頑張れているときに限ってコンディションが崩れる・・・なんてことありませんか?
目指すレースに向けて、しっかりとトレーニングを行う。しかし、「イイ感じに追い込むことができたとき」や「頑張って練習を積めたとき」に限って風邪をひいたり、もともともっていたアレルギーが出たり、直接的な故障じゃなくてもコンディションを崩す、なんていうことは、トライアスリートなら誰もが経験したことがあるはず。
レース前のトラブルというべきこの事態。さまざまな要因が考えられるが、その原因のひとつとして考えられるのが免疫力の低下だ。
激しいトレーニングを積んでいるトライアスリートは、 免疫力も強いはず。そう思われがちだが、実はそうとも限らない。適度な運動は免疫力をアップさせるが、 激しい運動はかえって免疫力を低下させてしまう。 マラソンなどの強度の強い運動をした人は、しなかった人に比べて運動後に上気道感染症(風邪)にかかる 率が2~6倍に増加したという報告もある。
なぜ激しいトレーニングが免疫力を低下させるのか。
私たちのカラダには、 ウイルスなどの侵入を防ぐため、 口腔内や腸管に分泌型免疫グロブリンA(以下IgA)という抗体を分泌させる機能が備わっている。これはいわば感染症から身体を守る最前線の砦。これは病原体と最初に接触する、目、鼻、口、腸壁などの粘膜部分でバリア機能を果たす「粘膜免疫」で、中心的な役割を果たす免疫物質。病原菌やウイルスにくっついて、 病原体が体内に侵入するのを防ぐ役割がある。分泌される量が、身体を守る免疫の目安と考えられている。 しかし、この砦であるIgAは激しいトレーニングによっ て減ってしまうことも分かっている。
ある研究者によれば、5週間ほどの強度の高い合宿に 挑んだ選手を調べたところ、2週間でIgAが普段の50%近くにまで減っていしまった選手もいたとのこと。
またIgAは長時間の飛行機移動でも低下するデータもある。トライアスロンは旅するスポーツ。万全な体調のままトレーニング期間を終えても、レースに向かう飛行機の上で体調を崩してしまうこともあるのだ。
IgA 分泌量の低下を防ぐには・・・
ではこのIgA の低下によるコンディションの悪化を防ぐことはできないのだろうか? レース直前の追い込んだトレーニングによって、低下したIgAのレベルを高める効果がある物質として期待されているのが、乳酸菌「b240」だ。
そもそも乳酸菌には、「腸の調子を整える」「便通を改善する」「肌をきれいにする」「花粉症の症状を緩和する」「インフルエンザを予防する」などの効果が報告されているが、「b240」はその摂取によって唾液中の「IgA」の分泌量が増えることが確認されている。大塚製薬大津栄養製品研究所の斎藤高雄さんは次のように語る。
「b240はタイ北部で長らく愛飲されてきた発酵茶『ミヤン』から取り出された乳酸菌。加熱しても有効性を発揮し常温での長期保存ができることから、注目され ています。体調を崩したくないアスリートはもちろん、 普段の生活でも活用の範囲は広がっていくことでしょう」
すでにさまざまな試験が行われていて、b240を毎日20億個摂ることでIgAの増加はもちろん、風邪の罹患率の低下も報告されている。
味噌、漬物、納豆、ヨーグルト、チーズ・・・と普段の食生活でもなじみのある発酵食品。トライアスリートの中には、積極的に食事に取り入れている人も多いだう。コンディショニングアップの新しいメソッドとして、乳酸菌b240の摂取も考えてみてはいかがだろうか。
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