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「スピード勝負の70.3からロングで戦える持久力とメンタル強化を」第5回KONAチャレフィードバックMTGルポ③

投稿日:2019年5月30日 更新日:


ルミナ編集部

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スピードトレーニングの見直しと
ロング仕様のカラダに仕上げる

5月19日に行われた4回目のKONAチャレメンバーのフィードバック・ミーティングの続きから。

前記事を読む<<<②「無謀な計画になっていない? リアルタイムに現状位置を把握する」東度さん

孫崎虹奈さん
アイアンマン70.3柳州でスピード不足を痛感。
レース選定から戦略を見直す。

ルミナのイベント担当としてKONAチャレプロジェクトでトレーニングパートナーを務める孫崎さん。メンバーと同様トレーニングを積み、KONAを目指している。トライアスリートとして日本選手権出場などの実績があり、持ち味のスピードを生かして今回はアイアンマン70.3柳州に出場した。
★アイアンマン70.3柳州の他、日々のトレーニングやレース遠征について綴っているブログはこちら

【自己評価】
学生時代は51.5㎞に出場していたが、昨年初めて台湾でアイアンマン(スイムは400mに短縮)を完走。今シーズンは4月14日アイアンマン70.3柳州に出場し、ロードマップに掲げた目標を達成した。アイアンマン70.3柳州(中国)
目標 5:15:00(スイム29:00/バイク2:55:00/ラン1:45:00)
結果 5:09:17(スイム28:00/バイク2:47:19/ラン1:44:30)エイジ5位スイムは川で、事前情報では好タイムが出るとのことだったが、コースがM字状に改訂されていて、あまりペースは上がらなかった。はしごを登るのに苦戦したこともタイムに影響した。

バイクは1カ所400mのアップダウンがある以外はフラットな往復コース。ペースは31㎞/hを想定していたが、平均32.3㎞/hをキープできた。ショートクランクに変え、竹谷さんにパワーの出し方を指導していただいてからペダリングがスムーズになったことから、レースでは楽に162Wを維持できた。

ランは4分45秒/㎞で入ったが、上りで落ちて4分57秒。

総じて実力は出すことができたが、1位のタイムは4:30:58で、40分近い差がある。アイアンマン70.3でKONAスロットをとるにはスピード不足だと感じた。

<ロードマップ>

【目標クリアのための課題・取り組み】

アイアンマン70.3での自分の現状は確認できたが、私のエイジのKONAスロットは1枠しかなく、KONAに行くには1位になるしかない。スピードを強化して70.3で狙うべきか、持久力をつけてアイアンマンで狙うべきか迷っている。

70.3でKONAを狙うところまでさらにスピードを上げるのは難しい。今のスピードをアイアンマンで維持できればアイアンマンでとれる可能性はあるが、今回決して余裕があるわけではなかったので、それも現時点では難しい。

ネットでアイアンマンと70.3のレースのリザルトを調べてみたところ、今年可能性があるのは、アイアンマン台湾とマレーシアであることが分かった。70.3のペースをアイアンマンで維持できるようにトレーニングして、このどちらかに出ようと考えている。

©Kenta Onoguchi

【TKのアドバイス】

スピードトレーニングの定義を見直し
ロングのペースとして練習する

TK■KONAスロットがひとつで、エイジ1位とそれだけ大きな差があるということは、アイアンマン70.3でKONAを狙うためにはかなりスピードを強化する必要があります。そうなると、そもそもこれまでのスピード設定が低過ぎたということでもある。

今年は秋のアイアンマンを後半のメインレースとするなら頭を切り換えて、今のスピードをアイアンマンのスピードと設定し、トレーニングのボリュームを増やしていくのはどうでしょう? 速いと思っているスピードでも、やっていくうちにわりと楽に出せるようになっていくものです。

私の経験では4〜5年前マラソンのサブスリーを目指して4分15秒/㎞のスピードトレーニングをやったことがあるんですが、トライアスロンをやっているうちに、そのくらいのペースは楽に出せるようになりました。今ではバイク→ランのブリックトレーニングで疲れた状態でも出すことができます。

孫崎さんの場合、スイムは得意だから、課題はバイクとランですが、ランはこれまでの練習のセット数や1回あたりの量を増やせば、アイアンマンで走れる走力はつくと思います。バイクは長いトレーニングが必要ですが。

孫崎■仕事が忙しくて実走の時間が十分とれないんですが、長時間の実走が無理ならローラー台で補えばなんとかなると思います。

TK■ロングで必要なのはスピードを維持する能力です。ランなら長時間歩数を刻みながら、バランス・姿勢を崩さずに維持できるか、バイクなら姿勢を維持しつつ、足を上げ続けられるか。スピード強化には踏み込む力を強くする必要がありますが、持久力を伸ばすには足を上げ続ける能力が大切です。粘れるメンタルも重要なので、そこも意識して鍛えるといいでしょう。

▶続き>>>④「効率良くトレーニングするには、レースペースでどれだけやったかが“カギ”」フレンドメンバー高橋さん

①「目標に対しての自分の現在地を把握する」牧野さん
②「無謀な計画になっていない? リアルタイムに現状把握する」東度さん
⑤「KONAアスリートになるためには長くハードな“ビッグデイ”が不可欠」フレンドメンバー田所さん

>>>KONAチャレ過去掲載記事を読む

◎「KONA Challenge supported by MAKES」オフィシャルHP

オフィシャルページでは、メンバーのトレーニング状況やピックアップコンテンツなどを随時更新しています。

◎MAKES

【サポート施設】
AQUALAB

流水プールを使ってインストラクターによるフォームの分析、プルブイを使用して20分測定を行う。
※メンバーの孫崎が実際に測定している様子はこちらから

SPORTS SCIENCE LAB

心肺能力(VO2MAX)、AT値、AT値でのフルマラソン適正ペース、ランニングフォーム評価、AT値での20分走タイムを測定。

R-body Project

ファンクショナル・ムーブメント・スクリーン(FMS)で体のコンディションを骨格のゆがみや関節の可動域などのポイントからチェックし、評価。

Endurelife

AT値で20分間バイクをこいだときの平均パワー/心拍数(PWR/HRT—AT値)、FTP(機能的作業閾値パワー/PWR/HRT—AT値20分の95%)の測定とフォーム、ペダリングについてのチェック&アドバイス。

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