2年ぶりお台場での日本選手権開催
10月9日(日)に行われる日本トライアスロン選手権に先駆け、選手記者会見が屋外で行われた。
今年の日本選手権は、「Applause for Tokyo! 東京に喝采を」をテーマに、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会後初のお台場開催となる。
記者会見に参加した4選手がレースへの意気込みを語った。
福岡啓(オクタケグループ/福井)
スイムの調子が悪いけれど、バイクで追う展開には自信があって、ひとりぼっちでも集団を追ってそれで良い展開で進んで表彰台を、トップを目指したいと思います。
先週の国体でもバイクで追いかけて、というレースでした。できれば最初(スイム)から行きたいですが、日本やアジアの試合ってスイマーが多いので、先に行かれてしまわないようにするっていうのが、今回のキーかな、と思います。
気になる選手は、池口いずみさん(日体大)が結構スイムもバイクもこげる印象があって、楽しみです。
前回の国体後、胃がキリキリしたり、体調が悪かったのですが、コンディションが悪いと思わないように、プラスのことを考えて、明日は優勝目指して頑張ります。
佐藤優香(トーシンパートナーズ、NTT東日本・NTT西日本、チームケンズ/山梨)
前回優勝したのは2017年。明日のレースは、まずこのレースは楽しんだ人が勝てるレースだと思っているので、スイムから積極的にレースを進めて、チーム員との戦略もあるので、チームメイトでしかり結果を出していきたい。
スイムで安西琴美選手に注目していて、安西選手がスイムを作っていくので、そこを踏まえた戦略を考えています。
お台場は、東京オリンピック、日本選手権の舞台。私は、オリンピックという夢の舞台にいけなかったという想いが残っているので、日本選手権で戦えることがうれしいですし、すべてのことを自分の味方にして、楽しんでいきたいでいきたい。
徳山哲平(早稲田大学・ロンドスポーツ)
スイムから積極的に攻めていって、バイクでも攻めて、ランで粘るレースができれば。普段小田倉さんと練習していますが、小田倉さんとレースできることで、世界とのレベルの差を感じられる体験ができればと思っています。
スイムが早くてバイクも強い選手もいるので、そこの選手をマークして。前回の日本選手権、国体では、バイクの強さが求められるレース。このレースもそうで、ランまで粘りたい。
メインは日本選手権で3位以内を狙っていきたいですが、U23にも吉川恭太郎選手ら強い選手もいるので、勝ち切りたいと思っています。
レースナンバー1をいただけるのは光栄なことで、すごくうれしかったんですけど、この番号に恥じないように、レースを進めていきたい。前回お台場で開催されたとき自分にとっては、憧れの舞台だった。その憧れの舞台でベストパフォーマンスを発揮できたらなと思う。
小田倉真(三井住友海上/東京)
昨年のオリンピック後、3カ月休養をとりました。動き始めたときは、もう一度世界と戦うのが怖く、未だにパリ(オリンピック)に向けた言葉は重いのですが、今年のレースで目標を達成する楽しさ、世界の選手と交流する楽しさを感じ、トライアスロンって楽しいなと思えたので、今年の目標は達成できたかな、と思っています。明日は、表彰台のトップに立ったことがないので、優勝目指して頑張りたいと思います。
優勝候補のひとりと言われているので、気を抜かず、いち挑戦者として、お台場に戻れたことを楽しみながらレースしたいです。
本当は、お台場=オリンピックと言いたいところだけれどオリンピックのときは実は緊張し過ぎてコースを覚えていないんです。
僕にとってのお台場は、やはり日本選手権という感じがして、日本選手権がお台場に戻ってきてうれしい。未だコロナ禍の状況で、難しい部分もあるけれど、応援に来てくださる皆さんの前で元気あるパフォーマンスを出せるように頑張ります。
8:25 女子スタート
11:00 男子スタート
開催地:東京都港区 お台場海浜公園、臨海副都心トライアスロン特設会場
競技内容:51.5km(スイム2周回1.5km、バイク8周回40km、ラン4周回10km)
※写真は昨年の日本選手権の様子(女子優勝上田藍選手)
▼スタートリスト
https://www.jtu.or.jp/national_championships/startlist.html
女子21名、男子34名
▼ライブ配信
https://www.youtube.com/channel/UCVDeZm3hyrZQMn0G19iQzDQ
▼ライブタイミング(記録速報)
https://systemway.jp/22championships
▼大会HP
https://www.jtu.or.jp/national_championships/index.html