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トライアスリートとして応援する、TOKYO 2020

投稿日:2017年4月6日 更新日:


関口秀之

text by:

©Akihiko Harimoto

トライアスリートとして応援する、TOKYO 2020

東京・港区を世界一のトライアスロンの街にしたい!

2015年6月、2020年東京オリンピック・パラリンピックのトライアスロン会場がお台場海浜公園に正式に決定しました。

私は港区トライアスロン連合の理事長でもあり、地域を代表するクラブの代表として、「港区を世界一のトライアスロンの街にしよう」と普及活動に励んでいます。

お台場をハイドパークに負けない「聖地」に。

お台場をイギリスのハイドパークにあるサーペンタイン・レイクのような“聖地”にしたいんです。そこは世界で初めて水泳大会が行われた場所で、競泳の起源の地になっています。ロンドンオリンピック・パラリンピックのトライアスロンでは、サーペンタイン・レイクでスイムが行われました。

トライアスロンは大規模な競技場の建設などを必要としない、自然に優しいスポーツ。ランも自転車も水泳も、すべて今ある環境を利用して競技ができる。だから地域の自然と調和することができるし、スペースが限られた都市に合っていると思います。

お台場に『日本のトライアスロンといえばここ!』という文化を定着させることで、港区からトライアスロンの魅力を全国に発信していきたいです。

単に会場施設に莫大なコストをかけるだけでなく、海を浄化する技術などを究めて、後々の世界に役立つものを提供していければ理想的  ©Akihiko Harimoto

特に競技場建設に莫大なコストをかけるくらいなら、日本が海を浄化する技術を開発し、その技術で世界中の海がきれいになり、そこでトライアスロンができる。そうなったら最高です。

クラブとしての目標も、世界一のトライアスロンコミュニティにすること。もちろん、競技環境の整備など、都市型だからこその壁はたくさんありますが、「東京オリンピック・パラリンピックという最大の普及の機会を得たから、あとはそこに向かってがんばるだけです。

©Akihiko Harimoto


トライアスロンは

都市の活性化にも最適

トライアスロンのトレーニングをすれば、マラソン大会に出たり、自転車レースに出たり、水泳のレースに出たりと、いろんな大会にチャレンジできるようになります。トライアスロンをきっかけに、さまざまなスポーツへの扉が開けるのです。

しかもトライアスロンは町を盛り上げることにもつながるので、スポーツツーリズムでの地域活性化に最適なコンテンツ。

港区をその成功モデルにすることで、トライアスロンだけでなく、スポーツビジネス全体が盛り上がっていけばいいと思っています。

©Akihiko Harimoto


2020年の東京へとつながる

「する・観る・支える」って?

3年前から始めたお台場オーシャンスイムフェスティバル、お台場マンスリーマラソン/お台場ウィークリーマラソン。毎年10月に開催中の東京アクアスロン/港区アクアスロン。港区体育協会と年3回実施している港区ジュニアトライアスロン教室全く経験の無い初心者対象として実施している港区トライアスロン教室(入門編/実践編)。

そして2017年度から3年をかけて、港区と連携協定を結んだ港区トライアスロン連合は有機的な各プログラムを展開し、2020年に向けて活動しています。

エイジグルーパーの皆さんには、ぜひ、お台場のイベントやレースに新たな仲間を誘い積極的にご参加いただき、またボランティア参加や審判員、指導員資格を取得いただきスポーツを支える、そして応援してスポーツを観戦するといった「する・観る・支える」といった部分に積極的に関わっていただき、世界中の誰もが世界一のトライアスロンの街と実感してもらえる環境を一緒に作れたら最高です。

その機会はこれからもたくさん作っていきますので、ぜひチカラを貸してください。

■著者プロフィール
関口秀之(せきぐち・ひでゆき)
都市型トライアスロンコミュニティ「青山トライアスロン倶楽部」代表。また、公益社団法人日本トライアスロン連合エイジ普及委員として、トライアスロンの普及活動にあたるとともに、港区トライアスロン連合理事長も兼任し、2020東京オリンピックの成功に向けた活動も手がけている。JTU(日本トライアスロン連合)中級指導員。トライアスロン・マイスター アドバンス(1級)。

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コメント

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  1. ロンドン五輪は、イギリスのエイジグルーパーもイベントの盛り上げに大いに貢献したと聞きます。我々日本のトライアスリートも、できることから2020東京五輪トライアスロンを応援しなきゃ、ですね!


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