団から追い上げ、ランが得意なふたりの様子を伺いながら、ラスト1周でロングスパート。

2019年のプレ大会でも3位に入り、ルミナでも注目していたヘイデン・ワイルドが銅メダル © World Triathlon Media / Wagner Araujo

5月に行われたWTCS横浜でもロングスパートを決めて優勝したが同じような展開になり、ランが強いイー、ワイルドを力強過ぎる走りと気迫で振り切って、オリンピック初優勝を決め、金メダルを獲得した。銀メダルはイー、銅メダルはワイルド。

ニナーは最後までルイとサイドバイサイドの走りを見せ14位に、小田倉もバイクから追い上げ19位でフィニッシュした。

今年に入り調子を上げてきた小田倉は、持ち味の諦めない粘りの走りで、19位に© World Triathlon Media / Wagner Araujo

ふたりとも20位以内に入り、それぞれの持ち味を存分に発揮した、日本代表のニナーと小田倉。オリンピックでの入賞、表彰台も夢じゃないことを思わせるレースを見せてくれた。明日の女子、また30日に行われるミックスリレーにも期待したい。

© World Triathlon Media / Tommy Zaferes

【Result】
▼金メダル
クリスティアン・ブルンメンフェルト(ノルウェー) 1:45:04
▼銀メダル
アレックス・イー(イギリス) 1:45:15
▼銅メダル
ヘイデン・ワイルド(ニュージーランド) 1:45:24

14位 ニナー賢治 1:46:24
19位 小田倉 真 1:47:03

>>>男子全リザルト

【東京2020 トライアスロン スケジュール・放映情報】

7月27日(火)6:20~NHK-BS1 女子個人(解説:関根明子)
7月31日(土)7:25~NHK総合 混合リレー(解説:田山寛豪、スポッター:関根明子)

【女子観戦ガイド】コチラ

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