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100×100×100=トライアスリートの考え方と一緒。≫≫≫竹内鉄平のアスリートBOOK SHELF #001

投稿日:2017年3月5日 更新日:


竹内鉄平

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達人・竹内鉄平のアスリートBOOK SHELF #001
『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』
西野亮廣 著/主婦と生活社 


トライアスロンにも、ビジネスにも生かせる一冊。

お笑い芸人でありながら、絵本作家としても活躍しているキングコングの西野亮廣さんの本。分業制で制作した絵本「えんとつ町のプペル」は絵本業界の常識を越え、27万部を越えて売れ続けている。そんな西野さんの考え方をまとめたビジネス書であり、自己啓発書でもある。

一番印象に残ったのは、何事も1万時間かければ100人の中で1番になることができる。
それを2分野、3分野と増やしていけば、100×100×100=100万人の中でトップになれるという視点。これはまさにトライアスリートの考え方と一緒。

スイム・バイク・ランそれぞれの種目でトップにはなれなくても、3種目を掛け合わせることで更なる高みにいける。

さらに、トライアスリートしてもトップに立つことができなかった(日本一になれなかった)自分。現在は「選手」×「コーチ」×「レース運営者」の3つの視点で日本一の「トライアーティスト」を目指している。

ひとつの分野でトップに立てなくても、決して自分には無理だと諦める必要はないということを学んだ。自分の適性、能力が生かせるものは諦めなければ必ず見つかる。むしろ、なければ作ればいい。

スポーツにもビジネスにも生かすことができる内容なので、ぜひ未読の方は読んでみて欲しい!

きっと型にとらわれず前に進む勇気がわいてくるはず。LM

 

■著者プロフィール
竹内鉄平(たけうち・てっぺい)
あすたまトライアスロンスクール代表。愛知県名古屋市・みよし市・豊田市を練習拠点に指導する傍ら、選手として2016年日本選手権にも出場。伊勢志摩・里海トライアスロンのレースディレクターのほか、イベントの企画運営も手がける。南山大学在学時は文化人類学を専攻。エリートトライアスリートにして読書家でもある。

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