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GIANTがニナー賢治とサポート契約を締結

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ルミナ編集部

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五輪戦線ではPropel Advanced SL
IM70.3では新型Trinityを実戦投入

ジャイアントは、東京&パリ両五輪の日本代表で、今季からIRONMAN70.3にも本格参戦するニナー賢治(NTT東日本・NTT西日本)と機材サポート契約を結んだことを発表した。

オリンピックディスタンスでは「Propel Advanced SL」、昨年12月のバッセルトン(西オーストラリア)から参戦しているIRONMAN 70.3では、先日発表されたばかりの新型「Trinity Advanced SL Tri」を実戦投入。

ホイールやハンドルにはジャイアントが展開するCADEXブランドの機材を組み合わせて、世界の頂点に挑む。

オリンピックディスタンスでは自身「エアロロードバイクの傑作」と絶賛するPropel Advanced SLを駆る

ニナー選手もトレーニングを共にしてきたブルンメンフェルト&イデンの最強ノルウェーコンビをサポートするなどトライアスロン界でも大きな存在感を示す世界最大のバイクブランド、ジャイアントと、

ロサンゼルス大会での3度目のオリンピック挑戦と、IM70.3での世界選手権チャレンジを目標として掲げている日本代表のエース。

両者のパートナーシップが、どのような相乗効果を生み出すか、大いに注目していきたい。

待望のフルモデルチェンジを果たし、話題を呼んでいる新型「Trinity Advanced SL Tri」。ニナー選手はIM70.3で実戦投入する予定

2024年12月には地元パースに近いバッセルトンでIM70.3デビュー。両親も応援に駆け付けた ©Sho Fujimaki

ニナー賢治  Kenji Nener
オーストラリア人の父と日本人の母をもつトップトライアスリート。幼少期からテニスやサッカー、器械体操など様々なスポーツに取り組む中でトライアスロンと出会い、18歳からはトライアスロンに一本化。2018年12月からは日本代表としてワールドカップ、世界シリーズを中心に出場(2021年4月に日本国籍を取得)。東京・パリ2大会連続でオリンピックに出場。2024年のWTCS横浜大会では、並みいる強豪を相手に日本人男子歴代最高位となる7位をマークしている。2028年ロサンゼルスオリンピックを目指すとともに2025年シーズンからIRONMAN 70.3への本格参戦を表明し、注目を集めている。1993年、西オーストラリア州・パース出身。

「初めて乗ったロードバイクがCADEX。
兄弟のようなクリスティアン&グスタフもGIANT/CADEXファミリー」

ニナー選手のコメント
〈公式サイトより一部抜粋〉

今回、GIANTとサポート契約を結ぶことができて、とても光栄です。

トライアスロンを始めたばかりの頃、私のアイドルはオリンピックディスタンスで3度の世界チャンピオンに輝いたピーター・ロバートソンでした。私がピーターを尊敬していた理由は、彼のアグレッシブで粘り強いレーススタイルでした。 ピーターのキャリアの大半において、彼が選んだバイクはGIANTだったのです! 私が彼のバイクで一番好きだったのは、黄色と黒のフレームが特徴的なONCEモデルでした。

他にも、GIANTとCADEXにはとても縁があるんです。14歳の時、初めて乗ったロードバイクがCADEXでしたし、GIANT/CADEXファミリーのクリスチャン(・ブルメンフェルト)とグスタブ(・イデン)とは、2018年以降共に合宿を重ねて強くなってきた、ほとんど兄弟と言っても良い関係です。

この度、GIANTと契約したことで、私もピーターの足跡をたどり、世界チャンピオンになることを熱望しています。

ロードバイクのモデルとしてはPropelに乗ります。 Propelを選んだ理由は、エアロダイナミクスがショートディスタンスのトライアスロンに不可欠な要素となっており、Propelはエアロロードバイクの傑作だからです。

そして、今年はミドルディスタンスのレースにも参戦予定で、先週発表されたばかりの新型「Trinity」にも乗ります。グスタフがプロトタイプに乗っているのを見ていたので、今からとてもワクワクしています。

海外でのレースが多いですが、5月の横浜トライアスロンには参戦予定ですので、会場で見かけた際には是非、応援のほどよろしくお願いします!

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