日本の美しい実写映像コースが増えることに期待
実写を使った映像コースでバーチャルなライド&ラン体験ができるAR(拡張現実)プラットフォーム「ROUVY」(ルービー)の日本国内サービスが本格化する。
ROUVYを運営するチェコ共和国のVirtual Training s.r.o社は、グローブ・スポーツコミュニケーションズ(本社:東京都千代田区)とパートナーシップ契約を締結。
両社は「日本ならではの美しいサイクリング、サイクルレース、ランニングのコースを制作し、日本国内だけでなく、世界中のスポーツ愛好家が、自宅にいながらにして、日本の素晴らしいロケーションを体験してもらうこと」をそのパートナーシップの目的として掲げている。
IRONMANのオフィシャルパートナーでもあることから、トライアスリートには「IRONMAN VR」「IRONMAN VC」でおなじみのROUVYだが、これまで日本国内には、独自のARコース・プロデュースなどを担う公認の窓口(オフィシャルパートナー)がなかった。
ROUVYジャパンオフィシャルパートナーとなったグローブ・スポーツコミュニケーションズの宮田泰郎代表は、パートナーシップ締結のプレスリリースで以下のように語っており、今後、日本国内の魅力的なロケーションを発信して「観光誘致」の役割も果たす実写映像コースや、日本発信のROUVYイベントが増えていくことが期待できそうだ。
「ROUVYの最大の特長である実写によるバーチャルスポーツ体験の提供は、『その場にいるというリアルな感動』を与え、世界に向けては『日本のロケーションのリアルな魅力』の発信が可能となります。私たちはROUVY社と共に日本独自のARコースを数多くプロデュースすることで、世界中にバーチャルスポーツと日本の魅力を感じて頂くことを目指します」(宮田代表)
ROUVY(ルービー)
チェコに本社を置くVirtual Training s.r.o社が開発したアプリ。日本をはじめとする世界各国・300以上の実写映像コースを収録しており、アバター(※バーチャルリアリティー世界での分身)を使って、自宅にいながらにしてレースイベントやグループライドに参加したり、友達と一緒に世界中を走ること(サイクリング&ラン)ができる。
■ROUVY公式サイト:https://rouvy.com/