■トライアスリートのカラダに、何が起こっているのか?
まずトライアスロンのレースや練習中に自分の身体がどのように変化しているかを再認識してみよう。
人のカラダは、水分、たんぱく質、脂質、糖類などの成分で構成されている。そのうちの約60%を占めるのが水分。残りの40%のうちの半分がたんぱく質である。
運動中は、発汗することにより体内の水分が失われる。また普段、生きていく上でエネルギー源として利用しているのは、主に糖質と脂質だが、運動中は体内に貯蔵されている糖質と脂質だけでは補うことができず、筋肉などに含まれるたんぱく質から分解されたアミノ酸が、エネルギー源として使われるようになる。
そのため、運動中は、こまめな水分補給とたんぱく質の補給が重要な鍵となる。
カラダを動かすために必要なたんぱく質を摂取するためには、肉・魚介類・卵・乳製品や豆類などをバランス良く摂ることが基本だが、カラダの中で分解されて最小単位のアミノ酸として吸収するために数時間(3~4時間)を必要とする。しかし、激しい運動をする場合、枯渇した状態に陥ることがある。
たんぱく質は20種類のアミノ酸で構成されている。そのうち必須アミノ酸と呼ばれる9種類のアミノ酸は、身体で合成することができないため、外部から摂取する必要がある。
そのうちトライアスリートならば、一度はその名を目にしたことのあるのがBCAA(分岐鎖アミノ酸)だろう。バリン、ロイシン、イソロイシンの総称だ。これは、身体の筋肉を増やす動きや、運動時のエネルギー源として重要な役割を果たす。
また非必須アミノ酸の中でも、カラダの調子を整えるグルタミンやアルギニンなどが、スポーツを快適に続けていくのに必要なアミノ酸として知られている。
■効率的に動き続けるには、何が必要か?
たとえば世界一過酷なモータースポーツ競技といわれる「ダカール・ラリー」をイメージしてみよう。
①強固さを兼ね備えながらも無駄のない走行のできる車体に改造してスタートラインに立ち、
②ラリーが始まったらエンジンオイルなど必要なものを補給して、スムーズに走行できるように足回りを最高の状態にキープ。
③ガソリンを補給して、最後までエンジンの出力を落とさない。
④またその日の走行が終わったら、翌日のために車体やエンジンの損傷個所を徹底的にメンテナンスする――。
数週間にわたる世界一過酷なラリーを完走するには、ラリー中、日々、繰り返される①~④のサイクルを維持することが必要なのだ。
数週間にわたる世界一過酷なラリーを完走するには、ラリー中、日々、繰り返される①~④のサイクルを維持することが必要なのだ。
トライアスリートのカラダを車体にたとえるならば、
①練習を積んで堅強で効率的な動きができる柔軟で強いカラダへ
②レース(練習)では運動中のカラダのパフォーマンスのために
③レース(練習)の最中はエネルギーを補充して、後半まで粘るためのエネルギーに
④レース(練習)後には、翌日にダメージを残さないために損傷個所をしっかりリカバーする――。
この日々のサイクルを維持することで、より充実したトライアスロンライフを送ることができる。
<次回はこちら>アミノバイタル® for Triathlete#02/レースを左右する「トランジション」の活用法とは?
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