千葉智雄さん
1991年から2000年までプロトライアスリートとして活躍し、現在は沖縄を活動拠点に「チームゴーヤー」を主宰するプロコーチ
★宮古島大会でスイム50分、バイク5時間、ラン4時間で走る想定
■スタート前
・Mag-onエナジージェル×1個
・Mag-on顆粒タイプ×1包
※スイムスタートの20分前くらいに
■バイク
・Mag-onエナジージェル×8個
※40分ごとに1個摂る想定
・Mag-on顆粒タイプ×1包
※ジェルボトルの中に入れる
■ラン
・Mag-onエナジージェル×6個
※フラスクなどに入れるか、スペシャルニーズエイドに用意
「当日はスタート20分前に必ずジェル1個。朝食べた分のエネルギーは基礎代謝である程度使ってしまっているので、燃料メーターを満タンに近づけておくために、朝イチの1個は必須です。
バイクでは、競技時間に応じて必要な量のジェルをボトル1本に入れます。40分に1個計算として、バイク5時間超なら多めにみて8個くらい。少し水を足して飲みやすくするといいですね。暑いレースなど、発汗量が多そうなときは、その中にさらに顆粒タイプを1~2包入れています。
ランではジェルフラスクなどに入れて必要量を携帯してもいいですが、宮古島であればスペシャルニーズバッグを置けるエイドがあるので、用意しておけば、往復コースの行きも帰りも摂れます。
レース後は血糖値が下がってしまっているので、それを安定させてあげることが疲労回復の上で最も大事。まずはゴールしたら1個摂る。これだけでその後の回復が全く違います」(千葉さん)
※Triathlon Lumina2016年6月号掲載記事から再編集