連載「達人たちの持ち物リスト」
file.05 田中敬子 選手
レースでの防寒対策は「100円ショップ・アイテム」で。
私の実戦対策、特にアイアンマンでの寒さ対策は、100円ショップ!
寒いレースに行くときには、寒さ対策グッズを持参します。
すべて100円ショップで揃うもので、まずはカッパ、薄手のゴム手袋、キッチン下などにしいてあったりする銀色の保温マット。
カッパは言うまでもなく、雨天などに活躍します。薄手のゴム手袋は何枚か持参し、スタート前の冷えをしのぐものと、レースによってはバイクで使用できるようにトランジットバッグに入れています。
これであれば、必要なければエイドで捨てることもできますし、スタート前もぎりぎりまでつけて使い捨てできます。
ラップ巻きより「保温マット」なら着脱もラク
保温マットはお腹にあたる分に切り取り、レースウエアの中に入れます。入れたままでもスイムにも全く影響ありませんし、一番はバイクパートでの(風による)お腹の冷えを解消してくれます。お腹を下しやすい方には寒さに関係なく、使えると思います。
ラップをお腹に巻くという方法もありますが、それよりもお腹に入れるだけなので簡単ですし、ランに入り、暑くなってくれば簡単にウエアに手を入れて取り出すことも可能です。
実際、私も何度かレースで使用しましたが、バイクでの冷えを全く感じなくなったのと、ランに入るとお腹がぽかぽかしているのを感じるほどでした。LM
■著者プロフィール
田中敬子(たなか・けいこ)
地元・福岡の高校を卒業後、沖縄へ移住。千葉智雄、ちはる夫妻率いるチームゴーヤーに加入し、ITUサーキット(51.5km)で頭角を現す。2013年からは主戦場をロングディスタンスに移し、コナでのトップ10入りを目指す
ロードレースだと山岳コースの新聞紙、ってところでしょうか。ほかの競技でもこんな小ネタ、ありそうですね。
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スイムアップ後のお腹の冷え防止策としては、ジップロックをウエアとお腹の間に入れたり、ゼッケンの裏に貼ったり、なんて方法(山倉紀子さん式)などもありましたねー。
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