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毎日の気づきが「感情を刺激するウエア」をつくる。

投稿日:2018年8月6日 更新日:


ルミナ編集部

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「チームとして楽しむトライアスロン」を体現するコミュニティ活動の中で、Pearl Izumiの新しいウエアづくりに多大なインスピレーションを与えている「PI TRI」が、Pearl Izumi の直販ウエアプロジェクト「PIGL」のトークイベントにスピーカーとして登場。

新しいウエアのコンセプトである「New Discovery」をテーマに、メンバーそれぞれがチームコミュニティ活動の中で得た「気づき」や、それを生かした新しいウエアづくりについて、大いに語り合った。

PI TRIのメンバーをスピーカーとして、東京・虎ノ門の「TREX TRANOMON CAFE」で開催されたトークイベント。トライアスリートはもちろん、Pearl Izumiの新しいウエアづくりに関心をもつサイクリストや関係者らが多数参加した(写真左はMCを務めた大西勇輝さん)

機能だけじゃなく、エモーショナルな要素を併せもつウエアが求められている


大西
 はじめまして。今回のイベントの進行を務めさせていただくPearl Izumiアンバサダーの大西勇輝です。Pearl Izumiでは、昨年、 PI TRIというトライアスロンのコミュニティを始めました。

今回は僕も含め、そのPI TRIのメンバーたちから、新しいウエア(「PIGL」シーズン2)のコンセプト「New Discovery」をテーマにした話や、PI TRIのコミュニティ活動についてお話ししたいと思います。

昨年、ウエアの開発とともに実際のコミュニティを立ち上げ、昨年9月には総勢14人で佐渡に出場、今年の4月には宮古島トライアスロンに参加しました。今日はそのメンバーの中から、パールイズミの社員の巽朱央さん、ブランドアンバサダーの北川麻利奈さん、このプロジェクトを立ち上げたパールイズミの清水秀和さん、PI TRIのスイムコーチとして1年前から参加している前田康輔さん、そしてMCを兼ねて私、大西が参加させていただきます。

まずは「PIGL」とはどんなコンセプトのプロジェクトなのか、開発にあたった清水さんからお願いします。

清水 PIGLとは【パールイズミ・ガーメント・ラボ】、の略で、簡単に言うと、「シンプルで機能的、かつ快適なエンデュランススポーツのウエアをつくっていきたい」というテーマでスタートしました。考え始めたのは昨年なのですが、実際にウエアをつくって、販売し始めたのは、今年の3月から。

僕は2016年にPearl Izumiに入社する以前は、IT業界など他業種で働いていて、あまりサイクル業界には関わる機会がありませんでした。ですが、入社したとき、サイクリング業界は、わからないなりにも「変わってきている点」が多いと感じたんです。

まず(自転車の)乗り方にしても、同じロードでもヒルクライムがあったりロングライドがあったり、トライアスロンもある。オフロードでもMTBだったりグラベル(※オン・オフ両方の中間領域を楽しむサイクリング)だったり、乗り方がすごく多様になってきているなと感じた。

もうひとつは、乗る人(ユーザー)がサイクルウエアに求めているものが変わってきたなと。機能だけじゃなくて、人が「あ、いいな!」と思うもの、エモーション(感情)が刺激されるような、そういった要素も併せもったウエアが求められているんじゃないかなと思い始めました。

そういう変化の中で、僕たちなりの何か新しいウエアが提案できれば――と始めたのがこのプロジェクトです。

この春に公式サイトを通じて実際のプロダクトを販売し始めた「PIGL」。写真は6月にリリースされた「シーズン2」のイメージ画像

人が機能だけじゃなくて、感情的にも刺激されるウエアをつくろうと考えたとき、特に重要なのは「5つの視点」だと思っています。

Pearl Izumiが1960年代から40年以上にわたってウエアを作ってきた歴史の中で蓄積したノウハウ、知見による「5つの視点」=シルエット、ディテール、ファブリック、カラー、テクノロジーのことで、この5つの視点をうまく考えることで、先ほど僕が言ったような「新しい観点のウエア」が提案できるのではないかと考えています。

長いので「PIGL」と略していますが、スポーツウエアというより「人が日常的に着るもの」という視点を取り入れたいと思い、「ガーメント」という一語を入れました。その実験の場(ラボ)という意味合いです。

PI TRIや 「PIGL」を立ち上げたPearl Izumiの清水秀和さん。マーケティングの責任者を務めつつ、自らも趣味としてトライアスロンを楽しむ

たとえばリラックスした日常的な雰囲気で、自転車に乗れないか


大西
 皆さん、Pearl Izumiのウエアは着たことがありますか? 自分は大学生のころ、15~16年前にトライアスロンを始めて、その頃から着ていますが、このプロジェクトのウエアは特にデザインも変わっていて、本当にエモーショナルな感じで、感情から買いたくなる、アンバサダーだから言うわけじゃないけれど、 一番期待のウエアブランドになっています。

あと、もうひとつ気になるキーワードとしては「New Discovery」という今回(シーズン2)のテーマ。これにはどういった想いが込められているのでしょう?

清水 うちの開発者は、毎日ウエアを作り続けていて、毎日24時間ウエアのことを考えていて、布の「伸縮率」とか、常にウエアの素材のことばかりを考えている。僕はどちらかと言うと企画者で、サイクルウエアなど、プロダクトを生み出すために必要なことは何かを24時間考えているのですが、彼らと話していた面白いなと思ったんです。

彼らや私は日々いろいろな気づきをノートなどに書きとめているのですが、その内容を1カ月分、振り返ってみると、そこにいろいろなヒントや気づきがある。

たとえば、今この場のようなリラックスした日常的な雰囲気とか、カジュアルな感覚で、自転車に乗れたらいいな、と。あまり「スポーツ、やるぞ!」と意気込んだ感じじゃなく、もっと自然な感じで自転車に乗りたいな――と、そういう気づきもありました。こういう一つひとつの気づきを大切にして、ウエアを作っていきたと思ってつけたのが、この「New Discovery」というテーマですね。

僕自身は10年前、3万円くらいの自転車に乗り始めたんですが、そのときって、「自転車乗るぞ!」って感じじゃなくて、「あー時間があるから、自転車に乗るか~」という気楽な感じだった。今、10年経って、宮古島のトライアスロンなどにも完走できるようになりましたが、あの頃の感覚も大切にしたいなと思っているんです。

大西 今日は、それぞれのメンバーにも、この「New Discovery」というテーマで、語ってもらいたいと思います。最近ですと我々は宮古島トライアスロンに出場してきたので、その宮古島でのエピソードなども含め、それぞれの「New Discovery」を語ってもらいましょう。

まずはこのイベントの2週間後に、エイジグループの世界選手権出場を控えている巽さんから。

PI TRIとして4月の宮古島トライアスロンに参加したメンバーたち(写真右手前が巽さん)

30歳を過ぎて、思いがけず「自分に合ったスポーツ」に出会えた


 私はPearl Izumiでパタンナーという、いわば服の製図を描く仕事をしています。トライアスロンをやっているので、トライアスロンウエアや、レディースのウエアを中心にパターンを描かせてもらっています。

私自身、トライアスロンをやっているので、皆さんには「きっと生粋のアスリートなんだろうな」と、思われるかもしれないのですが、実は30歳過ぎまで、ほぼ運動経験ナシでした。

元々ファッションデザイナーを目指して、ロンドンに留学したりしていたので、Pearl Izumiに入るまでは一般のアパレルブランドでパタンナーをやっていたのですが、友人に誘われてランニングを始めて、トライアスロンもやるようになってきたとき、漠然と「スポーツウエアの会社で働けたらいいな」と思っていたところ、縁あってPearl Izumiで働くことになったんです。

ほとんど運動をしてこなかった分、ケガなどもなかったこともあってか、どんどん記録も伸びて、世界選手権にまで出られるようになったんですが(笑)もともと持久力だけはあったみたいで。

だから、私にとってのNew Discoveryは「あれほど運動音痴だと自分で認識していたのに、自分にあったスポーツに出会うことができたこと」です。

それまで運動は特に好きになれず、やっていなかったんですけれど、たまたま始めて、自分にも向いたスポーツがあるということに、30過ぎてから気づいてしまった。

私の場合、身長が172㎝あって、一見、運動できそうなのに、バスケもバレーも全然ダメで、体育の授業が大嫌いでしたが(苦笑)、マラソンやトライアスロンはできた。

逆に持久系はダメだけど球技はできた――という人もいるはずだと思うので、自分に合ったスポーツを見つけられるというのは、皆さんそれぞれにあるのかなと。

私の場合、それで転職もしちゃいましたし、人生のターニングポイントでしたね。

大西 これからもトライアスロンやマラソンは、ずっと続けます?

 そうですね。初めは表彰台に立ちたいというのが目標だったんですけど、立てたので(笑)、今は、未経験のアイアンマンにチャレンジして、2020年までにコナ(アイアンマン世界選手権)を目指しています。ルミナのKONAチャレンジのメンバーにも選んでもらえましたから。

ランニングやトライアスロンのほかウルトラマラソンやブルベなども楽しむ巽さん(写真中央)。30歳を過ぎて出会うまで、自分が向いているスポーツがあるとは想像もしていなかった

応援にまわってはじめて気づいた、トライアスロンの素晴らしさ


大西
 次は北川麻利奈さん。お台場の日本選手権(オリンピックディスタンス)などにも出場しているトライアスリートでもあるのですが、今回の宮古島にはサポートメンバーとして参加されて、その視点で新たな気づきがあったようですね。

北川 これまでずっと選手としてトライアスロンにかかわっていて、「トライアスロンは出るものだ」と思っていたので、応援のためにどこかへ行くというのは実は今回の宮古島が初めてでした。

このトライアスロンコミュニティ(PI TRI)では、みんなで大会に出るとき、ゴールするタイムをあらかじめ自己申告して、それをプリントアウトして現地へ持っていくんですが、今回はそれを頼りに応援をしていました。

みんなのスイムアップを見て、バイクコースへ移って……というフルサポートで、私はショートのレースにしか出たことがなかったので、最初はみんな想定タイムどおりに来るんものだと思っていたのですが、ロングのレースは必ずしも想定内ではない。知らないところで各個人にドラマがあって……

今回一番衝撃を受けたのが、一番大丈夫だろうと思っていた勇輝(大西さん)がランで全然来なくて、最終ランラップで2時間近く遅れたことでした。

スイムは想定タイムより10分前くらいに上がって、すごくイイ感じだと送り出して、バイクも想定よりも良くて、ランは想定よりも15分前くらいに入っているはずなのに……待っているポイントに全然来ない。最初5~6㎞くらいのところで会えたんですが、そのあと25㎞地点くらいまで、全然会えなくて。心配で心配で、やっと勇輝が来たときに、心が震えた。きっとすごい悔しい想いをしているだろうに、いつもどおりにこやかで(笑)。

心はまだ元気だけれど、身体が動かないという経験って、皆さんもあると思うんですけど、そんな中でも彼はニコニコしている。でも脚は全然上がっていない。

彼が来るのを待ちながら、島のおじさんたちから補給食を集めていたんですよ。ラムネとか。もしエネルギー切れならばあげようと。単糖類ですぐに吸収できるもので、とか考えて。でも、結局受け取ってはくれなかったんですが(笑)。

その頑張っている姿を見て、自分は代われないけれど、心を打たれて、初めてレースの応援で涙が出てきた。これは自分がサポートにまわらないと気が付けないことでした。自分がレースに出ているときは、自分の成績しか考えていなくて、前の選手をいかにかわすかとか、そういうことしか考えてこなかったので(笑)、今回、仲間の応援に徹することで、トライアスロンって、素晴らしい競技なんだなと、すごく感動させられました。

大西 なんか恥ずかしいですね(苦笑)。

以前は美しくて、速い女子トライアスリートで、「The 選手」という感じの北川さんというイメージはあったのですが、最近、PI TRIの活動を通して、トライアスロンに対する姿勢が、良い意味で、変わってきているなとも感じています。

北川さんが応援している姿というのは、僕にとってはすごく新鮮で(笑)、良いトライアスロンの楽しみ方を見つけられたんじゃないかなと。

水球選手として活躍した後、大手企業や出版社、外資系IT企業でビジネスパーソンとしてキャリアを積んだ北川さん(写真中央)。トライアスリートとしては、その泳力を活かして日本選手権など51.5kmを中心にレースに出場、2016年のホノルルトライアスロンでは日本人選手として初優勝を果たしている

北川 トライアスロンを始めたのが2006年のホノルルだったんですけど、2戦目がもう関東選手権(日本選手権の予選)で、ずっと日本選手権に出て・完走することだけを考えてやっていたので、2回、日本選手権に出られて、「あぁ、もういいや」という気持ちになっていました。

自分はプロでもないし、絶対結果を出さなければならない立場でもない。ほかに仕事もあるし、もっと肩の力を抜いて、みんなと一緒にトライアスロンを楽しめるようになりたいと思うようになった。

そこで、今年からミドルメインのレース選定に変えてみました。

PI TRIの活動を通じて、いろいろな人がいろいろな楽しみ方をしているのを見せていただいて、私自身どちらかというとひとつの目標に対してフルスロットルで立ち向かっていくタイプなのですが、それを周りの皆さんに緩和してもらったというか。

もっと肩の力を抜いて、イイ感じに楽しむという方法もあるんだよと。

そしたら、今までとは違う景色が見えるんだろうなと、自分の中で、すごく納得感があった。

それに日本選手権は、これから2020年の東京オリンピックに向けて戦う選手たちが争う大会という色が強くなってくるんだろうなと。そういう意味もあって、自分のトライアスロンへのかかわり方、レース選びも変えてみようかなと思ったわけです。

それにレベルに関係なく、みんなで一緒に練習をして楽しむという(トライアスロンの)素晴らしさも、PI TRIに教えてもらえたなと感じています。

トライアスロンで見つけた「チームスポーツの一体感」


大西
 僕自身の話をすると、大学時代トライアスロンを競技としてやっていたのですが、今の立場では指導する側としてかかわることはあっても、自分で一生懸命トレーニングをしてレースに出るということからは遠ざかっていたんです。けれど、PI TRIに参加して、昨年、佐渡Bタイプに出場、久ぶりに自分で頑張ってレースをすることになって、「やっぱりトライアスロンは最高だな」と。

佐渡大会では、久しぶりに出たわりには良い結果が出たので、次の宮古島では少し欲をかいて、高めの目標タイムを設定していたんですが、先ほどの北川さんの話のとおり、ランで大潰れしてしまいました。

そんな中、自分の気づきとしては、つらくなったレース後半、(高校時代以前)野球をやっていたときに感じたような「チームスポーツの一体感」を感じられたことです。

それまでは自分のパフォーマンスに一喜一憂していたのですが、ランで走れなくなって、目標達成が難しくなったときに、まず仲間の顔が頭に浮かんだ。みんなが走っているんだという感覚がすごく感じられて、みんなでゴールするのが一番大切なミッションだと思えた。

その瞬間、レースをやめるという選択肢はなくなりました。そういう気持ちは初めての経験で、大学時代とは別の、トライアスロンの楽しみを見つけられたと思いました。

今年の9月には佐渡で、今度はロングのAタイプに出場するのですが、次は自分の目標タイムと、チームの目標をふたつともかなえたいですね。

高校時代は名門・横浜高校で野球に取り組んでいた大西さん。個人競技だと思っていたトライアスロンでも、野球と同じようなチームスポーツの良さを味わえるとは思ってもみなかった

日々のささやかな気づきを生かして、次の変化をおこす。


大西
 清水さんのアイデアから始まったこのプロジェクトで、こうしてみんないろいろな気づきを得たり、トライアスロンへの取り組み方が変わっているわけですが、清水さん自身にとっては?

清水 Pearl Izumiで仕事を始めたときは、「サイクルウエアって、どんな業界なんだろうな?」とか「お客さんってどんな人なのかな?」とか、自分なりにいろんなクエスチョンをもったんですよね。

新しい業界に入ったときは、皆さんもいろいろ調べると思うんですが、今、まわりにはサイクリング業界に詳しい人がたくさんいる。そこでの自分のバリューは何なんだろうなと。そのときに出てくる僕の素朴な疑問、さっきの「なんで日常生活と同じような感覚と、サイクリングのときの感覚が断絶されちゃうんだろう?」とか。

「人の特徴とか雰囲気をこわさないような、控えめなウエアって、なぜ存在しないのか?」とか、そういう発想は、単に素人の発想なのか、サイクリング業界にいなかったからできる発想なのか、いろいろ考えていたんです。

そんなときに頭に浮かんだのが、僕がフリーランスのカメラマンをしていた20代前半のころ、ある編集者の方から言われた言葉。その方は「君は写真が好きなのかもしれないが、今までに何万点の写真を見てきたんだ?」と聞き、答えに窮する僕に「自分が本当に好きなことなら、そのことに対して、とにかくたくさんの情報を頭の中にインプットしなさい」と。

そこで話は戻るんですが、さっき話していたような自分の気づきをもとに新しいウエアを生み出すクリエイティビティのために、僕は、スポーツウエアに限らず建築とか映画とか、いろいろな情報を、大量にインプットし始めたんです。

そうしていく中で、自分が考えていることっていうのは、意外とひとりよがりではなく、世の中の流れとか、スポーツする人のニーズに合っているんじゃないかなと、思い始めるようになってきた。

すぐにバーンと答えが出たわけじゃなく、自分が最初小さく考えていたことが、ちょっとずつ大きくなってきて、これなら、僕よりもサイクル業界やモノづくりをよく知る社内の人たちにも「これが今ユーザーの人たちが必要としているものなんですよ」と理論立てて説明できて、会社全体として動いてもいい話にできるなかと、そう思えるようになってきたわけです。

あとはアンバサダーのふたりとの出会いも大きかったですね。

(このプロジェクトを進めていくにあたって)理想のお客さん像というか、「こういう人に向けてウエアを作っていったらいいな」と、思えるような人が必要だなと思ったんです。ふわっとしたイメージじゃなく、実際に話せるリアルな人、実在する人が必要だなと。

そこでいろいろ調べたらまず大西さんに行き当たって、すぐにうまくつながったんです。で、実際大西さんと話していく中で、女性でも同じような立場の人がほしいと相談したら、北川さんを薦めてくれたんですよね。

で、ふたりとの会話とか、ふたりが「何を考えているのかな?」と思いながらコミュニケーションをとる中で、今のPIGLのウエアづくりにつながるインスピレーションをたくさん受けました。

大西 その後、「チームコミュニティをつくる」という新しい発想に至った経緯は?

清水 トライアスロンのチームをつくった理由は、ふたつあって、

もともとPearl Izumiはカスタムメイドでチームウエアをつくっているんですが、そのチームウエアをつくるビジネスをさらに良くしていこうというときに、自分たち自身がチーム活動をしていなかったら説得力がないなと。そう考えて、まずはあまり深く考えずにチームをつくってみたわけです。

もうひとつは、愛着をもって使ってもらえるチームウエアをつくろうと考えたとき、具体的に「誰のために」という視点がなかったので、アンバサダーのふたりと、チームメンバー、その周りの身近なユーザーさんたちの顔を見ながら、モノづくりができたらいいなと。そういう人たちが喜んでくるようなウエアがつくれたら、これは最高に幸せな仕事になるなと思ったんです。

結果的にふたつの別々に始まった話が、つながって、ひとつのプロジェクトになった。

コミュニティ活動をやっていなければ、気づけなかったことだし、重要なことなだと思います。

大西 おかげで我々は大満足です(笑)。

北川 売られているものは必ず人と被ったりするんですね。けれど着ているものは個人のアイデンティティーを表現するひとつのツール。シンプルなウエアって、その人のパーソナリティをすごく引き出してくれるものじゃないかと思っていて、ずっとシンプルなサイクルウエアが欲しかったんです。

今回のPIGLのウエアは、たとえば隣の巽さんと同じものを私が着ていても、全然違うモノに見える。そういったところが良い点だなと思っているので、私も頑張らなければいけない練習のときなどには必ずこの(PIGLの)ウエアを着るようにしています。それくらい気持ちがあがるウエアです。

清水 そういうふうに言ってもらえると、つくり甲斐がありますし、次はどういうモノをつくったら、喜んでもらえるかなと考えたくなりますね。

今回は「New Discovery」をテーマに、PI TRIメンバーそれぞれの体験した気づきの話をしてきましたが、僕らのアンサーは、これらの気づきをプロダクトにも生かしていきたいということ。

一つひとつ、日々の小さな気づきを生かして、次の変化をおこしていきたい――。それが僕らがこのプロジェクトに込めているメッセージです。

>>>PIGL公式サイト
https://www.pearlizumi.co.jp/pigl

>>>Pearl Izumiオーダーウエア公式サイト(トライスーツ)
https://www.pearlizumi.co.jp/lp_airseries

PI TRIデザインウエア最新モデルを
Lumina.comで限定販売中〈9/7まで!〉
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