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familyで参加がオススメ《大原里絵さんのタテトラリポート》

投稿日:2023年4月4日 更新日:


ルミナ編集部

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2022年館山わかしおトライアスロン ©KentaOnoguchi

4人それぞれのカテゴリーでトライアスロンデイを満喫した細田家。「家族でも1日楽しめるタテトラ」を体現した。来年も、ぜひ! 2022年館山わかしおトライアスロン ©KentaOnoguchi

青天のタテトラ。

13回目にして房総シリーズの一戦となり、ファミリーで楽しめるレースに生まれ変わった、わかしおトライアスロン。家族4人でレースを満喫した大会会長·細田雄一選手の妻、大原里絵さんが振り返る、賑やかなレースデイ。

写真=小野口健太 Photographs by Kenta Onoguchi
文=大原理里絵 Text by Rie Ohara

2022年館山わかしおトライアスロン ©KentaOnoguchi

豪華なゲストが華を添えた13回大会。右から大会会長も務めた細田雄一、TKこと竹谷賢二、上田藍、貴田裕美、松田丈志、篠崎友、山本康貴(敬称略)©KentaOnoguchi

館山わかしおトライアスロン
2022年5月29日
千葉県館山市 沖ノ島/海上自衛隊 館山航空基地
天候:晴れ 気温:21.9℃ 水温:20.7℃
参加者数(完走者数)/完走率%
オリンピックディスタンス:541人(506人)/93.5%
スプリントディスタンス:154人(135人)/87.7%
チャレンジ:60人(56人)/93.3%
ジュニアA/B:67人(66人)/98.5%
※完走者数にはOPEN参加のゲストも含む

>>2023年レースのお申込みはコチラ

大原里絵さん

大原理絵 Rie Ohara
ビューティモデルとして多数の女性誌や広告で活躍。バスケットボールでインターハイ・国体優勝、実業団での選手経験をもつアスリートでもあり、趣味はランニングとトライアスロン。夫はオリンピアンで本大会会長も務めた細田雄一選手。館山市在住。

2022年館山わかしおトライアスロン ©KentaOnoguchi

5月末とは思えないほどの夏空に恵まれたタテトラの週末。前日イベントが開催された土曜日も、レース当日の日曜日も見事に晴れ渡り、久しぶりに「晴れのタテトラ」が帰ってきた!  ©KentaOnoguchi

家族みんなで、楽しんじゃおう!

3年ぶりに開催された館山わかしおトライアスロン(タテトラ)に、ジュニアトライアスロンが新設され、家族で1日楽しめるトライアスロンレースに生まれ変わったことを知り、「よし!細田家も家族でトライアスロンを楽しんじゃおう!」と盛り上がり、小1の末っ子長男、小3の次女はジュニアトライアスロン、夫はもちろんオリンピックディスタンス、私はスプリントディスタンスにエントリーしました。

子どもたちは普段から泳いでいるので、バイク↓ランを遊びながらやり、トランジションの練習も何度かやりました。私は1カ月弱、仕事や母業務の合間にひとりランニングをしたり、洗濯したり・バイクに乗ったり、夕飯作ったり・泳いだり、入学式だったりと、とにかく忙しいけれど、それを楽しんで無理なくトレーニングしました。

レース前日には、親子向け海の安全教室に参加。ライフセーバーの方から泳いでいて苦しくなったりしたら、仰向け浮きをすることを子どもたちと学びました。私自身も再確認することができて良かったです。

2022年館山わかしおトライアスロン ©KentaOnoguchi

海上自衛隊 館山航空基地の中を走るバイクコース。豊かな自然が残り、非日常感あふれる静かな時が流れる基地の中をトライアスリートたちが行くか ©KentaOnoguchi

レース当日は、まず自分と子どもたちの準備から。レースナンバーを付け、忘れ物がないかチェックし、あわただしく家を出てレース会場に着くと、すぐ自分のトランジション、子どもたちのトランジションと準備をしました。その後、子どもたちは、すぐ海へ遊びに行ってしまいましたが(汗)。

今回は私と子どもたちのレース時間が重なっていて(夫は大会会長を務めつつレースにオープン参加していたので)友人ご夫婦に子どもたちのフォローをお願いし、私はスタート地点へ。久しぶりのレースに対する緊張に加え、海の様子が朝と違っていることに気が付いてしまいました。

タテトラのウリは、やはり透明度が高く、キレイな海。取り巻く風景も南房総らしくのどかで緑豊か ©KentaOnoguchi

潮が満ちているではありませんか……。私は一番後ろからスタートしたのですが、どうも調子が上がらず、潮が満ちているから? 自分の体調が悪いのか? いやただの練習不足? と泳いでいると、昨日習った仰向け浮きをしている人もいて、苦しいのは私だけじゃないんだなと。

「この後、子どもたちがスタートするんだぞ」と冷静な自分もいて、まずは第1ブイまで頑張ってみよう!次は第2ブイまで……と泳ぎ進み、無事にスイムアップ。バイクはとても楽しく乗れました。

2022年館山わかしおトライアスロン ©KentaOnoguchi

家族で楽しめるレースを目指して、小学生も参加できるジュニアトライアスロンに加え、未就学児も参加できる「スイミー」を新設 ©KentaOnoguchi

2018年に館山へ移住して友達もたくさんできましたが、その友人たちが応援してくれて、とても力になりました。

移住については当初、夫だけが練習環境の良い館山へ行くと話していたのですが、子育ての環境も良さそうなので、私たちも移住することに。

幼稚園入園式の記念撮影でアリが怖くて足を上げて写真に写っていた次女も今では、田んぼも海も平気で走り回って、木登りもします。館山では、広い空とキレイな海が生活の中にあります。

2022年館山わかしおトライアスロン ©KentaOnoguchi

小学生も未就学児も、ちゃんと海を泳げる(歩ける?)トライアスロンは意外と少ない。タテトラならキレイな海で体験できます!©KentaOnoguchi

親子それぞれ失敗も楽しみ心に残る1日に

最後のランでは、レース中の子どもたちを見つけることができました。お互いレースをしているのは初めてだから、とてもうれしくなりました。私がもう少し頑張れていたら、子どもたちのゴールも見られたのですが……こちらの楽しみは、また来年ということで。

今回タテトラではプロのカメラマンがレースの写真を撮ってくれるというサービスがあったので、後から子どもたちの頑張っているシーンを、写真を通して見ることができ、真剣な表情で取り組む子どもたちに心打たれました。

2022年館山わかしおトライアスロン ©KentaOnoguchi

細田選手と同じ博慈会所属の加藤条治さん(スピードスケート銅メダリスト)も出場し、オリンピアンが6人も参戦するレースに ©KentaOnoguchi

レース時間が重なったことにより、子どもたちも母さんにうるさく言われず(笑)自分で考えて泳ぎ、基地の中を、ひとりで自転車に乗ることができ、トランジションでハプニングに遭ったり、色々な経験ができたようです。

末っ子長男はラン1周回のところ2周してしまい、失敗から学ぶという経験も。それにしてもパパもバイクを1周多く走ってしまったとのことで(笑)親子ですね〜。スイム、バイク、ラン、トランジション、なかなか全てが上手くいくことがないからこそ、トライアスロンは楽しいんでしょうね。

2022年館山わかしおトライアスロン 

タテトラ・バックパネルも記念撮影スポットとして好評。家族で楽しんだトライアスロンの1日の思い出に ©KentaOnoguchi

タテトラのレース当日は、ちょうど私の45歳の誕生日だったのですが、家族と1日トライアスロンを楽しんで、とても良い時間を過ごせて、心に残る誕生日となりました。

2022年館山わかしおトライアスロン ©KentaOnoguchi

コロナ事情に配慮し、大会会場内は原則無観客での開催となったが、その分、ボランティアの皆さんの応援も賑やかで熱く ©KentaOnoguchi

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