INDOOR TRAINING

夏は暑い、冬は寒い、それなら季節に左右されない家ランを。

投稿日:2017年7月14日 更新日:


ルミナ編集部

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東京・品川区の天王洲にある「テクノジム ジャパン」本社。ショウルームを完備していて製品を試すことができる(要事前連絡)/©Kenta Onoguchi

INDOOR TRAINING #01

世界のトップブランド、テクノジム「MYRUN」で、
上質&高効率な家ランを。

屋外練習と平行して取り入れたいインドアトレーニング

トライアスリートにとって悩みのタネと言えば、トレーニング時間の捻出。正直、フルタイムで働きながら、スイム、バイク、ランのトレーニングを続けるのはなかなか難しい。特に野外を走るバイクやランは、練習日に雨が降ると練習管理が計画通りに進まなくなってしまう。

それに、自宅近くに走りに集中できる「良い練習コース」がない場合は、練習するために、練習場所まで出かけるという「時間的にもったいない」状態を積み重ねていることもある。

ここでアタマを合理的に切り替えてはどうだろう?

練習は屋外(アウトドア)でもするし、屋内(インドア)でもする、と。

インドアトレーニングのメリット
◆天候に左右されない
◆空いた時間を有効活用できる
◆信号など外的要因による練習のストップがない
◆負荷を自由に変えられる
◆フォームのチェックがしやすい

インドアトレーニングは、日本ではサブ的な練習と捉えられているが、海外では屋外練習に並ぶ存在として、しっかりトレーニングを積むために利用されている。軽めの練習はもちろん、30分~1時間の追い込み練習まで、自宅にいながら手軽にできるのがメリットだ。トライアスロンであれば、ラン用のトレッドミル、バイク用のインドアサイクルなどが代表的な機器になる。

ちなみに、2016年のIMアリゾナで7時間44分29秒の世界最速タイムを叩き出したトップアスリート、ライオネル・サンダース(カナダ)は、ローラー台とトレッドミルの練習がほぼメイン。地勢的に寒い地に住むこともあり、屋内トレーニングによって強靭な身体を作り上げている(※関連記事)。

初心者からオリンピアンまでのニーズに応えるハイスペック

LCS(ルミナ・クラブ・アスリートスクール)のコーチとしても活躍している「スマートコーチング」主宰の安藤隼人さんは、つい最近、自身のスタジオに新たなトレッドミルの導入を決めた。安藤さんが選んだのは、イタリア生まれの「テクノジム」の「MYRUN」(マイラン)。

「テクノジム」は、2000年のシドニー大会以降、アテネ、トリノ(冬季)、北京、ロンドン、リオデジャネイロで、公式フィットネス機器サプライヤーに選ばれた業界内のトップブランド。大舞台を目前に控えたオリンピアンが最も恐れるのは身体の故障だが、そういったトップアスリートが安心してトレーニングや調整に打ち込める高品質な製品を開発するメーカーとして知られている。

なかでも最新機種の「MYRUN」は、コンパクトなボディでいて幅広い走行面を持っているのが特徴で、時速0.8~20km、傾斜0~12%に対応する本格派。個人端末のiPadには、現在の走行時間、スピード、傾斜、距離の4つが視認性の高い数字とともに映し出される。

心地良い反発力。走行面の「硬さ」が走る位置で違う

「ひと言でトレッドミルといっても、見た目ではわからない部分に走りやすさが挙げられます。屋外のランは体重を乗せるだけで前へ進みますが、ときおり、そういった感覚を得にくいものもあります。その点、『MYRUN』は走っているときのフィーリングが良い。走行面の適度な反発力が気に入りました」(安藤さん)

実は、「MYRUN」の走行面は中央が柔らかく、先端部分は硬くなっている。

その理由は、まずランニング初心者は走行面の中央を使いやすく、その際に関節への衝撃を和らげるように設計してケガのリスク低減を考えている。一方、中~上級者のランナーは走行面全体を使った大きなフォームで走ることが多く、先端を硬くすることで蹴り出しや跳ね返りのパワーをしっかり受けとめられるようにしている。

安全と走りやすさを両立することで、自身が初級者から上級者へとステップアップしていっても長く快適に使えるような工夫が施されているワケだ。

欧州のデザイン賞に輝く、高級家具のように上質な作り。

また、「MYRUN」のデザインは、これまでのフィットネス機器にはなかったシンプルで流麗なもの。部屋のインテリアになるほど洗練されていて、イタリア本国ではファニチャー(家具)フィットネスマシンとも呼ばれている。ヨーロッパの権威あるデザインコンペ「レッドドット アワード2015」においてデザイン賞も獲得している。カラーはブラックとグレーの2種類が用意される。

【商品概要】
MYRUN
500,000円(税抜) ※運搬設置費込(沖縄、離島を除く)
カラー:グレー、ブラック
本体サイズ:長さ1760mm×幅785mm×高さ1260mm
走行面:長さ1430mm×幅500mm
速度:0.8~20km/h
傾斜:0~12%
電源:100V/1500W
本体重量:92kg
耐荷重:140kg
組み立て所要時間:約5分

購入はこちら

問・テクノジム ジャパン TEL0120-576-876
http://www.technogym.co.jp/

直観的な操作がしやすい大型のスイッチ。レバーを上げるとアップ、下げるとダウンする。左に傾斜スイッチ、右に速度スイッチを配する/©Kenta Onoguchi

傾斜は0%から最大12%の間で自由に調整可。平地のランだけでなく、登坂トレーニングもしやすい。スピードは時速0.8kmから最高20kmまで/©Kenta Onocuhi

中央部は柔らかく、先端部は硬めに設計された走行面。あらゆるレベルのランナーが走りやすいよう弾力性と反発力のバランスが適正化されている/©Kenta Onoguchi

持ち運びは本体後部を持ち上げて行う。長さ1760mm×幅785mm×高さ1260mmのコンパクト設計なので場所を取りにくい/©Kenta Onoguchi

「MYRUN APP」を使って練習を楽しく、効率は高く

「MYRUN」の特徴はまだある。目玉はiPadとの同期機能だ。iPadに「テクノジム」が提供する専用アプリケーション「MYRUN APP」をインストールすることで、トレーニングの幅を格段に広げることができる。iPadは本体のコンソールの上にセットできるようになっている。

「MYRUN APP」+iPadによる多彩な機能!
◆走行ピッチ、一歩の幅(ストライド)、上下動の幅をリアルタイム計測
◆トレーニングプログラムの設定
◆走りのリズムに合わせた音楽を自動選曲
◆専門コーチによるオンラインアドバイス(日本未導入)

走りの質を上げたいトライアスリートが、「MYRUN APP」を使うことで最ものめり込んでしまいそうなのが、世界初となる「ランニング データ フィードバック システム」だろう。ランナーの走行中のピッチ、一歩の幅(ストライド)、上下動の幅のデータをリアルタイム計測し、現在の速度に対して理想的な数値も算出してくれる。

これはいわばトレーニング中にパーソナルトレーナーが付いているようなもので、自身の走りを多角的に分析するのに役立つ。可視化された3つのデータを頼りにフォームを補正していくことで、良い走り方が身につく。

トレーニングプログラムの設定も、強度と走行時間に応じて「MYRUN APP」がインターバルの本数を決めてくれるので手間がかからない(心肺機能強化プログラム)。一定の心拍数を維持して走りたい人向けに、スピード&傾斜をオートコントロールしてくれるCPRシステム(心拍数管理プログラム)なども用意されている。来るべきトライアスロンの本番当日までにスピード能力と持久力のどちらを伸ばすかは人それぞれだが、いずれの場合も対応してくれる。

ほかにも「MYRUN APP」の機能は多彩で、トレーニング中の走りのリズムに合わせて自動で音楽を変えられる。

「MYRUNは、本体がトレッドミルとして抑えるべき機能を抑えて、「MAYRUN APP」+iPadで拡張性を図る仕組みになっている。そのためデザインが非常にスマート/©Kenta Onoguchi

「MYRUN APP」の画面。走行中にピッチ、ストライド(ステップ)、上下動の幅をリアルタイムで計測する/©Kenta Onoguchi

「MYRUN APP」のインターバルトレーニング設定画面。タッチパネルで時間と強度(レベル)を操作すると、メニューがグラフ化される/©Kenta Onoguchi

iPadに音楽が入っている場合は、走りのリズムに合わせて「MYRUN APP」が曲を自動選曲。単調になりがちな練習に変化を与えてくれる/©Kenta Onoguchi

次回から「MYRUN」を活用したトレーニング編スタート!

では、インドアトレーニングの具体的な活用法は?
そんな疑問をもつ方に向けて、本企画では今後「MYRUN」を活用したラン練習法を紹介する。
講師は「スマートコーチング」の安藤さん。安藤さんはトライアスロンを始めた高校時代からトレッドミルを使ってきたベテランでもある。どんなアドバイスをいただけるか、こうご期待。

トレッドミルで手に入れる「前へ進むフォーム」

心拍計とのペアリングで、より濃密なトレーニングを

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