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【GIANT Trinity】10×IM世界選Finisher、トリニティへ、スイッチ。

投稿日:2026年3月9日 更新日:


ルミナ編集部

text by:

GIANT Trinity
10×IM世界選Finisher、トリニティへ、スイッチ。

日本を代表して世界最高峰アイアンマンに挑むこと十度。
ベテラン強豪エイジグルーパーと王者のバイク、トリニティが出会うまで。

写真=小野口健太 取材=光石達哉


大西雅之 Masayuki Onishi
日本最多のコナフィニッシャーを輩出するTeam Yのリーダー。2002年から世界挑戦を始め、参戦したアイアンマンは40以上。2023年ニースを含めアイアンマン世界選手権出場10回の戦績を誇る強豪エイジ。1966年生まれ。

コナ常連のベテランが
乗り換えを決意した理由

トライアスロン歴33年、アイアンマン世界選手権にも10回出場したベテラン・エイジグルーパー大西雅之さんが今季、新たな相棒として選んだバイクがジャイアント・トリニティだ。

「僕はミーハーなのでチャンピオンブランドのバイクに乗りたいんです。20年前はノーマン・スタドラーが乗ったクオータ・カリバー、その次はヤン・フロデノと同じキャニオン・スピードマックス。キャニオンに丸9年乗って、そろそろ換えたいなと思ったところ、もう1回キャニオンという考えもよぎったんですが、トリニティも評判良さそうだなと気になっていました」

ジャイアントのブランド力にも魅力を感じていたが、そこでも大西さんこだわりの最後のひと押しが必要だった。

「ジャイアントには世界中にバイクを供給しているメーカーという安心感と豊富な経験値がある。あと、多くのプロと接点があるから、フィードバックもすごい。でも、まだ(アイアンマンでは)チャンピオンバイクじゃなかった。ところがグスタフ・イデンが勝って、これで三拍子そろった。自分としては満点だなと思いました」

しかし、トライアスロンショップ「メイストーム」に問い合わせると、トリニティは在庫切れ。そんなとき、大西さん自身が急な病気でしばらく入院することになった。

「入院したことで、短い人生の中で同じバイクにもう1回乗るという選択肢はないなと思ったんです。今、新しい選択肢があるんだったら、それに乗ったほうがいいと決心しました」

すると、たまたまメイストームからトリニティのMサイズが1台だけ入ったとの連絡があり「病室でスマホをピコっと押して即決しました」と渡りに船とばかりに迷わず購入した。

IMでのシェイクダウンは3月のニュージーランド

退院後、バイクを組むにあたって特にこだわったのがコクピット周りだ。

「ハンドルバーは少し低くしました。今はハイハンズが主流だけど、僕は長年、低いDHポジションで乗ってきているから、前が見にくいし、少し違和感がある。トリニティは調整幅が広いので、それも可能でした」

その他、ツールボックスの高さなど気になるところをすべて調整して、今年1月中旬に納車された。

「お店から自走で帰ったんですけど、ちょっと怖いくらい進む感じがしました。こんなに軽いんだ! と思いましたね。自宅近くの激坂もススススーッと上れました」

本格的な初乗りは、いつもの練習コース、大井ふ頭で行った。

「あまりに風が強い日で仲間が誰も来なくて、たったひとりで100㎞ぐらい乗り込みました。でも、風が吹くときこそ、こういうバイクの性能が出ますよね。向かい風で身体をコンパクトにするとあまり空気抵抗を感じないし、スピードも落ちなかったです」

トリニティでの初戦は、3月のアイアンマンNZと間近に迫っている。

「過去のニュージーランドのバイクパートは5時間半ぐらいなので、この齢でそのぐらい出せれば、まあまあ上位に入れると思います」

これからも、トリニティとは長い付き合いになりそうだ。

「レースが終わったら、もうちょっと調整しようかなと思っています。フレームはしっかりしているから、パーツをマイナーチェンジしながら、長く乗り続けたいですね」

【BIKE】
Trinity Advanced SL Tri Frame Set
〈フレームセット〉

■標準価格:748,000円(税込)
■カラー:カーボン・クローム
■付属品:フォーク、ハンドルバー&ステム、エアロバー&アームレスト・セット、シートポスト、トップチューブストレージ、ハイドレーションキ
ット、コンピューターマウント付属
★完成車1,045,000円~1,705,000円

【WHEEL】
CADEX 50 Ultra Disc Tubeless〈前輪〉
■価格:176,000円
■リム高:50mm
■重量:595g

CADEX Aero 4 Spoke 1K Disc
Tubeless Wheelsystem〈後輪〉
価格:341,000円
■リム高:65mm
■重量:1047g

【TIRE】
CADEX Aero Cotton Tire
■価格:15,400円
■重量:278g (28C)、 305g (30C)


テクノロジーの進化を
堪能できるホイールシステム
ホイールとタイヤはジャイアントの派生ブランド「カデックス」でそろえた。ホイールは前輪にディープリムの50 Ultra Disc Tubeless、後輪はバトンホイールのAero 4 Spoke 1K Disc TubelessWheelsystemをはく。「(平坦基調な)ニュージーランドならディスクという選択もあったんですが、初戦からはリスクがあるかなと思って、前ディープ、後ろバトンにしました。これならコナでも練習でもどんなコースでも走れる。以前はいていたディープリムは結構重たかったんですが、最新のカデックスは軽いし、エアロスポークもあって、比べられないぐらいシュンシュンよく回ります」(大西)

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