6年連続のコナ・フィニッシャーにして、4月の宮古島ではシーズンインの試運転レースながら初のTOP10入りを果たしたTK。グルタミンやアルギニン、HMBがとれる飲料「アバンド®」の摂取法やアプローチからも、その止まらない進化の理由が見えてくる⁉
TKの進化を支える「アバンド®」の摂取法やアプローチとは
コメント/竹谷賢二(=TK)
宮古島大会は、自分の中では順位を狙うレースではなく、シーズンインの試運転的なレースと位置付けるTK。ただしオフトレなどの進捗を踏まえて、「今回は、これくらいできるはず」という3種目の目安(タイム)はもって臨んでいる。
「もちろんレースは天候などの外的要因に左右されるので、タイムだけではなく、全体の傾向との比較などでも自分の出来を把握するようにしています。そういう意味で今回の宮古島は、全体的にまわりがタイムを落としている中、自分は少し伸ばせているので、良かったかなと」
特にバイクは冬の間にクランクを短くし、それに応じてポジションも少し見直した結果、「これまでと同じスピードで走ったときの、身体への負担が抑えられた」。これがラン前半の良い走りにつながって、図らずも初のトップ10入りという結果がついてきたという。
良いポイント練習にはそれ相応のリカバーが必要
オフトレの出来具合をチェックする位置づけの宮古島大会。逆説的に言えば、良いオフが過ごせた結果としてのベストリザルトなのだが、オフに良いポイント練習ができてくると、その負荷・ダメージからの短期的なリカバーが重要になってくる。
昨シーズンから、そこに欠かせないものとして取り入れているのが、2種類のアミノ酸と、運動でダメージを受けた体組成の再生を促すHMBがまとめて摂れるアバンド®。
その摂り方についてもKONAチャレのプロジェクトリーダーTKらしく、自分なりの仮説を立てて実践的に検証している。
「自分の場合、練習量や強度に応じて1日に摂りたい量はわかってきたので、今度は摂る頻度を高めたら、より良いタイミングにアバンド®を吸収できる率が高くなるんじゃないかと、そういう仮説を立てたんです。ただ1回1袋のまま頻度を増やしていくと、莫大な量を摂ってしまうことになる。なので、あえてアバンド®1袋を2回に分けて摂るようにしてみたんです。これまで朝・晩に1袋ずつだとしたら、朝起きた時と朝スイムの後、バイク練習の後と就寝前――それぞれのタイミングで半分ずつ摂るといった具合です」
今のところこの摂り方にも手ごたえを感じているというTK。アバンド®のように自分にとって必要不可欠と実感できるサプリメントと出会ったら、それを摂る量や頻度、タイミングの基本的な目安は押さえつつも、最終的には自分でいろいろ試して最適解を求めていくべきだと語る。
「これくらいでちょうどいいという《良きバランスを見つける》というキーワードは、KONAチャレのメンバーに対して主にトレーニングや生活に関することとして話したのですが、サプリメントの活用についても同じことが言えるんです」
日々のアスリートライフでアバンド®を愛用する
TKのオススメ摂取タイミング
│トレーニング期〈 摂取例〉│
私がアバンド®を摂る量(回数)は基本的にトレーニングの量、質と比例します。強化期間以外の時期は、朝スイムのみなど、短めの練習しかしない日は1袋、トレーニングをまったくしない日は飲まないこともあります。レース前3カ月は特にトレーニングを頑張る強化期間なので、必然的に飲む量は増えます。朝まず1袋飲み、トレーニング後に1袋、寝る前に1袋の1日3袋が基本(※)です。レース直前のテーパリング期は練習の量も質も落としますが、強化期間のダメージをしっかり抜くために、レース前日までこのペースで飲み続けます。
※1日3袋は大会前後のトライアスリートの特別な1日量です。通常は1日2袋が目安
│レース当日〈 摂取例〉│
レース当日の朝に1袋、ゴール後に1袋、寝る前に1袋の1日3袋(※)が基本です。去年の宮古島は、これで翌日はかなりダメージが抜けていると感じました。翌日現地でリカバーライドのつもりでバイクに乗り、つい100㎞乗ってしまったくらい体調が良かったです。それから1週間は休養しましたが、2週目からは6月のアイアンマン・ケアンズに向けてのトレーニングを始め、ケアンズでは予定通りコナ(アイアンマン世界選手権)の出場権を獲得できました。コナでは基本の3袋に加えて、二度目(バイク→ラン)のトランジション(T2)でも飲みました。全部は飲みきれないでスタートしましたが、宮古島やケアンズよりハードなレースを例年より元気に乗り切ることができました。
HMB・L-グルタミン・L-アルギニン配合飲料
アバンド®
1袋(24g)あたりの主な成分:L-グルタミン 7g、L-アルギニン 7g、カルシウムHMB 1.5g(HMB1.2gを含む)
◎アバンド®公式サイトで読めるTKコラム「スポーツ上達のメンタル、7つの要素」さらに詳しいオススメ摂取法などを紹介しています。
http://abound-jikkan.com/column/
◎「アバンド®」はKONA CHALLENGE 企画のプロジェクトパートナーとしてメンバーの皆さんをサポートしています。
問・アボット ジャパン株式会社 お客様相談窓口:フリーダイヤル0120-964-930 http://www.abbott.co.jp/
プロフィール●Kenji Takeya
エンデュアライフ代表、スペシャライズド契約アドバイザー。
会社勤めのサラリーマンアスリートからプロに転向し、MTB競技のオリンピアンにまで上り詰めた理論派アスリート。プロとして現役引退後は、指導者して活動しながらトライアスロンにも挑戦。今年の宮古島大会では初めてトップ10に名を連ねた。