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【Race Review】<アイアンマン70.3厦門>新旧の街並みが美しい高速コース(中国)

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ルミナ編集部

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アイアンマン70.3廈門

2019年までに出場した人に「アイアンマン70.3厦門」の魅力について聞いた。レース選びの参考にしよう!

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Photo by Lintao Zhang/Getty Images

【気候について】

海水温は21.6℃ウエット着用可。気温は16-26°、湿度は低く、風もほぼない。2バイク時には小雨が降った。コンディション的には最高。

【スイムコースについて】

潮流に乗って泳げるワンウェイのコース。通常のタイムより5-10分速く泳げる。

250m沖に出て1400m陸に沿って泳ぎ250m陸に向かって泳ぐコースだったが、潮流の関係で500m沖に出て1350m陸に沿って泳ぎ50m陸に向かって泳ぐコースに変更された。透明度は低く前は見えない。

三角ブイが100mごとに設置されている、前半は黄色のブイ、後半は赤色のブイで自分が泳いだ距離が感覚的にもわかるよう工夫されている。

【バイクコースについて】

ウナギの寝床のようなトランジッション。バイクラックが左右に1本ずつしか設置できないため600mくらいある。AWAの選手は番号が若くバイクを押す距離が短くて有利。バイシューズはバイクにつけておくことをお勧めする。そうでないとバイクシューズを履いて数百メートルもバイクを押すことになる。

バイクコースはフラットのハイウェイを行って来いの2周回。橋のアップダウンや内陸に入るところでアップダウンはあるが距離は短く斜度も低いため気にならない。路面もよく幅員も2車線ある高速コース。海と高層ビルの間を走る気持ちの良いコース

エイドは南北の折り返し2か所×2周で4回通る。ボトルをとるのはスピード落としてとらないと難しい。

【ランコースについて】

海岸沿いの公園を走るコース。こちらも行って来いのフラットコースを2.7周。すれ違うコースになっているのでライバル選手との差を確認できる。

【大会会場の立地・アクセス】について

アクセスは良い。厦門空港から会場までは15㎞、タクシーで20分、料金は40-50元。バイクはタクシーの後部座席に積むことができる、人は助手席に。成田ー厦門は往路4:50、復路は3:35。

【バイク輸送】について

バイクポータープロでANAにのりましたがオーバーチャージはなし。変速用バッテリーも問題なし。関西から厦門航空に乗った知人はチケット35,000円だったがオーバーチャージで往復36,000円とられていたので要チェック。

【アコモデーション(宿泊設備・サービス)】について

会場から400mの日航ホテルに宿泊、コスパは非常に良い。大会当日は早くからレストランをオープンしてくれる。コンセントは日本のものが使える。

オフィシャルホテルのInternational Seaside Hotelが便利だが宿泊費は高め。

【観光・グルメ】関連情報

厦門は新旧入り混じった街。高層ビルから少し歩くと、昔ながらの市場や食堂がある。食事は美味しい海の幸が安く食べれる。
街にはマッサージ店も多数あり、クオリティも高い。1時間で100元程度。レース前後には欠かせない。

【そのほか】

◆クレジットカードはホテル以外は使用できないのでキャッシュは必要。
◆アワードパーティー、町のレストラン含めビールがぬるい。
◆歩道を電気スクーターがガンガン走っており歩きスマホなどしているとひかれそうになる。
◆トランジッション、スイムスタート地点に入る時に公安による荷物検査、ボディチェックがある。
◆レトルトライスは電子レンジが借りれず使用不可。
◆道路封鎖は完璧、車やバスを使って完全に封鎖するので安心。
◆中国語で何度も話しかけられるので日本人アピール必要。
◆大会会場にメカニック在中しておりメンテもしっかりしてくれる。
◆T1からスイムスタートへの移動はゴルフ場にあるような電気カートに乗って移動できる。

※写真はすべて大会事務局提供。

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