全く新しい技術「LightSpray™」で作られた新作シューズ
トライアスリートにはおなじみのスイスのスポーツブランド「On(オン)」は、ブランド史上初のアッパー製造技術「LightSpray™(ライトスプレー)」を搭載した最新ランニングシューズ「Cloudboom Strike LS (クラウドブーム ストライク エルエス)」を10月31日(木)に国内で初めて一般発売を開始した。
チューリッヒのOn Labsで開発されたLightSpray™技術を搭載した「Cloudboom Strike LS」は2024年7月から9月にかけて、パリで展示イベントを開催し、ロボット技術を公開した。今回、ニューヨーク、パリ、上海、ソウル、そして東京の5都市で数量限定で発売される。
涌井健策氏(Number編集部NumberPREMIERディレクター)「見た目の革新性にまず驚いた。これこそがここ最近のランニング界における本当のイノベーションだと思った。シューズ製造の実際の工程は、一見の価値ありです。シューズのフィット感も非常に高いので、フルマラソンをこのシューズで走るのが楽しみです。
ハリー杉山氏(タレント・ランナー) 「この新しいテクノロジーは、業界でも注目度が高い。日本でもトップランナーがこのシューズを履いて戦う姿を見るのが楽しみですね、そして一刻も早く自分も履きたいです!」
LightSpray™アッパーは、従来とは全く異なる製法を用い、自動化されたロボットアームを使用することで、たったひとつの工程で正確かつ高速にアッパーを製造することが可能。
超軽量の立体成型のため、極薄でシームレス、シューレースも不要。この製法では片足のアッパーをわずか3分で製造できる。この技術を採用した最初のシューズが、高性能ランニングシューズ「Cloudboom Strike LS」だ。
本アッパーは足にぴったりと馴染むストレスフリーのフィット感なので、走ることだけに集中できる。LightSpray™の画期的な単一工程は、将来的に製品生産におけるサステナビリティへの道を切り拓くことが期待され、完全に自動化された工程で廃棄物を減らし、CO2排出量もOnの他のレーシングシューズと比較して75%削減している。
工程数を減らすことで、高性能シューズ製造の高速化が可能になるだけでなく、製造の現地化も視野に入れることができる。さらに、再生利用可能な、単一素材を接着剤不要の方法で結合しているため、今後、循環型製造や循環型製品へ応用が考えられる。
LightSpray™技術とCloudboom Strike LSの設計やテストには、Onのアスリートたちも深く関わってて、 マラソンのトップランナーであるヘレン・オビリ選手を始め、数々のOnアスリートがCloudboom Strike LSをはいてレースで勝利をあげている。
4種目目とも言われるトランジションタイムの短縮に一役買いそうなモデル、このオフシーズンに試してみる価値があるかも。
価格: 44,000円(税込)
重さ: 170g (Men 26.5cm) 、158g (Women 24cm)、ドロップ: 4mm
☑ミッドソールはHelion™ HF ハイパーフォームを2 層に重ねた構造。40%がバイオベース原料からできた高反発のPebax®製で、優れた衝撃吸収力とエネルギーリターンを実現。
☑このフォームに、あらかじめ成形された高剛性のカーボン製Speedboard®を挟む込むことで、ストライドごとに推進力を発揮。
☑アウトソールはコンピューターを活用した設計でトラクションを最適化。ランナーの足裏の圧力分布マップデータに基づいて接地面積を増やしつつ、軽量化に成功。
☑接着剤不要の製造方法で作られているCloudBoom Strike LS は、インソールも中敷きもなく、足が直接Helion™ HFハイパーフォームに接するため、エネルギーのロスがない。
Onに関する詳細
on.com
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https://www.facebook.com/on
www.vimeo.com/onrunning
https://www.youtube.com/OnRunonclouds
http://bit.ly/LINE_on_running