その先のチャレンジへ。ENJOY THE TRY
1周約5.7kmの自動車テストコースを舞台にノンドラフティング200㎞、100㎞、50㎞のタイムトライアルに挑む「しろさとTT200」。
3回目を迎えた今回は、限界TTのさらにその先へ――新たな人気サブイベントが誕生!
写真=小野口健太 Photographs by Kenta Onoguchi
限界に挑んだ後のトライアスリート的デザート?
トライアスリートや、TTを愛するサイクリストが、自分の力を把握する定点観測に、最新ポジション&エアロ装備の答え合わせに、それぞれの狙いを携えて集う「しろさとTT200」。
路面も良く、走行条件の整ったオーバルコースでのTTでは「無我の境地」に近いような、自分との戦いに没頭できるが、トライアスリートの多くは、それでもなお満足しない(ようにいつも見えた)。そこで、新たに企画されたのがENJOY THE TRYシリーズ第1弾「エクストラマイル・ラン」。平たく言えば「TTを終えた後、ブリックランしません?」というイベントだ。
ありそうでなかった、この酔狂なイベントに賛同してくれたシマノのサポートも得て、企画は実現。実際にはみんな疲れ果てて、ブリックランする人なんて少ないんじゃ……と、そんな運営側の不安をよそに、いざ始まってみれば、みんな楽しそうに走る・走る。
ボリュームゾーンがTTを走り終えたタイミングでは、いよいよ沿道を走る「ランナー」が増え、ちょっとしたランニングイベントの様相を呈した。中には、「ブリックランしている人たちが楽しそうだったので、今日は途中でTT切り上げて、こっち(ブリックラン)にしました」なんて人も。
限界に近い領域にあるロングTTのフィニッシュの先に、トライアスリートだけが知る、意外とやみつきになる(?)デザートが待っていた。
ENJOY THE TRY第3弾はコチラ>>https://wp.triathlon-lumina.com/e705/
2022年3月19日(土)
日本自動車研究所 城里テストセンター
(茨城県城里町)
バイク200㎞・100㎞・50㎞TT
参加者(完走者)/
200㎞部門 119人(97人)
100㎞部門 79人(68人)
50㎞部門 111人(106人)
次回「しろさとTT200 秋」は11月6日(日)開催!
▶しろさとTT公式HP