COLUMN

長い距離の練習を積める「食べ方」とは?

投稿日:2023年7月13日 更新日:


ルミナ編集部

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©Kenta Onoguchi

佐渡〈ミドル~ロング〉対策!
強化&リカバー集中講義【第2回/全3回】
supported by CARNOPOWER

日本最大のミドル&ロングディスタンスレース「佐渡国際トライアスロン大会」(9月3日開催)に向けて、最後の仕上げのトレーニングのコツや食事と栄養(サプリメント含む)をめぐる注意点などを、オリンピアンにしてアイアンマンでも世界を転戦した経験をもつ、西内さんに訊く、3回集中講義。

第2回は、トレーニング中の食と栄養のポイントについて。

オリンピアン&IRONMAN プロ登録選手としてのかつての活躍はもちろん、指導者・経営者として多忙を極める今も、「生涯現役トライアスリート」としてレースに出続ける西内さん。

その息が長く、レベルの高いパフォーマンスを支えている「食と栄養」のこだわりとは?

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西内洋行

西内洋行 Hiroyuki Nishiuchi
teamNSI。シドニー・アテネオリンピック日本代表。ロング転向後は、当時世界最強を誇ったインターナショナルチームに所属し、アイアンマン世界選などで活躍してきた。佐渡大会でも、過去にAタイプ(ロング)5勝、Bタイプ(ミドル)3勝と圧倒的な実績を残している。現在は、主宰するNSIトライアスロンスクールを拠点に幅広い層の指導を手がけつつ、自身もレース活動を続け、佐渡、宮古島など国内主要大会で上位入賞できる実力を維持している。1975年、福島生まれ。

長い距離のトレーニングのための「食と栄養」こだわるべきは?

ミドル~ロングの比較的長い距離のトライアスロンで強くなるには、質の高いトレーニングをより多く積み上げていけるかが肝心。

その下支え・前提となる、日々の食事・栄養補給には、しっかりこだわりたい。

練習前後、ただ漫然と食べて飲むだけでは、ダメージはたまっていく一方。日々のリカバーを意識した食事のキホンから、食事では補いきれない不足しがちな栄養、その強い味方としてのサプリメント活用のポイントとは何か?

西内さん自身、若いころは、この「食の大切さ」を実感できずにいたという。

「若いころは、何も気にしないでも走れていました。30~40代ぐらいになってくると、食事の大切さがわかるようになってきました」と、年齢とともに食事や栄養に対する意識が高まったという西内さん。

納豆や副菜を足して、どうしたって不足しがちなタンパク質をこまめに摂る(※写真はイメージ)

特に食事において気をつけたいのが、タンパク質だという。ほとんどプロテインを摂らないという西内さんは、普段の食事からタンパク質を摂取するように心がけている。

「日本人はタンパク質が摂りづらい食生活なので、比較的多めに摂るのは意識しています。間食でもおにぎりやパン、バナナなど炭水化物は取りやすいんですけど、タンパク質が摂れないんですよね。なので、三食食べる時にタンパク質は必ず入れたり、朝昼で摂れなかったら、夕食でちょっと多めにするようにしています。量ではなくて、種類を多くするように工夫しています」

わかっていても不足しがちな「タンパク質」の足し方

「とはいえ、ちょっと意識するだけではなかなか追いつかないぐらい、みなさんタンパク質は不足しています。朝食をオートミールにしたりと、ちょっと気をつけて摂っているつもりでも、だいたい食事診断をするとトータルで全然足りてないことがよくあり、難しいですね」

「トレーニング中は炭水化物中心の補給でも構わない。おにぎりで具が鮭のものを選ぶとか、ちょっとタンパク質をプラスするぐらい。その分、夜にちゃんと摂るようにしましょう。今日の食事はタンパク質が足りないなと思ったら、副菜でこまめに足していけるといいですね」

「サバ缶などの缶詰も手軽です。魚、肉などの動物性だけでなく、豆腐、枝豆、納豆など植物性のタンパク質は冷蔵庫に常備していつでも食べられるようにしておきましょう。私はおつまみでもナッツを食べたりしていますね」

西内さんが不足しがちな亜鉛補給に活用しているサプリメント「アエンダM」

アスリートこそ気をつけて摂りたいミネラル「亜鉛」

必須脂肪酸であるオメガ3系脂肪酸も、意識して摂取している。血液をサラサラにし、炎症予防にも効果があると言われる。

「オメガ3の油は別で摂りますね。アマニ油を味噌汁に入れたり、サラダにかけたりして、1日でスプーン1杯分ぐらいは摂るようにしています」

ミネラルはサプリメントで補う。特に亜鉛は汗や尿で排出されやすく、免疫低下や疲れやすさ、集中力不足などに陥りやすい。

「日本人はコンビニ食などが増えてきて、亜鉛が足りてないと言われています。私は『アエンダM』というサプリメント(上の写真)を飲んでいて、1日の規定量は摂るようにしています」

▶アエンダM
価格864円(税込)
タブレットタイプ/30粒(約30日分)入り
1日の摂取目安量:1粒

>>次回「佐渡Bミドルで失敗しない、実戦対策トレーニング」へつづく

©Kenta Onoguchi

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ベテラン西内洋行のパフォーマンスを支える『カルノパワー』

指導者・ビジネスパーソンとしても多忙を極める中、レース参戦を続ける西内さんが、特に最近、注目しているのが、アミノ酸の一種で、鳥の胸肉などに多く含まれるカルノシン。

筋肉内に貯蔵され、抗酸化や、タンパク質の糖化を防ぐ抗糖化、持久力の向上といったメリットが期待されている。

また睡眠の質やリカバーにもプラス要素があると言われる。「まさに一石三鳥ぐらいのメリットが期待できるんです」と西内さんは語る。

このカルノシンを含む注目のサプリメントが「カルノパワー」だ。カプセルタイプ「カルノパワー」の2倍のカルノシンを配合した顆粒タイプ「カルノパワーSTICK」も今年発売され、レース中も摂取しやすくなった。

3年ぶりに開催された昨年の佐渡大会では、西内さんは最後のランの中盤で脚がつってしまい、得意とする大会でまさかのリタイアに終わった。しかし、今年は宮古島、五島と上位で完走と復活のレースを見せている。

レース中にカルノパワーSTICKを摂っていることも、西内さんにとっては助けになったようだ。

「筋肉中のカルノシンが多いほうが運動中のダメージも少なく、持続力も上がる感じがします。リカバーとパフォーマンス、どちちの面でも違いが感じられるのはすごいですね」

「昨年の佐渡は練習ではカプセルタイプのカルノパワーを摂っていたのですが、まだ顆粒タイプ(カルノパワーSTICK)がなかったのでレース中はなかなか摂れませんでした。しかし今年の宮古島や五島は、レース中も顆粒タイプを摂っていたので、自分の走りをキープしやすいという体感がありました」

「特に五島は暑くてタフなレースでした。完走率もAタイプ(ロング)は70%台と低く、救護に運ばれる選手も多かった。そんな厳しいレースでも、うまく走れたので佐渡のAタイプも楽しみです」

▶カルノパワー
価格5,832円(税込)
カプセルタイプ/120粒(約30日分)入り
1日の摂取目安量:4粒

▶カルノパワーSTICK
価格3,240円(税込)
顆粒タイプ/7本入り(1本4.5g)
1日の摂取目安量:1~3本

▶カルノパワーサポートアスリートについてはコチラ

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「70.3東三河では好調をキープ。ラン後半10㎞でペースアップも!」

濱田隆之さん
(2023年アイアンマン70.3東三河 出場)

Q 「カルノパワー」どのように使っていますか?

6月から毎晩休む前に、カルノパワーのカプセルを4粒、レースやバイクのロングライドの際には、前後・朝晩に4粒使用しています。

東三河アイアンマン70.3のレース中には、バイクとランで、一袋ずつスティックタイプを使用しました。

Q 継続的に摂ってみて、実感していることや変化があれば教えてください。

東三河70.3では、バイクもランもたれることなく、しかもランでは後半10kmのほうがペースを上げることができました。

まだ、1カ月しか使用していませんので、明らかな変化を感じるのは難しいですが、ミドルのレース後も、スムーズに普段のトレーニングをこなせているので、リカバーの面でのメリットは、あると思います。

Q 今後摂り続けていくことで、期待しているメリットは?

57歳になり、年々、加齢との戦いで、なかなか(練習やレースの)ダメージが抜けないのですが、9月の佐渡Aに向けて、夏バテせず、良いトレーニングができるように、日々のリカバーの面でのメリットに期待しています。

「目ざめスッキリで、朝練も継続しやすくなった」

岡安 類さん
(2023年五島長崎国際トライアスロン出場)

写真右が岡安さん

Q 「カルノパワー」どのように使っていますか?

毎日、夜休む前にリカバーと二日酔い防止のためにカプセルタイプを4粒摂取。五島長崎国際トライアスロンではレース当日朝にカプセルタイプ2粒摂取。顆粒タイプをボトルに溶かし、バイク中20㎞ごとに摂取しました。

Q 継続的に摂ってみて、実感していることや変化があれば教えてください。

朝の目ざめが良く、朝練を継続しやすい。レース時の筋肉ダメージが軽減されている実感があります。

逆にバイク後半に切らしてしまうとパフォーマンスが低下。全く摂取しなかったランは最後までペースを維持することができませんでした。

次回の皆生トライアスロンでは、レースを通して摂取し続けようと考えています。

Q 今後摂り続けていくことで、期待しているメリットは?

加齢とともに日々のトレーニングのダメージからのリカバーが遅れていることを実感しているため、日常的に摂取し毎日フレッシュな状態で練習に取り組みたいと考えています。

レースでは最初から最後までパフォーマンスが維持できることを期待。

レース後のリカバーも早まると、トレーニングの再開がスムーズになると考えています。

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