02 : VAAMを活用したエネルギー戦略
>>>《IM70.3セントレア・リポート》01「チームVAAMのレース前実戦対策」を読む
トレーニング段階からVAAMを活用。客観的指標でもメリットを実感
エネルギー戦略の大事なポイントとして、カラダに貯蔵されている体脂肪を運動時(スイム、バイク、ラン)のエネルギーとして活用できるよう準備しているのも、チームVAAMならではのレース前準備。
事前のトレーニングでも、チームメンバーはほぼ100%、VAAMのオススメ・ラインアップ(※本記事末尾で紹介)を投入し、自分なりのベストな使い方を模索してきた。
そして、メンバーの多くが「体脂肪をエネルギーとして使えるようになる」感覚を、トレーニングの段階から実感している。
事前勉強会で学んだ内容も踏まえ、体脂肪を運動エネルギーとして使うことを意識したトレーニングを多めに取り入れたのは、3期生の筒井貴之さん。
「例えば、スーパーヴァームを摂ってから運動強度zone2(※一般的に最大心拍数の60~70%ほどで行う持久力トレーニングの領域)で45分以上、カラダを動かすと、負荷はそれほど感じていないのに代謝が良くなり、エネルギーが生まれている感覚があります。スタミナのもちが違うなと感じるようになりました」
普段から「必勝パターン」を確立し、客観的なパフォーマンス指標でも、自身の成長を実感しているのが1期生としてVAAMを長く愛用する西田宜幸さん。
「VAAMとともにトレーニングを行ってきて、体脂肪率 ▲3%。体重は変わらないですが、筋肉量はアップ、脂肪量はダウン。特にうれしいのは、持久力がアップしたことです。バイクでは、FTP(※実効出力閾値=1時間キープできる限界出力)が220W(ワット)から231W へアップ。
ランニングVO2max(※最大酸素摂取量=一般的に長時間の運動持久力の基準とされる)は過去最高の56へ。シーズン直前の追い込みに大変助かりました。
VAAMはトレーニング前の摂取がオススメで、状況によりゼリーやドリンク、顆粒などを使い分けられるのが便利。寝起きはドリンク、仕事上がりで空腹時はゼリー、荷物を少なくしたいときは顆粒を使っています。例えば仕事帰りは、ジムでの短時間トレーニングが多いので、サッと摂取できる顆粒タイプを愛用。
顆粒はスティック状で携帯しやすいので(職場や移動先でも)常備しています」
今期からチームVAAMの仲間入りをした南 章行さん、安田宗義さんも早速、トレーニングにVAAMを取り入れ、良い手ごたえを得ている。
「主に、朝食前にトレーニングをする際にVAAMを使いました。運動時のエネルギーとして脂肪を使えるカラダに近づくのが目的です。感覚的なものですが、思ったよりエネルギー摂取しなくても運動できるなと感じました。
大きく食事制限することなく、大会前の2カ月でしっかりカラダが絞れたので、そういう意味でも体脂肪のエネルギーを活用するカラダづくりは、良いアプローチだったなと思います」(南章行さん)
「レース前の2カ月間、いつも練習前にはスーパーヴァームを摂る習慣をつけました。体脂肪をエネルギーとして使えるカラダは、トレーニング後半、バテにくい気がして、気持ち良くもうひと踏ん張りできる感じがしました。この習慣を2~3週間ほど継続すると、普段より楽にカラダが絞れ、体重のリバウンドも起きにくい印象でした。その分、糖質制限・カロリー制限にあまり神経質にならずにすみ、しっかりと栄養を摂れて満足できました。
VAAMは私にとっては、レース準備期間は体調・ウエイト管理に、レース当日はここ一番のスタミナアップに役立っていると思います。また、味もあっさり風味でくどくなく、胃にもたれにくいので、他の補給食との相性もとても良いと思いました」(安田宗義さん)
VAAMチャージが早くも長時間トレーニング前のルーティンになっているというのは遠藤大介さん。
「4月より本格的に(セントレア70.3に向けた)トレーニングを開始したのですが、開始当初はオーバーウエイトでした。トレーニングボリュームを増やしたため、食事はいつも通り摂っていましたが、予想以上にカラダを絞ることができました。VAAMを活用する→練習量増の相乗効果だと思います。
また、週末の長時間トレーニングでは、いつもより少ないエネルギー補給でも後半タレることなく、集中を切らさずにメニューを消化することができましたし、翌日に残るダメージも軽く、おかげさまで短期間でパフォーマンスを上げることができました。
2カ月間VAAMを使用させてもらい、特に長時間の運動で得られるメリットが多く、驚きました。『VAAMを摂ればいける!』という安心感から、今では長時間トレーニング前のルーティンにもなっています」
さらに、早朝や仕事帰り(夜の比較的空腹時)に行うことが多いスイムトレーニングで、VAAMを摂ることのメリットを実感したメンバーも多い。
「トレーニング前に必ずスーパーヴァームを摂取していましたが、特にスイムトレーニングの時にチカラの発揮を体感できました。
バイク、ラン以上にメリットを感じた理由を自分なりに考えたのですが、スイムに関する筋持久力があまり高くないからこそ、私は長時間動けるチカラが必要で、その動き続けられるチカラを体感できたことが大きかったと思います。私の一番のお気に入りはスイム前に摂る顆粒タイプです!」(吉野広幸さん・4期生)
「ランやバイクでは1時間以上負荷をかける練習時の後半に粘れる点など、違いを実感しています。仕事帰りのスイム練習は空腹時に行うことが多いのですが、練習開始30分前くらいにVAAMを摂ります。補給することでしっかりメニューをこなすことができました」(前田直昭・1期生 )
トレーニングの段階からVAAMを活用したエネルギー戦略を実践してきたチームVAAM。さまざまな場面で、そのメリットを実感し、期待と自信を胸にセントレア70.3決戦へと向かった。