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IRONMAN70.3 セントレアの戦い方>>>チームVAAMシーズン2《準備編》

投稿日:2017年7月24日 更新日:


ルミナ編集部

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チームVAAM1期生
経験を力に70.3再び。

トライアスロンは、「経験」も競技力となるスポーツだ。昨年に続き、「運動で、体脂肪を燃やす」チカラを通じて、カラダと心のエネルギーを引き出すアミノ酸VAAMのサポートを受けて「アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン」に参戦したチームVAAM「1期生」は、経験をいかに活かしてレースに挑んだのか。

体脂肪のエネルギー活用を意識すれば、
最低限の補給で動き続けられる

昨年、セントレアで躍動したチームVAAM1期生が、またこの地に戻ってきた。VAAMとともに戦った昨年の経験と、そこで得た手応えを踏まえ、レース前の準備をレベルアップ。1期生メンバーのうち平谷隼さんと前田千晴さんにスポットライトを当て、レース前のトレーニングスケジュールと、コンディショニング法を紹介し、実際のレースでどのような結果に結びついたのかを総括しよう。

昨年は、この70.3セントレアの後、コナ(IRONMAN選手権)でも大会最年少完走を果たした経験をもつ平谷さんは、レースに対する準備のひとつに、補給の重要性を挙げる。

「ミドルの距離なので補給は最重要です。エネルギー戦略として昨年からVAAMを取り入れました。今年は、練習前はもちろんですが、練習中にもVAAMを活用しています。補給というと糖質を補給するイメージですが、糖質補給を最低限にしても、体脂肪のエネルギー活用を意識すれば、動き続けられると感じています。また、レース当日は、天気予報で湿度が高そうだったのでレース3日前からウォーターローディングを開始して熱中症対策をしました」(平谷さん)

前田さんは、VAAMを運動前に摂る習慣を付けていた。

「スーパーヴァーム顆粒は、朝ジョグする前、朝スイム前に摂取するようにしていました。スーパーヴァーム顆粒を摂ってから運動すると、動き続けられるだけでなく、たくさん汗が出ましたね。バイクライド中も、補給食はスーパーヴァームゼリーにしていました」

期せずして、ふたりともエネルギー戦略として補給への意識を高めていた。普段の練習からテーマを定めてVAAMを摂るようにしていたようだ。

アイアンマン70.3というミドルディスタンスのレースをターゲットにした3種目のトレーニングについても聞いてみた。別表に示した具体的な1週間のトレーニングスケジュールとあわせて読んでほしい。

「このレースの2週間前にオリンピックディスタンスのレースが入っていたので、そのレース後からは“疲労抜き”の期間にしました。少しでもカラダの動きが悪いと感じたら無理をせず、思い切ってトレーニングを中断することもしました」(平谷さん)

「スイムは、最低でも週3回は泳ぐように心がけ、バイクは、週末にライドに行き、平日は1日でもローラー台練習をやるようにしました。ランは、夜だと仕事などでなかなか走れないため、朝ランをしました。基本、火曜、木曜の朝はスイム、月、水、金曜日の朝はラン。ミドルの距離なので、長い距離よりもスピードにも重点を置くようにしました。また、腹筋を強化するため、毎日数回でも腹筋をしました」(前田さん)

レース間隔が狭かった平谷さんは、練習量を抑え気味にしてテーパリング重視。余裕のあった前田さんは、練習量を確保して強化を図っている。アプローチは違うが、それぞれで考えた練習プランの中で共通点は、「エネルギー戦略」を意識している点にある。

レース前はもちろん
レース中の摂り方も工夫を凝らした

ふたりがレース用に準備した補給食リストは別表の通り。実際のレースでは、主に以下のような補給をしている。前回のコラムでも触れたとおり、ミドルのレースのように、運動時間が2~3時間を超える場合、糖質の補給だけでなく、体脂肪のエネルギー活用も重要となる。1期生のふたりは、昨年の経験も踏まえ、レース中の摂り方にも、それぞれ工夫を凝らしていた。

★IM70.3セントレア・平谷さんの補給食リスト
▼スタート前 スーパーヴァーム 1 本
▼スイムアップ スーパーヴァームゼリー 1 個
▼バイク中 エネルギー系ジェル 3 本 40 分ごと
▼バイクアップ スーパーヴァーム顆粒 1 本
▼ラン 5 km&15 km エネルギー系ジェル
▼ラン 10 km スーパーヴァーム顆粒 1 本

「レースの約2時間前に、昨年と同じくスーパーヴァームゼリーを摂取して、スイムスタート30分前にスーパーヴァームを飲んでスタートに向かいました。バイクボトル用には、甘酒の中に、スーパーヴァーム顆粒を入れていました。それと、スポーツドリンクとカフェイン入りの炭酸飲料を混ぜた中に、スーパーヴァームを少し加えたスペシャルドリンクを用意。30~45分間隔で飲んでいました。ランでは、T2(バイク→ラン・トランジション)でスーパーヴァームを飲んで走り出しました」(平谷さん)

★IM70.3セントレア・前田さんの補給食リスト
▼レース前に摂るスーパーヴァーム(※写真)
▼バイクパートの補給はエネルギー系ジェルを入れたボトル一本(1000Cal)、スローカロリーシュガー(※パラチノース配合の砂糖)を混ぜたスペシャル甘酒(700cal)、羊羹3本など
▼ランはスタート時用のスーパーヴァーム、走りながら摂るためのスーパーヴァーム顆粒、羊羹2本を用意

「昨年は、スイムのスタート前にスーパーヴァームゼリーを飲んだのですが、今年はトレーニングの時に補給で摂って調子が良かったのでスーパーヴァームにしました。足がつったり貧血になることがあったので、補給は考えて摂るようになりましたね。そして、スイムアップした後にスーパーヴァームゼリー、バイク中にエネルギー系ゼリーを3つ摂って、バイクフィニッシュの時もおなかが少しすいていたのでスーパーヴァームゼリーを摂りました。ランでは、エイドのヴァームウォーターでした」(前田さん)

前田さんは、自分のカラダと相談しながら、その時々で取りやすいタイプのスーパーヴァームシリーズを利用。平谷さんは、「ちょっと甘過ぎるなとか、練習からずっと自分の飲みやすい味を探して」見つけ出したオリジナルブレンドにうまくスーパーヴァームシリーズを取り入れている。

きっちりハマった平谷さん
あまり摂れなかった前田さん

レースの結果は、平谷さんは総合3位に入賞。

「3位に入賞できたのはすごくうれしいです。内容もかなり良くて、やってきたことの成果が出たので、満足できます。ただ、バイクをすごく練習してきた分、かなり踏めていたんですけど、途中で終わっちゃいました。バイクは踏み切れたんですけど、ランの途中で燃え尽きちゃって、全然上がらなかったです。やっぱり甘くないですね」

満足と課題の両方が残ったレースだったようだが、補給に関しては思い通りにクリアできたという。

「補給は、今年の3月のアイアンマン・ニュージーランドからずっと考えながらやって来たので、きっちりハマったと思います。補給のタイミングは、消化を考えて計算をしているわけじゃないですけど、自分の感覚で、こういうのがいいんじゃないかというのを練習でちょっとずつ試してきました。今回はそれがしっかり生かせたのでよかったと思います。ラン自体も、ハンガーノックじゃなくて、筋肉の疲労でつぶれちゃっただけなので、補給に関しては合格点ですね」

前田さんは、惜しくも表彰台に届かずカテゴリー4位。狙っていただけに悔しさは相当なもの。

「3位と25秒差。そこが悔しくて満足できなかった。3位だったら満足でした。25秒に泣きました。今回、表彰台を狙っていたので……」

前田さんがランで奮闘している時間帯は、気温が上がっていた。

「ランが最後走れなかったです。暑くて、ランであまり補給が摂れなかったです。ランの最初にスーパーヴァームゼリーと羊羹を食べて、10kmでエネルギー系ジェルを摂って、そのあとおなかが空きましたけど、胃が痛くなって……。もうちょっとバイクで摂ってけばよかったんじゃないかと思いました」

うまくいったことはもちろん、うまくいかなかったことも貴重な経験となる。チームVAAM1期生のふたりは、今回の経験を次のレースにきっちり活かしてくれるに違いない。

積み上げた経験は、トライアスロンライフでの財産となる。

(>>>前回記事・前編「2期生: VAAMとともに挑んだ、2017アイアンマン70.3セントレア知多半島」を読む

IRONMAN70.3 セントレアの戦い方>>>チームVAAMシーズン2《前編》

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