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サーヴェロ《P5 Disc》が国内正式発表。Pシリーズの再定義、公開へ

投稿日:2019年3月13日 更新日:


ルミナ編集部

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Pシリーズ:Performanceを追究したトライアスロンバイクのベンチマークを再定義

KONA(アイアンマン世界選手権)で14年連続してシェアNo1の座をキープするなど、トライアスリートの間では圧倒的な人気を誇るサーヴェロが、P5X以来となるトライアスロン(タイムトライアル)バイクのニューモデル「P5 Disc」をリリース。3月13日、日本国内でも正式に発表された。

同社のトライアスロン(タイムトライアル)バイクカテゴリー「Pシリーズ」は、人気モデルP3に象徴されるようにトライアスロンバイクの中でも最も世界に浸透した、まさにベンチマークといえるライン。

サーヴェロは今季(この後に発表される別モデルも含め)一連の新作発表で、この「Pシリーズ」を整理し、再定義していくことになりそうだ。

Simply.Faster. シンプルに、もっと速く。「P5」後継としての意味

今回発表された「P5 Disc」は、シートチューブのない異形モデルの最新作「P5X」の後継ではなく、人気モデルは「P2」「P3」からの系譜を継ぐ「P5」の後継という位置づけ。

すべては究極の「パフォーマンス」のために――と謳っているように、P5Ⅹで打ち出した新しい機軸=ユーザビリティ(使いやすさ・扱いやすさ)や快適性などは主題ではなく、「シンプルに、より速く」を究めていく王道Pシリーズの最新モデル。

既存のP5はフォークの形状などでUCI規定をクリアしたモデルもリリースされたものの、基本的にはUCI規定を度外視したトライアスリート向けモデルがメインだった。

しかし、今回のNew「P5 Disc」では、その空力性能と剛性の高さを維持しつつUCI規定もクリア、さらなる軽量化、より繊細なプロ仕様のエアロポジションにも対応するフィッティングのしやすさなどを実現している。


P5 Disc Dura Ace Di2 R9180 (デュラエースDi2)
カラー:Black/Green/White
ホイール:Enve SES5.6 Disc
価格:1,700,000円(税抜)


P5 Disc Ultegra Di2 R8070 (アルテグラDi2)

カラー:Black/Green/White
ホイール:DT Swiss P1800
価格:1,100,000円(税抜)


P5 Disc Framesetフレームセット

カラー:Navy/Coral/Black
価格:750,000円(税抜)

※サイズ展開はいずれも48、51、54、56


★サーヴェロが掲げる「NewP5」プロジェクトのテーマ

・Redefine Aero Benchmark>>エアロベンチマークの再定義
・Lighter Weight>>軽量化
・World Class Stiffness>>ワールドクラスの剛性
・Accommodates the Pro Riders fits>>プロ仕様のより繊細なフィッティングに対応
・UCI Legal>>UCI規定を遵守


★仕様・機能面のトピックス

●スタック調整

●エクステンション調整
*1本のボルトで突き出しの調整が可能
*サイクルコンピューターをマウントできる穴

●エアロバー突き出しの調整幅95㎜

●パッド調整
*パッドをベースの位置から45㎜後退させられる
*パッド設置幅が外―外で226㎜~286㎜(60㎜調整幅がある)

●エクステンションバー形状
*30度、50度、Sベンドの3タイプ

●ベースバー
*380㎜幅
*一体成型のベースバーグリップ
*グリップを反転させられて、最大20㎜ショートリーチにできる

●シートポスト
*既存のP5ポストか、P5Xボトルマウント・インターフェイスを付けられる

●AERO BOTTLE 500
*UCIルール適合
*容量500ml(どの角度からの風に対しても、ボトルなしの状態とほぼ同じ空気抵抗)

●SMARTPAK
*ふたつのトップチューブストレージを備える

●BTA BOTTLE MOUNT

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