長野県東御市は国内屈指の高地トレーニングの拠点を整備して、アスリートの練習環境向上および地域住民のスポーツと健康づくりを目指している。標高1,730mの湯の丸高原に陸上トレーニング用の施設を整備し、2019年10月には日本唯一のトレーニングプール施設が整備されている
高地トレーニングの聖地で
スポーツによる地域活性化を推進
Luminaを運営するセロトーレ株式会社は、高地トレーニング施設「GMOアスリーツパーク湯の丸」などを整備して「高地トレーニングの聖地」として知られる長野県東御市、スポーツふるさと納税「ふるスポ！」を展開するスポーツ・ローカル・アクト株式会社と３者による包括連携協定（スポーツによる地域活性化に関する包括連携協定）を締結した。
長野県東御市は、標高1,750mの湯の丸エリアに陸上トラックやクロカンコースを備えた高地トレーニング施設「GMOアスリーツパーク湯の丸」を整備。
2019年10月には日本で唯一の高地プール施設も完成し、⾸都圏から３時間以内という好アクセスの⽴地、⾼地トレーニングから平地に戻った際の身体的負荷の少ない1,750mという絶妙の標⾼から、
トライアスロンや競泳・陸上など様々な競技の日本代表選手ら、トップアスリートがトレーニング拠点として活用している「高地トレーニングの聖地」だ。
Lumina（セロトーレ）ではその理想的なトレーニング環境や、忙しいエイジグルーパーのワーケーション適地としてのポテンシャルの高さに注目、
東御市やスポーツ・ローカル・アクトの協力を得て、TKこと竹谷賢二さんや太田麻衣子コーチ、久保埜一輝コーチら、人気指導者を講師に迎えたトライアスロン合宿を開催してきた。
今回の協定を機に、東御市、スポーツ・ローカル・アクトと連携を強めることで、これまで行ってきた合宿はもちろん、トライアスリートやランナー、サイクリスト、スイマーなど様々なスポーツを楽しむアスリートに向けて、トレーニング＆ワーケーション拠点としての「湯の丸エリア」の魅力を伝えていく。
９月に開催されたLuminaのトレーニング合宿。視察に訪れた花岡市長と参加者で記念撮影
■名称：「スポーツによる地域の活性化に関する包括連携協定」
■締結日：2021年10月11日
■連携事項：
(1)スポーツを核とした新たな人の流れの創出に関すること。
(2)スポーツイベントを通じた地域活性化に関すること。
(3)スポーツ人口の拡大や競技力向上に関すること。
(4)地域資源の魅力の発信と観光の振興に関すること。
(5)その他、地域の活性化に関すること。
■３者による取り組み内容：
トライアスリートをはじめ多くのアスリートに東御市・湯の丸エリアを快適・便利に利用していただくための取り組みやワーケーションなど新しい利用方法の提案、高地を活かしたイベント、ふるさと納税による高地トレーニング施設の支援を推進していきます。
包括連携協定・締結式でのコメント
【長野県東御市 花岡 利夫】（＝写真中央）
東御市では、スポーツ振興計画を策定し、「スポーツにあふれた、活力と魅力あるまちづくり」を基本理念とし、「日常にスポーツがあり、人間関係と地域経済が豊かな、健康で笑顔輝くまち・とうみ」を目指す姿としてスポーツの振興に取り組んでいます。
その中で、掲げた目標を実現するためにスポーツ人口裾野拡大のため、一般アスリート層を含めた新たな集客の取り組みが求められているところです。
この度セロトーレ株式会社とスポーツ・ローカル・アクト株式会社との協力関係の構築により、新たなスポーツ誘客の獲得において大きく寄与するものと考えています。
この協定の締結を機に、スポーツ振興や地方創生など様々な分野においても連携を進めさせていただき、協力体制を一層強固なものにしていきます。
【セロトーレ株式会社 中島 秀彰】（＝同左）
セロトーレの持つリソースを最大限に活かして、一般アスリートに向けて発信することで、東御市を全力で応援していきます。
【スポーツ・ローカル・アクト株式会社 赤嶺 健】（＝同右）
地域外との関わりの中で地域スポーツ振興を図る「アウター政策」の観点を取り入れたスポーツ推進体制に向けて、一般アスリートの方々への認知を高め、また、ふるさと納税での施設支援なども連携を強めて、地域振興の推進を共にさせていただきます。
スポーツ・ローカル・アクトは、スポーツを活用した地域の取り組みを最大化させることをミッションに、スポーツふるさと納税「ふるスポ！」を展開。スポーツの価値を正しく創り、日本の様々な場所でスポーツを活用した取り組みで地域を活性化させ、スポーツの価値を高めることを目的にしている
