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家族全員トライアスリートが叶う「前橋トライアスロンフェスタ」に行ってきた!

投稿日:2019年11月19日 更新日:


ルミナ編集部

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©HaoModa

2017年、海なし県の群馬で始まった「前橋トライアスロンフェスタ」。「日本一やさしいトライアスロン」を標ぼうし、今年で3回目の開催となりました。大会プロデューサーを務めるのは、元プロトライアスリートの酒井絵美さん。レースの距離は、スプリントディスタンスよりも短いけれど、それでも人を惹きつける魅力あふれるレースに成長しています。今回は、第1回大会に出場した編集部ツノダが新たなチャレンジをしてきました。

2歳から参加できるトライアスロン

今回のレース出場のテーマは「子どもと一緒にトライアスロンに参加すること」。ポイントは、子どものトライアスロンデビューではなくて、親も一緒にレースに参加して楽しむことです。10月6日開催の「前橋トライアスロンフェスタ」は、初開催の2017年、産後復帰レースとして参加したこともあったので、安心感もありました。
>>>>コースの詳細もレポートした2017年レース参戦記事はこちら

娘は9月に3歳になったばかりで、プールや海が好きですが、スイミングに通っているわけではありません。ペダルなしの自転車にちょこっと乗る、走るのは大好きという子なので、「ま、大丈夫でしょう。泣いちゃっても、抱っこになってもとりあえず、経験させよう」という気軽な気持ちで参加しました。

まだ言ったことがすべて理解できるわけではないので、娘には「プールでスイスイ~して、自転車に乗って、最後よーいドン(走る)!するんだよ。大きな公園に行って、おじいちゃん、おばあちゃんもいるよ」と楽しそうな要素をまとめて話しておきました。「やるー!」と張り切っていたので、一安心。

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子連れにオススメのレーススケジュール

私たちは前日に受付を済ませましたが、子どものレースの招集時間が10時15分で、大人のレースは13時15分スタートと、時間的に割と余裕があります。当日受付もできるため、関東近郊の方は宿泊なしの当日参加も可能です。子連れ参加で前日会場に行けるようであれば、前日受付をオススメします。

受付ではトランジションバックがもらえ、大会プログラムやスイムキャップ、選手判別のリストバンドなどが入っていました。「日本一やさしい」トライアスロンを標ぼうしているだけあって、プログラムの内容もとても分かりやすく親切です。配布前に大会HPに掲載されているので、事前にチェックすることもできます。駐車場情報などは登録のメールアドレスに最新情報が送られてきます。公園内、スタジアムでイベントが行われていることもあるので、見ておいたほうがいいと思います。

この他、チラシやドリップコーヒー、ティッシュなど、たくさん入っていました

会場の敷島運動公園、正田醤油スタジアムは、前橋ICからもほど近く市街へのアクセスも便利です。周辺にはビジネスホテルが点在して、低価格なため家族が多くても安心です。今回は両親に孫を会わせる目的もあったので、前泊しました(大人4人、幼児ひとり、朝食付きで合計税込15,000円くらいでした。ありがたい!)。

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レース当日、ホテルでしっかり朝食を摂ってから、レース会場へ。子連れだと、絶対に予定通りにいかないので、できるだけ早めの行動を心がけました。10:15招集で、8時30分には会場入りしました。とにかく、娘の機嫌が悪くならないように……とひやひやしながら、着替えさせて用意をしました。レジャーシートやテントが張れるところがあるので、持って行くと着替えやご飯などに便利です。

ゲストの松田丈志さんもビギナーの部に出場 ©Hao Moda

私たち夫婦が参戦したのは、スイム500m/バイク17㎞/ラン4㎞の一般の部。娘は未就学児の部でスイム15m/乗り物400m/ラン100m。未就学児は大人が伴泳、伴走できます。スイムは浮き輪など補助具も使えるので安心安全です。最初は、いくら子どもでも短過ぎるのでは?? と思いましたが、結果的に長く感じるくらいの距離でした(最後抱っこだったので……)。

松田さんとハイタッチ! その子なりに頑張る姿

プールの更衣室やトイレも使えるので、着替える場所の心配はいらずスムーズでした。娘はプールで浮き輪を使うのが楽しみのようで、すぐにプールサイドへ。たくさんの子どもたちが集まっていてちょっと萎縮していましたが、はやくプールに入りたくてうずうず。ゲストの松田丈志さんや、群馬住みます芸人の「アンミンカンミン」さんが子どもたちを盛り上げてくれました。娘も松田さんとタッチ!

最年少は2歳の女の子。かわいい ©Hao Moda

未就学児の部は、歳の大きい子から順番にスタート。最年少は2歳の女の子でふたり、その前が娘だったので3番目に小さい歳だったようです。

順番までかなり待ったような記憶でしたが、実際は15分くらいの待ち時間でスタートしました。スイムは気持ち良くてスイスイ~。自分でバシャバシャ行ける子もいたり、逆に泣いてしまって親に抱きついている子もいたり、みんなそれぞれ頑張っていました。

あっという間にプールから上がって、トランジションエリアへ。初秋で過ごしやすい気候だったため、水に濡れているとちょっと寒い。案の定「しゃむい、みじゅがしゃむいよ~」と愚痴りだしたので、超特急でタオルで身体を拭いて靴をはかせてバイクへゴーしました。

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たぶん、最初の10mくらいは自分で乗りましたが、あとは「おかーしゃん、押して~!」と、予想どおりの展開になりました。なんとかなだめて自分で乗ってもらいましたが、それでも後半はすべて私が押して終了。途中でおしっこをもらし、はやくりんごが食べたくなってしまって(「終わったらりんごがあるよ」と、と余計なことを言ってしまった)、結局泣く……。ランは一歩も走らずに、抱っこのままでゴールとなりました。

ゴールテープを切って、お姉さんが掛けてくれた完走金メダルも「いやー!」と地面に投げつけるというさんざんなデビューとなりましたが、のちのち「とらいあしゅろん、やったのー! かわいいメダルもらったの!」ととてもうれしそうだったので、彼女なりに楽しい思い出となったはずです(そうであってほしい!)。「またやりたい」という言葉を聞けて、ホッ。とりあえず、最大のミッション終了。

レース中はたくさんの人から「頑張れー!」「もう少し!」「お母さん、頑張れ!(笑)」と非常に暖かい声援と眼差しをいただき、それがとてもうれしかったです。

スムーズにいく子のほうが少ないし、できなくて当たり前、親も子どもも気持ちを共有できるので、のびのびとマイペースに参戦できました。

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未就学児の部は計測ナシ、全員に完走金メダルがもらえる ©Hao Moda

招待選手だった松丸真幸さんの奥様・浩巳さんと娘さん(4歳)も未就学児の部に出場していて、「3歳と4歳でまたずいぶんと変わってくるよ」とアドバイスをもらいました。それを聞いて、来年が楽しみのようでもあり、まだ赤ちゃんが半分入った3歳が愛おしくもあり、複雑な気分ですが身体を動かすことは好きそうなので、やりたいことをやらせてあげたいな、と思いました。

着替えたら、すぐにりんごと屋台で買ったポテトを食べてご満悦のご機嫌に。会場のすぐ近くにコンビニがあり、場内には飲食の屋台もあるため軽食には困りません。子どもの急な「お腹空いた!」にも対応できます(笑)。「お母さんたちも、プールで泳いだりしてくるよ」と言うと、「ばいばーい!」と元気いっぱい。とりあえず、両親に娘を託して私たちはレースへ向かいました。

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午前中は子どもに、午後は自分のレースを

娘のレース後にトランジションの準備や着替えをしても余裕がありました。トランジションエリアは、競技の邪魔にならなければ、いつでも出入りできたのであわてずに用意ができました。私は、2年ぶりのレース。今まではレース前とても緊張していましたが、娘が頑張った姿を見たり、欲張らずにできることをやってきたので、楽しみな気持ちでスタートしました。

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スタート順は、自由。2人ずつプールに入り、50mをプールを5往復します。ウエットスーツを着ている人よりもトライウエアやスイムウエアの人が多数でした。全面ガラス張りの開放感たっぷりなプールなので、とても泳ぎやすく気持ちが良かったです。MCはトライアスリートの間では有名なサム酒井さん。明るく会場を盛り上げてくれました。

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ゆっくり着替えてバイクコースへ。バイクは利根川沿いの国体道路を前橋グリーンドーム方向に向かって帰ってくる2周回。百名山の榛名山など群馬の山々を臨むこともできます。平坦基調の直線で、一部路面が荒れているところもありましたが、非常に走りやすいコースでした。

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同じトランジションエリアに戻って、ランへ。ランは敷島公園内のコースを2周回します。松林の中のクロスカントリーランが楽しめます。コースには、規則的に地元の中学生や高校生が立ってくれて、「頑張ってください!」と声をかけてくれるので、なるべく「ありがとう!」と言いながら走りました。

途中、先にゴールしていた夫と娘が応援してくれてハイタッチ! 娘はお眠でしかもトライアスロンをやっているお母さんのことが認識できずに、ぼーっとしていましたが。

最後はスタジアムを1周します。フィニッシュまでのホームストレートで、娘が待っていてくれたので、手をつないで数十メートル一緒に走って同伴ゴールできました。

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いろいろな世代に楽しんでもらいたい

レースプロデューサーの酒井絵美さんは「そんな風に家族で楽しんでもらているシーンがたくさん見られるといいなと思います。さらには、おじいちゃんもおばあちゃんも参加してくれるとうれしいですよね。3世代でトライアスロン参加なんていうシーンが見られたら最高です。前橋トライアスロンフェスタなら、それも不可能ではないな、と感じています」と話してくれました。

実際に、中学校の体育教師だった母は、孫と娘の姿を見て「自分もやってみたい!」という気持ちになったみたい。

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レース会場と言い、距離と言い、「家族で」というキーワードにピッタリのレースだとあらためて感じました。今回は、私の両親がサポートで入ってくれたので、私も夫も一般の部で参加ができましたが、両親のどちらかがビギナーの部に出場するなど工夫すればジジババのサポートなしでも行けるかもしれません。サイクリストの夫にもちょうどよい距離だったようで、我が家の定番レースとなりそうです。

2017年に娘と一緒にフィニッシュを果たし、今年は娘のトライアスロンデビュー(と言っていいのか?)ができました。次は、おばあちゃんも一緒に親子3世代が目標です。

トライアスロンに無縁の群馬の友達にも「前橋でやっている、日本一やさしいトライアスロンでしょ?」と浸透しつつあるので、ゆくゆくは同窓会的に誘えたら楽しいかも……なんて妄想も膨らんでいます。

未就学児の部大集合 ©Hao Moda


◎前橋トライアスロンフェスタ

群馬県前橋市
気温26度/水温29度
総参加者数(完走者数)
944人(859人)
カテゴリー別参加者数(完走者数)
未就学児の部:72人(全員完走)
小1-3年生の部:80人(78人)
小4-6年生の部:75人(68人)
ビギナー(中・高校生)の部:20人(16人)
ビギナーの部:182人(159人)
一般(中・高校生)の部:16人(15人)
一般に部:289人(244人)
一般リレーの部:33組(33組)
企業対抗リレーの部:37組(36組)

◎詳細・リザルトなど
http://www.mae-tra.com/

編集部ツノダ
トライアスロン・ルミナ編集部員。トライアスロン歴12年くらい。レースに出た回数は20回未満。産休・育休を経て、2018年4月より仕事復帰。

大会アンバサダーの白戸太朗さんとプロデューサーの酒井絵美さん。娘のレースはある意味伴走者の戦いでもあります!

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