COLUMN

【インタビュー】走ることを楽しむ#MeetOnFriendsを巡る旅。Vol.2

投稿日:2018年6月25日 更新日:


ルミナ編集部

text by:

出会いの数だけOnストーリーがある。

2013年の日本上陸以来、トライアスリートをはじめとするエンドユーザーから火が付いた「On」。今年になって、On Japanのスタッフが日本国内におけるOn快進撃を支えてきたコアユーザーや「走ることを楽しく」というOnのコンセプトに共感するブランドファンたちに「クラウドモビール」という愛称のOn Carで会いに行く#MeetOnFriendsツアーが始まっている。4月5日に神奈川を出発し、各地を巡りながら西日本編終着点の沖縄・宮古島までの軌跡を追った。

≫≫≫まずは#MeetOnFriendsについての詳しい説明と、ツアーを巡ったスタッフの皆さんを紹介している「Vol.1」からどうぞ。

全国の仲間の顔を一人ひとり見て、一緒に走る楽しさを広め、感じ、共有したい――。とてもシンプルなことだけれど、イチメーカーが簡単にできることではない。しかし、それを実現してしまうのがOn Japanだ。

楽しさを伝えていくのが僕らの役目

#MeetOnFriendsの発案者でOn Japanの代表である駒田博紀さん

Onが大きくなれたのは、友だちのようなお客さんのようなエンドユーザー一人ひとりの力のお陰です。支えてくれている人の顔が見えていたので、うまくいくと信じてここまでやってこられました。

このツアーは日本独自の企画で、Onの究極の目的をカタチにしたお礼参りであり、楽しさばらまきツアーです。それをやる僕たちが一番楽しんでいる状態でありたい。そして、このOnの楽しさや文化を実際に会って、走って話して伝えていくことが僕らの役目だと思っています。

Illustration by Fumihiko Shiozawa

50人以上の#OnFriendsと

実際にツアーを巡るのはスタッフ5人(※この5人の紹介はこちらから)。そのひとり青野敏之さん

ツアーは4月5日にスタートし、4月18日の宮古島トライアスロン大会のエキスポ会場がゴールでした。僕は、一緒にスタートは切れませんでしたが、4月7日に新幹線で追いかけて京都で合流しました。7日京都、8日の滋賀には駒田、鎌田、佐野、僕の4人いましたが、そこから先は佐野との二人旅。

9日に大阪に行って、10日には神戸。神戸では、Onを取り扱う世界で唯一のレストラン「iro-hanaかふぇ食堂」を拠点にして、そこの近くの「港の森公園」でイベントを行いました。iro-hanaかふぇ食堂は徳之島出身のトライアスリート吉川哲雄さんのお店で、今年一緒に徳之島トライアスロンのリレーに出るんです。スイムが駒田でバイクが吉川さん、そしてランが僕。どんなレースになるか楽しみです。

7月1日に開催されたレースの結果、チームiro-hanaかふぇ食堂は見事優勝!

今回のツアーで50人以上の方とお会いしました。実際はすごく大変でしたけど(笑)、Onのことが好きな方がこんなにいるんだ、と実際に触れ合うことで実感できました。

びっくりしたのは、4月9日の大阪イベントのとき、翌日の神戸のイベントに来てくれるはずの人がサプライズで僕に会いに来てくれたことです。先ほどお話した吉川さんのお友だちであだ名は「オージ」。本当にびっくりしましたが、とっても嬉しかったですね。それから「僕は熊本の事務局長です!」と言ってきてくださる方がいたり。

滋賀・大津

そういう人が各地にいるんです。本当に行く先行く先で皆さんとても楽しみにしてくれていたみたいで「クラウドモビール」を見に来ました、と言ってくれたり、すごく大変でしたけれどなかなかこういった経験はできないので貴重な経験をさせてもらったな、と思っています。SNSの友達も30人以上増えました。

ツアーを終えての感想は「ほっとした」かな(笑)。無事に廻り切った、特に事故もなく終えることができて良かったな、と。あと、僕、Onに入るまでペーパードライバーだったのですが、運転がうまくなりましたよ(笑)

ストロングマンより一歩お先にクラウドモビール宮古島でフィニッシュ!

顔を合わせることの大切さ

全行程回っている佐野亮さん

4月5日に鎌倉の材木座をスタートしました。その後箱根に移動してキャンプ場を走ろうと企画していて。駒田とふたりだったのですが、山の中だし、さすがに結局誰も来ませんでした(笑)。6日の名古屋では、On取扱店の「Interlaken」のオーナーやお客さんたちと、土砂降りの中、名城公園を走りました。僕、それもすごく楽しかったんですよね。

ダンディズムとさの~んで#MeetOnFriendsツアー、いざスタート!

人が集まらなくても土砂降りでもやるのが#MeetOnFriends。たとえひとりでも待ってくれている人がいれば会いに行きます。SNSだけのやり取りでは本当の顔は見えない。実際に会って「やっと会えたね」というその瞬間がすごく楽しいですね。

これは、僕と青野ふたりだったのですが、4月17日の鹿児島で移動中に青野が「日本一長い石階段」というのを見つけたんです。3333段なんですけど、そこを宮古島に入る直前にふたりでダッシュしました。

いや~、キツかった!!最後の最後に筋肉痛でパンパンに。僕は全部は走れませんでした。青野には全然勝てませんね。僕が36分で青野が27分でした。ツアー中は移動時間も長いですから、こういったことで社員同士のコミュニケーションも深まったと思いますね。

日本一長い3333段の石段withトシ@鹿児島

楽しさの連鎖を起こし続けたい

設立時から支えるメンバーのひとりである前原靖子さん

Onを通じて、いろいろな方と会話できることが楽しいです。宮古島トライアスロンでは、以前はアキレス腱が痛くて走れなかったけれど、Onのシューズを履いたらまた走り出すことができて宮古島完走できたよ、という方がいました。

これはまさにオリヴィエ(・ベルンハルド=共同創業者)が、自分自身がそれで苦しんだ結果、Onを作るきっかけになったことで、それが日本の宮古島で起きていると思うと感慨深いです。うれしいという言葉しか出てこないけれど、ジーンとしますよね。

宮古島トライアスロンのエキスポ会場にて ©Kenta Onoguchi

また、これは今回のツアーではないですが、先日STYという92㎞のトレイルレースに出たときに、私と同じ「クラウドベンチャー ピーク」というトレイルシューズを履いている方がいらっしゃって、「お揃いですね」と声をかけたんですね。そうしたら「靖子さんですよね!」と。駒田のブログやSNSで私の存在を知ってくれていたようです。

それからしばらく並走しました。自然と走っていても笑顔になる、というかこういうつながりってうれしいですよね。私は71㎞の関門で引っかかってしまって、完走はできなかったのですが、シューズがお揃いだった方は、レース後に「完走できました」って声をかけてきてくれました。

そういった積み重ねですよね、人と人とのつながりでOnは出来上がっている。そこでつながっている人たち、またこれから出会う人たちが自分で選んだ1足によって、レースでも歩くことでもいいし、普段のジョギングでもいいし、それによって楽しいと思えたことを誰かに伝えてくれる……そのパワーって本当にすごいですよね。そういった楽しさの連鎖をこれからも起こしていければと思っています。

心に響くOnのブランド力

前原さんと同じく当初からのメンバーである鎌田和明さん

僕は、すべての行程を巡ってはいないのですが、京都と滋賀の大津で合流しました。#OnFriendsと言えば、毎回のようにイベントに来てくれる方もいます。それも一人ではなくて何人もいらっしゃって、それも何度も。特に僕の中で印象的なのは、東京都内にお住まいのご夫婦です。彼らは社員の僕らよりOnを持ってるかもしれないですね(笑)。

京都ではお花見も

ツアーではないですが、2月の東京マラソンエキスポのときは、初代のオレンジ色のクラウドレーサーを持参してオリヴィエにサインしてもらい、写真を撮って感涙していました。そんな姿を見たら、こっちの目頭が熱くなってきちゃいますよね。

シューズを通して、こんなに人を幸せにすることができるんだ、と考えるとそれ自体幸せなことだと心底思いました。イベントをやれば毎回笑顔で参加してくれて、時には接客まで手伝ってくださったり。そういう方が実際にいらっしゃるというのがすばらしいな、と。手前味噌ですが、本当にすごいブランドなんだな、と感じました。

見えない絆でつながる全国の#OnFriends

駒田さんは最後に象徴的だった出来事をふたつ挙げてくれた。

ひとつは、Onをたくさん買っているせいで奥さんに怒られちゃうと冗談を言っていた方のために、「#MeetOnFriendsイン◯◯家」というのをやりました(笑)。実際に青野と佐野がお宅までお邪魔して話をしたんです。

最初は戸惑っていた奥様も最後は喜んでくれたみたいです。「Onは知っているけれど、まさか日本支社の人が玄関先まで来るとは思ってもみなかった」と。こういう思いもよらない驚きって最終的に楽しさにつながるので、これもOnらしい方法と言えるかなと思います。実際、Onの企業文化のひとつに「Deliver WOW」というのがあるんです。驚きを届けることを通じて、楽しさを広げたいと思っています。

黒田さん追悼イベント@広島・福山城

もうひとつは、いつか一緒に走ろうと約束していた広島・福山市の#OnFriends の黒田さんという方が、急逝されたと聞いたときのことです。彼とは今年の東京マラソンエキスポではじめてお会いしました。そのとき、僕はたまたま他の接客で忙しくて、黒田さんとゆっくり話すことができなかったんです。挨拶と握手と、それから「いつか一緒に走ろう」という短い約束しかできませんでした。

だから、黒田さんの訃報を、共通の友人である方から聞いたときは、もう一緒に走ることができないのだとショックでした。でも、できることはまだあるかも知れないと思い直し、すぐに黒田さんの仲間たちに「#MeetOnFriends in 福山」をやりたいと連絡しました。

そして、黒田さんのホームコースを黒田さんが主宰する「ジョグ部」の仲間たちと一緒に走り、スーパー銭湯に行って、彼のなじみのレストランで食事をしました。そこには、黒田さんの奥様や娘さん、Onをまだ知らない方も含めて20人ほど集まってくれたんです。

僕にとって、これは#OnFriends というコンセプトの象徴的な出来事になりました。黒田さんが福山で広めていた走る楽しさを、Onも共有できたわけですから。個人的にも、黒田さんとの約束の半分は叶ったのかな……と。黒田さんやジョグ部の皆さんに感謝しています。

今回の西日本編でもたくさんのストーリーが生まれています。「今度は東に向かって」とか「もう1回西にも来て」「うちの店を目的地にして!」などすでにたくさんの声をいただいています。本当は、僕が全国をすべて回って、#MeetOnFriendsツアーをやりたいです。でもそれは難しい。

On Japan を立ち上げたときと同じように、僕一人では無理です。だから、社員みんなでやる。#OnFriendsの皆さんやショップの皆さんも巻き込んで、全国を回りたいと思っています。

単に走ることだけではなく、そこから派生した楽しさやよろこび、そしてそれをシェアする旅は、まだまだ終わりそうにない。

≫≫≫ツアーを巡るスタッフが熱い思いを語っているVol.1はこちらから

#MeetOnFriendsのエピソードを掲載したLumina#69はこちらから。駒田さんによる宮古島トライアスロン参戦記も掲載。

On Japan

-COLUMN
-,

2 interest


コメントを投稿するにはログインをしてください。

【記事】サイドバー上

記事用jQuery

cloud flash記事バナー

アイアンマンの世界に挑むアスリートたちを支えたVAAM