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PB更新続々のヒミツ「フォームローラー&ナノフットローラー」

投稿日:2017年3月5日 更新日:


関口秀之

text by:

連載「達人たちの持ち物リスト」

file.01 関口秀之さん


PB更新続々のヒミツ!?「トリガーポイントのケアアイテム」

トリガーポイントのグリッドフォームローラー、ナノフットローラー、マッサージボール(=メイン写真)は愛用品です。

私自身足の悩みといいますか、外反母趾は親指側が横に広がった状態ですが、私の場合は小指側が外に広がる内反小趾というものを抱えていまして、昨年は東京マラソンに向けてランのトレーニング量をかなり増やしたこともあり、アーチが下がり内反小趾の痛みがレース直前にひどくなってしまいました。

マラソンに出る1週間前の沖縄合宿の際、ジョギングするのでさえ痛みがありつらかったのですが、大会を週末に控えた週の火曜日にナノフットローラーで足裏マッサージをしたら、なんと治ってしまいました。

それまで、内反小趾に効果的と言われる専用ソックスを購入したり、様々な五本指ソックスを試したり、通販で効きそうなものは色々購入して試したのですが、治らず……。

マラソン出場も半ばあきらめかけていた最後の手段のナノフットローラーでした。

レースのほうも自己ベストを達成。今までマラソンをすると必ず足のどこかが痛くなっていたのですが、全く痛みも出ずに、30km過ぎからもペースを落とすことなく安定した走りをすることができました。

フォームローラーを使った筋膜リリースはトライアスリートにも愛用者が多い(写真はチームケンズの佐藤優香) ©Kenichi Nakashima

それ以来、同じブランドのグリッドフォームローラーを使ったコンディショニングを毎週火曜日の港区スポーツセンターでのランレッスン時に取り入れ、筋膜をリリースし、可動域を広げ、コンディションを整えてからランニングすることで最高のパフォーマンスで練習ができる環境を整えました。

結果、多くのメンバーのみんなが自己ベストを続々と更新し、大人気レッスンとなっています。マッサージボールは個人的に利用していますが、スイムの可動域を広げるのにぴったりです。

ランが股関節の可動域であれば、スイムは大胸筋(胸)や広背筋(脇から背中)の筋膜をゆるめることによって、肩・腕の可動域が大きくなり、ストロークが大きくなります。

スイムがとても苦手だった自分も昨年のJTU朝スイムをきっかけに、プールでは自己ベストで泳げるようになってきました(レースではまだ発展途上ですが)。

この他、足つり防止の「クランプストップ」は必需品。いつもスイムバッグに忍ばせています。始めたばかりのビギナーがつった時にはいつも、お貸ししているのですが……それはまた次の機会にご紹介しましょう。LM

■著者プロフィール
関口秀之(せきぐち・ひでゆき)
都市型トライアスロンコミュニティ「青山トライアスロン倶楽部」代表。また、公益社団法人日本トライアスロン連合エイジ普及委員として、トライアスロンの普及活動にあたるとともに、港区トライアスロン連合理事長も兼任し、2020東京オリンピックの成功に向けた活動も手がけている。JTU(日本トライアスロン連合)中級指導員。トライアスロン・マイスター アドバンス(1級)。

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