Maurten
コナ挑戦も支える、世界標準の補給。
コナ(アイアンマン世界選手権)日本勢トップの強豪で、指導者としても人気の久保埜一輝。
彼もまた革新的補給食「マウルテン」を導入してハイドロゲル技術の恩恵に与っているひとり
写真=小野口健太
Photographs by Kenta Onoguchi
元プロ選手の父親のもと6歳でトライアスロンを始める。高校卒業後、一時、競技を離れるも、2013年のアイアンマンジャパン北海道(洞湖)でレース復帰。2018年には地元・北海道での消防の職を辞して上京。指導者として活動しながら佐渡AB両タイプ優勝、2019・2024年コナ(アイアンマン世界選手権)日本人1位などの戦績を残している。
新ドリンクミックスで賢くカーボローディング。
脂肪をエネルギーに代えて動ける能力(ベース)を大きくしていくこととあわせ、レースでのエネルギー補給で、いかに多くの炭水化物をカラダに取り込み、エネルギーとして活用していけるかは、トライアスリートのパフォーマンスを決する最重要事項のひとつだ。
独自のハイドロゲル・テクノロジー(※下段参照)により、このエネルギー供給問題に唯一無二の最適解を出し、トライアスリートをはじめとする持久系アスリートの補給戦略に革命をもたらしたのがマウルテンだ。

大会の応援で宮古島を訪れた久保埜さん。Maurtenブースでオススメ補給法を語ってくれた
今や時代を代表する世界チャンピオンたちから、エイジグルーパーまで、本気で勝ちにいきたいトライアスリートには欠かせないピースとなった。国内でも、宮古島大会で活躍したサブ9プロジェクトのメンバーや、女子総合優勝の平柳美月さんらがマウルテンを軸とした補給戦略をとっている。
彼ら彼女らも仰ぎ見るロング世界最高の頂、コナの舞台で昨年、国内勢最速となる9時間00分57秒をマークした久保埜一輝さんも、早くからマウルテンを愛用するひとり。
今年の宮古島ではマウルテンブース特別イベントで、昨年のコナでの補給事例を教えてくれた。ここではその一部を紹介しよう。
コナ日本勢最速を支えたマウルテン補給の具体例
ボトルなどにドリンクミックスを入れて携行し、レース直前の準備や移動の間時間に、ちょこちょこ飲んでカーボローディング。
「新しくなったドリンクミックスは、溶けやすくなったのとあわせ、飲みやすくもなっているので、普段も違和感なく摂れて気に入っています」(久保埜・以下同)。
朝食を軽く摂って、移動しながらドリンクミックスでちょこちょこ補給。スタート10〜20分前にジェル160を1本摂った。
「自分の場合、スイム3.8㎞は50分で終わりますが、1.5時間とか、それ以上かかるなら直前の補給はより大事かと思います」。
BIKE 180.2km
《定期的に補給》
30分に1本ジェル160
ボトルにドリンクミックス
《不定期に摂取》
120㎞過ぎにカフェインジェルを半分。「全部摂るとカフェインの量が多いのと、ランでカフェインをしっかり効かせたいため、ここでは半分だけ摂りました。自分は体重64㎏、220Wで出力するので、このくらい摂ってもいいのかも。出力が低い人は1時間あたりに消費するエネルギー量もその分低い可能性が高いので要注意。
ただランに備えて、1時間に60g くらいの炭水化物(ジェル100×2相当)は、バイク中に摂っておきたいですね」。
40分に1本、ジェル160
「ハーフ以降にカフェインジェルを適宜投入して、カフェインをブーストするイメージです」
マウルテンが唯一無二な理由。

一般的なエネルギージェルよりも、やや固形に近いモチモチした独特な食感のMaurten Gelタイプ
《ハイドロゲル・テクノロジー》
炭水化物をハイドロゲルで包み込むことで、胃に負担をかけることなく吸収器官である腸まで素早く届ける技術。アイアンマンにおける補給は第4の種目と言われるほど重要な要素だが、嘔吐やおなかの不調といったトラブルに悩むアスリートは少なくない。Maurtenはこの「ハイドロゲル・テクノロジー」によってそのリスクを最小限にとどめることに成功した。
《無添加、ナチュラル》
Maurten製品は香料、着色料、保存料無添加。また、ハイドロゲルの原料は海藻から抽出されたアルギン酸塩と、りんごやレモンなどに含まれるペクチンという2種類の食物繊維のみ。余計なものは一切含まず、必要なものだけが含まれているため、原料リストは至ってシンプル。
Maurten Products
スウェーデン発の次世代スポーツニュートリションブランド。独自の「ハイドロゲル・テクノロジー」によって、かつてない高濃度の炭水化物を効率良く、胃への負担なく摂取できるようにした革新的補給食。水に溶かしてドリンクとして飲むパウダータイプの「Drink Mix」。「320」と「160」は昨秋にリニューアル。そこに、カフェイン入りの「320 Caf 100」を加えた3種類。ジェルタイプは「Gel100」と新登場の「Gel 160」、カフェイン入りの「Gel 100 Caf 100」の3種類。
\New Update Drink Mix/
これまでのハイドロゲル技術はそのままに、より水に溶けやすく、口当たりもさらに滑らかになり、吸収もよりスピーディーになった。ユーザーであるアスリートたちの声に耳を傾け、アスリートファーストを大切にするMaurtenならではのリニューアル。