名車「P3」のディスク・ブレーキ仕様が「P-series」として登場
サーヴェロは、トライアスロン専用モデルと位置付ける「PX-series」(PXシリーズ)と、TT&トライアスロン用と位置付ける「P-series」(Pシリーズ)の最新モデルを発表した。
一番の注目は、トライアスロン界でも世界的な人気を博してきたP2、P3の系譜に連なるPシリーズのフルモデルチェンジ。
フレームセット36万円、完成車価格41万円からという、従来のP3に近い価格帯にして待望のディスクブレーキ化を果たした上、さらなる軽量化(P3比-9%)、剛性アップ(同BB剛性+18%)も図られていることから、最注目モデルとなることはもちろん、
ディスクブレーキの一般化に拍車をかけるなど、内外のアイアンマン&トライアスロン・レースの風景を変えていくポテンシャルをもった一台と言える。
サイズ:S、M、L、XL
価格(税抜):
フレームセット36万円
アルテグラDi2完成車 85万円
アルテグラ完成車 58万円
105完成車 41万円
異形フレームの「PX」はセパレートタイプのハンドルが標準装備に
P5X、P3Xと続けてリリースされてきた、いわゆる「異形フレーム」のPXシリーズは、フレーム・フォークはP3Xを踏襲しつつ、ハンドル周りのベースバーにP5Xで使われていた
セパレートタイプのハンドルが採用され、標準装備に。
KONAをはじめとするロングのトライアスロンでの使用を想定して究めたエアロダイナミクス、剛性、フィッティングに優れたコックピット構造、ストレージ(補給食などの収納スペース)の充実などはそのままに、大会遠征時などの利便性をさらに向上させている。
サイズ:48、51、54、56
価格(税抜):
フレームセット75万円
デュラエースDi2完成車 159万円
E-Tap AXS Red完成車 159万円
★サーヴェロ「P」と「PX」の違いなどについては2019年モデル発表後、大塚修孝さんによる解説記事も参照。
今回発表された2020モデルについての詳細はLumina誌面・WEBマガジンなどで追って掲載予定。