軽量性・剛性でP5Xを上回る《PX》最新モデル
トライアスリートの間では圧倒的な人気を誇るサーヴェロは、3月13日に国内正式発表したニューモデル「P5 Disc」に続き、「P3X」の展開を発表した。
「P3X」は、その名が示すとおりサーヴェロの完全トライアスロン仕様モデルのフラッグシップ「P5X」がより買いやすい価格になった下位グレードモデルで、「P5X」がアメリカ生産だったのに対し、アジア生産となり、ハンドルまわりの調整も比較的シンプル(簡素)なものに。空力性能も「P5X」よりは若干低く(空気抵抗が大きく)なっている。
一方で、「P3X」をただのダウングレードモデルとは言えないメリットも多い。
たとえば重量。「P5X」よりも「P3X」のほうが軽く仕上がっており、フレームだけで16%軽量化、ハンドルまわりやシートポスト、ストレージBOXなどでもさらなる軽量化を図っている。
また、フレームの剛性においても「P3X」のほうが高く、その割に乗り味は、よりマイルドな仕上がりになっているという。
サーヴェロは今回の一連のリリースを、世界のトライアスロン(タイムトライアル)バイクカテゴリーのベンチマークと言える「Pシリーズ」の再定義と位置付けていたが、
「P5 Disc」「P3X」の詳細が公式発表されたことで、以下の2系統に分かれて進化していくことが明確になった。
★《PX》シリーズ:シートチューブのない「Ⅴ型」完全トライアスロン仕様(特にロングでの使用を想定)
★《P》シリーズ:剛性の高さや前傾の深いエアロポジションへの対応度など「速さ」を追究したトライアスロン&タイムトライアル(TT)兼用(UCIルール適合)
Lumina WEBマガジンでは、このニューモデル発表を踏まえた大塚修孝さん(トライアスロン・バイク&モノジャーナリスト)の解説記事を、近日掲載予定なので、乞うご期待。
P3X Ultegra Di2
ホイール:DT Swiss ARC 1450
価格:1,350,000円(税抜)
P3X Ultegra Di2 2.0
ホイール:DT Swiss P1800
価格:1,100,000円(税抜)
※サイズはいずれもS、M、L、XL
★P3Ⅹ&New P5国内ローンチ(3月22日)の模様
トライアスリートのために開発された《PX》の良さを、より多くのトライアスリートに
★仕様・機能面のトピックス
●エクステンションバーまわりの調整
*エクステンションバーの前上り角度を15・10・5・0度に調整できる
*取り付け位置を調整できるフロント・ボトル台座
●ベースバー
*エルゴノミック・デザインの新しいベースバー。調整幅20㎜
●ストレージBOX
*ダウンチューブ下のストレージボックス
*トップチューブのストレージ
◎東商会(サーヴェロ国内取扱元)公式サイト
http://www.eastwood.co.jp/lineup/cervelo/
P3Xはフレームセット販売はなく「完成車」のみの展開とのことです!
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ホイールは要らないので、フレームセットのみの販売価格を教えてください。
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