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ニナー賢治がアジア王者に。日本勢が公言どおり表彰台を独占

投稿日:2021年4月24日 更新日:


ルミナ編集部

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男子優勝のニナー賢治。「強化してきたスイムで成果が出せた。今年初めての国際レースで勝てて良かった。次(WTS横浜)は世界と戦います」©Akihiko Harimoto

アジアトライアスロン選手権 2021 廿日市
「強さ」を印象づける圧勝でニナーが初戴冠

アジアトライアスロン選手権 2021 廿日市(はつかいち)が4月24日、開幕し、パラトライアスロン、エリート男女のレースが開催された。

コロナ禍の中で、いわゆる「バブル形式」をとって開催された初めての国内トライアスロン大会にして、東京2020オリンピックの国別枠をかけたポイントランキングの上でも重要な位置づけの一戦、午前中に開催された男子エリートのレースでは、昨年の日本選手権も制しているニナー賢治がラン序盤から独走態勢にもちこみ初優勝。

帰化申請が通り日本国籍を取得後、初めてのレースでアジア王者の座に就き、東京2020に向けた日本代表のエースとしての活躍を期待させる「強さ」を印象づけたレースとなった。

前回アジア選手権王者のオスカー・コギンス(ホンコン・チャイナ)vs日本代表という構図が注目されたが、2位に北條巧、3位に古谷純平が入り、大会前に古谷が公言したとおり、「日本勢での表彰台独占」を果たしている。

スイムでチーム日本をけん引した北條(手前)、ニナー賢治がこれに続く ©Akihiko Harimoto

バイクは古谷、ニナー、北條、コギンスの4人がトップ集団を形成。統率のとれていない後続集団を引き離し、下馬評どおりコギンスvs日本勢の表彰台争いに  ©Akihiko Harimoto

予告どおりの表彰台独占を果たしたチーム日本男子。左から北條、ニナー、古谷 ©Akihiko Harimoto

男子エリート上位
(順位/名前/国名又は所属/総合タイム)

1 ニナー 賢治(NTT東日本・NTT西日本/山梨)1:48:59
2 北條 巧(博慈会、NTT東日本・NTT西日本/東京)1:50:00
3 古谷 純平(三井住友海上/東京)1:50:29
4 オスカー・コギンス(ホンコン・チャイナ)1:51:29

>>エリート男女公式映像Youtube配信はコチラ

パラトライアスロン公式記録
https://www.jtu.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/04/Para_result_2021-Asia-Triathlon-Championships-Hatsukaichi.pdf

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