ヤビツ、宮ケ瀬、道志みち帰りに
トライアスリートが憩える空間を。
Tokyo2020ロードレースの舞台ともなった道志みちへと至るルート途上の神奈川県相模原市、バイクトレーニングに訪れるトライアスリートも多い宮ケ瀬湖と津久井湖の中間に位置する串川沿いに、注目のカフェ&ゲストハウス「Cafe & Cozy Cabin Garachico」がオープンする。
8月8日(予定)のカフェOPEN、10月からのゲストハウスOPENに先立ち、8月6日(日)にはオープニングレセプションが開催され、100人を超えるトライアスリートや関係者らが現地を訪れた。
新たにオープンするこのスペースは、コナ(アイアンマン世界選手権)出場経験をもつ強豪エイジグルーパー青木睦さんがご夫婦で立ち上げるもので、
連なる山並みをイメージした3つの棟のうち、左側が自家焙煎のコーヒーやパニーニを供するカフェ。中央の居住スペースを挟んで、右側が週末のみ・一組限定のゲストハウスとして営業する。
「これまで長年勤めた会社を辞して、新しいコトを始めようと考えたとき、せっかくなら好きで続けてきたトライアスロンにもつながる何かを始めたいなと。
いろいろなやり方があると思うんですが、私が考えてたどり着いたのが、トライアスリートやサイクリストがトレーニングの拠点にしたり、ライドの途中に立ち寄って、ゆっくりくつろげる空間づくりでした」(青木さん)
設計は知り合いの建築士・大西智也さんらが手がけたものの、壁面塗装やウッドデッキ、芝生広場、駐車スペースまで青木さん自らもセルフビルドしたという、いかにも血の通ったこだわりの空間は居心地が良く、
コーヒーのほかBBQやジェラートなどもふるまわれたオープニングレセプションでは、言うまでもなく自走、バイクジャージ姿で集った多くのトライアスリートが、夏空の下、その心楽しい空間を大いに堪能。
青木さん自身が所属するチームYのメンバーはもちろん、チームケンズやTRION、白戸太朗さんらGutaro、関東鉄人会、トライアスロン旅烏こと謝孝浩さん率いるTriathlon Tripまで、実に多様多彩なコミュニティのトライアスリートが一堂に会した、壮観なオープニングイベントとなった。
印象深い屋号「Garachico」(ガラチコ)は、スペイン領カナリア諸島にあるテネリフェ島北部、海沿いの街の名前からとったものだという。
昼間から地元のおじさんたちが集い、パニーニと地ビールを楽しみ、そこを初めて訪れた人にも心地よい時間が流れる――
かの街のバーのように、トライアスリートやサイクリスト、ハイカー、地元の人が交われる空間を目指す、新しいスタイルのCafe & Cozy Cabin。
まずは近く自家焙煎コーヒーとパニーニが楽しめるカフェスペースからオープン予定とのことなので、トレーニングライドがてら、その夢の始まりを楽しみに、立ち寄ってみてはいかがだろう。
神奈川県相模原市緑区長竹586
営業時間
■Café《8/8オープン予定》
(平日)9:00~16:00
※木曜日のみ17:00~20:00
(土日祝)8:00~15:00
■Cozy Cabin
《9月予約受付開始・10月オープン予定》
(週末・一組限定のゲストハウス)
土日の1泊2日(※月曜日が祝日の場合は延泊可)