BODY CONDITIONING

宮古島大会から1週間。 55歳の旅烏、アミノ酸補給でどう変わった?

投稿日:2017年5月15日 更新日:


謝孝浩

text by:

©Kenta Onoguchi

BODY CONDITIONING  Weekly #005

宮古島大会から1週間。
55歳の旅烏、アミノ酸補給でどう変わった?

ダメージを残さずに練習を継続できるかが課題だった

リポート/謝 孝浩(旅烏)

今回、3年ぶり10回目の参戦となる宮古島トライアスロン。あまりタイムを気にしないノロ亀・旅烏だが、50代も半ばの年齢になり、クリスマスに出場が決定してから、冬場の練習を経て大会当日を迎えるまで、ダメージを残さずに練習を継続し、余裕をもって完走できる身体にどう仕上げていくかがが課題だった。

数年前から練習後にアミノバイタル®ゴールドを摂取して、コンディションがキープできていたので、3月からはアミノバイタル®中心にサプリメントを摂取して練習するようになった。

苦手なバイクを強化するために、3日連続で120kmこいだり、DHポジションで5時間耐久の練習会にも参加したが、あまりダメージを感じることなく練習が積めたような気がする。

そして迎えたレース当日。前の晩から、入念に摂取するサプリメントをリスト化して準備した。

今回の宮古島大会用に、謝さんが実際に用意した決戦アイテム&サプリメントの数々

旅烏のエネルギー&アミノ酸補給リスト

▼起床時
「アミノバイタル®プロ」1包

▼スタート1時間前
「アミノバイタル®パーフェクトエネルギー(以下パーフェクトエネルギー)」1個、「アミノバイタル®プロ」(以下プロ)1包、塩タブレット2個

▼T1(スイム→バイク・トランジション)
「パーフェクトエネルギー」1個、「プロ」1包、塩タブレット2個

▼バイク(0km〜135km)→100kmまでに飲みきる
「パーフェクトエネルギー」2個
(スポーツドリンクと混ぜ、少し撹拌させ、DHバー上のボトルに入れる)
「プロ」3包→30kmごとに1包摂取
(1包をオブラート2つに包み、弁当ボックスに設置)
アミノバイタル®ゴールド(以下ゴールド)2包→予備、エイドでバイクを降りた時に摂取(弁当ボックスにパッケージのまま設置)

▼バイク(135km地点)スペシャルエイド
「パーフェクトエネルギー」1個と「アミノバイタル®ゴールド(ジェルタイプ)」1個、焼き菓子2個

▼バイク(135km〜157km)→中間地点で摂取
「プロ」1包
(1包をオブラート2つに包み、弁当ボックスに設置)

▼T2(バイク→ラン・トランジション)
「パーフェクトエネルギー」1個と「アミノバイタル®ゴールド(ジェル)」1個

▼ラン(0km〜16.5km)携帯
「プロ」2包、スポーツようかん1個、塩タブレット6個

▼ランスペシャルエイド(16.5km)
「パーフェクトエネルギー」1個と「アミノバイタル®ゴールド(ジェル)」1個、焼き菓子2個

▼ラン(16.5km〜42.195km)携帯
「プロ」1包

▼フィニッシュ
「アミノバイタル®ゴールド」1包

3年ぶりとなった宮古島大会。レース前日は、しっかりアミノ酸補給とともに、
チームの仲間とバイクコースの一部を試走して万全を期した ©Kenta Onoguchi

 

予定どおりの補給を実践するも脱水症状で失速・・・

実際のレースでは、ほぼバイクパートフィニッシュまでは、予定どおりに摂取できた。スポーツドリンクと混ぜ、DHバー上のボトルに入れたアミノバイタル®パーフェクトエネルギー2個は、100kmまでに飲みきった。

またバイク技術が低いので、アミノバイタル®プロのパッケージを自転車の上で開ける自信がなかったため、パッケージから出して、オブラートに包んで弁当ボックス(補給食用ストレージ)に入れ、30kmごとに自転車に乗りながら飲むことができるように工夫した。またサプリメントだけでなく東平安名崎のエイドでは、おにぎりを2個食べることもできた。

アミノバイタル®はパッケージから摂るのがベストだが、長丁場(157km)のバイクパート中、バイクに乗りながらでもアミノバイタル®プロを確実に摂れるようオブラートに包んで携行してみた

しっかりと補給できた実感をもちながら、ランパートへと入った。ランスタートしてから10km過ぎまでは、調子も良かった。10kmごとに摂取するために携帯していたアミノバイタル®プロ1包を摂取するところまでは、予定通りだった。

しかし、次第に気持ちが悪くなってきた。日差しは強かったが、蒸し暑くはなかったので、少し油断していたかもしれない。たぶん脱水症状の兆候が出てきたのだろうと思う。16.5km地点のスペシャルエイドでは、固形物がまったく受け付けなくなっていた。楽しみにしていた焼き菓子も食べる気がしなかった。

底力は、どこから湧いてきたのか!?

アミノバイタル®パーフェクトエネルギー1個だけ摂取して、先に進んだ。それから折り返しまでの5kmが辛かった。歩きはしなかったが、かなり失速した。折り返し地点のエイドでは、コーラしか受け付けなくなった。今にも戻しそうになったが、吐き気が治まると、少しずつ気持ち悪さがなくなってきて、次第にペースを上げることができた。

それ以降も固形物は受け付けず、まったく補給はできなかったが、淡々と走ることができた。最後はキロ5分半くらいまでスピードアップしてフィニッシュ。ビルドアップ気味に最後まで粘りの走りができたのは、それまで蓄えていたエネルギーのおかげのような気がする。

フィニッシュ会場で待っていてくれたチームメンバーとともにフィニッシュ


今回の宮古島大会の旅烏の記録
12:45:56 (858位/1552人中)
Swim 1:10:15 (734/1552) Bike 6:18:37 (1105/1552) Run 5:17:04 (749/1552)

フィニッシュ後は、すぐにアミノバイタル®ゴールドを摂取することを忘れなかった。それから1週間は、アミノバイタル®ゴールドを摂取し続けた。レースの1週間後には、ほぼリカバーでき、精神的にも意欲が湧いて、茅ヶ崎(神奈川県)サザンビーチでアクアスロンの練習会に参加した。

スイム3km、ラン16kmを、宮古島のレースのダメージなく練習することができたのである。歳を重ねると、どうしてもリカバーに時間がかかるようになる。アミノバイタル®を利用して、今後も楽しいトライアスロンライフを持続していきたいものだ。

今回の宮古島で謝さんが実戦投入したアミノバイタル®製品(左からアミノバイタル®プロ、同・パーフェクトエネルギー、同・ゴールド)。準備やレース後も含め、確かな違いを実感できた

■著者プロフィール
謝 孝浩 (しゃ・たかひろ)
雑誌『Triathlon Lumina』誌面の人気レースリポート企画「トライアスロン旅烏(たびがらす)」でもおなじみの作家・トライアスリート。1962年長野県生まれ。50代も半ばの寅年男。トライアスロン歴17年を超えたにもかかわらず、あいかわらずバイクが大の苦手。極度に身体が硬い、腰痛持ち、おっちょこちょい。三重苦を抱えながらも、トライアスロンライフをこよなく愛す。旅烏のコミュニティサイト(練習日誌公開中。チーム員も随時募集中!)http://www.triathlontrip.com/

レース前々日、チームの結団式でトライアスロン・トリップのメンバーにアミノバイタル®製品についての説明をする謝さん。自身も数年来のアミノバイタル®ユーザーだ ©Kenta Onoguchi

 

ロングのレース前に学ぶ、アミノ酸補給 @宮古島トライアスロン

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