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酒井絵美が考える「日本一やさしいトライアスロン」

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酒井絵美

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宮古島大会を最後にプロとしての現役を退いた酒井絵美さん。引退後の初仕事、はじめてのレースづくりについて語る。©Kenta Onoguchi

プロ引退後の初仕事は「日本一やさしいトライアスロン」づくり

理想は、地元のおばちゃんたちが「そろそろトライアスロンの時期だねぇ」と話すようなレース

私は4月に行われた宮古島大会を最後にプロトライアスリートとしての現役を引退し、現在は㈱メモリードの社員としてウェルネス事業の業務を中心に行っています。そして、入社して初めての大きな仕事が「前橋トライアスロンフェスタ」の運営業務でした。プロトライアスリートとして長年活動してきましたが、大会運営に関しては全くの初心者。何をどうやって進めていったら良いのか全く分からない状態からのスタートでした。

大会の運営はアスロニアさんにご協力いただいて進めていますが、大会を開催することがこんなにも大変なことだったのかを実感する毎日です。交通規制のお願いから、大会協賛回り、各施設への協力申請など、今まで当たり前のように出場してきたトライアスロン大会でしたが、改めて大会側への感謝への想いが強くなりました。

ゼロからのトライアスロン大会立ち上げに関わってあらためて
宮古島など老舗大会の偉大さを痛感している。©Kenta Onoguchi

その中でも私が多く出場してきました宮古島大会(33回開催)・徳之島大会(30回)・長崎西海トライアスロン大会(25回)は長年開催されている歴史のある大会です。こんなにも長く大会を開催し続けてこられてきたことは、大会が地域のイベントのひとつとして定着していて、地域に愛されている大会である証拠だと思いました。

今年初開催となる、前橋トライアスロンフェスタも、ゆくゆくは地域の方々に愛されるような大会になればと思います。夏が来たら「そろそろトライアスロンの時期だねえ」なんて地元のおばあちゃん達が話していたり。そんなシーンが理想です。

「前橋トライアスロンフェスタ」はどこが「日本一やさしい」のか!?

「前橋トライアスロンフェスタ」の開催地、前橋市は「自転車のまち前橋」として、自転車にやさしい町づくりを目指しています。毎年開催されている「まえばし赤城山ヒルクライム」「まえばしクリテリウム」「前橋シクロクロス」に続く、自転車を使った第4のスポーツイベントを開催しようということで、この大会の開催が決まりました。

大会コンセプトは「日本一やさしいトライアスロン」なのですが、では一体どこが日本一やさしいのか!?

POINT1★スイムは屋内プールで!

群馬県立敷島公園水泳場の50m室内プールを使用。プールなので、泳ぎに自信のない方や、初心者も安心です。レースは10秒間隔で、ひとりずつの時間差スタート。50mをジグザグに泳ぐ(50m泳ぎ終えたらコースロープをくぐり、隣のコースに移る)。スイムに自信がない方でも、自分のペースで泳ぐことができます。

POINT2★バイクは直線の走りやすい平地コース!

コースは前橋市国体道路を使用。コースは利根川沿いの平地で走りやすい直線道路です。シティサイクル(ママチャリ)でもOK(ビギナーの部のみ)なので、手軽に参加できます。レンタサイクルも各種取り揃えております(台数に限りあり)。天気が良いと赤城山や榛名山、谷川岳がきれいに見えますよ。


POINT3★ランコースは他にはない海外レースのような雰囲気!

ランコースは緑に囲まれた敷島公園内を使用。松林に囲まれたオフロードの公園内を周回します。まるで海外のレースに出場しているような気分に! フィニッシュ会場は、Jリーグ「ザスパクサツ群馬」のホームグラウンドでもある「正田醤油スタジアム群馬」です。

距離も短く、コースも安全、安心なので誰でも気軽に参加できるのが「前橋トライアスロンフェスタ」。トライアスロンに参加してみたいけれど勇気が出ないという方も、「これなら私にもできるかも!?」という気持ちにさせてくれるような大会です。

参加対象は未就学児~お父さんお母さん~おじいちゃんおばあちゃんまで。幅広い世代で出場、例えば三世代でチームを作ってリレーで出場なんていうのもあり! 家族そろって楽しんでもらえるのも、この大会の魅力のひとつです。

トライアスロンをもっと身近に楽しんでほしい! 前橋からたくさんのトライアスリートが誕生してもらえるような思い出に残る大会づくりを目指していきます。

詳しくは大会ホームページをご覧ください。

第1回 前橋トライアスロンフェスタ  
2017年9月30日(土)開催!
http://www.mae-tra.com/


■著者プロフィール

酒井絵美(さかい・えみ)

日本の女子ロング勢をけん引してきた元プロトライアスリート。中学、高校とバスケットボール部に所属、インターハイ・全国選抜に出場。大学時代トライアスロンに出会い、卒業後、2005年よりプロ転向。宮古島大会では、2006年の初制覇以来、過去最多タイ記録となる3度の優勝を果たしている。アイアンマン・ハワイ(IRONMAN世界選手権)での最高位は18位。4月の宮古島大会をもってプロとしての現役を引退。現在は㈱メモリードの社員としてウェルネス事業に携わる。1980年、群馬生まれ。

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