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86歳アイアンマン世界王者 稲田弘さんに学ぶ。Vol.3<ラン>VO2MAX40~50代の秘密は?

投稿日:2019年3月27日 更新日:


ルミナ編集部

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トレーニングや食生活・睡眠についてのインタビュー、「AQUALAB」でのスイム測定に続いて、「Sports Science Lab」にてランニングの測定を行った。稲田さんが普段当たり前にしているラントレーニングだが、感覚と今回計測した数値がピッタリ一致していた。

RUN
SPORTS SCIENCE LAB

心肺機能は50代も顔負け

スポーツサイエンスラボは、低酸素ルームでバイクやランのトレーニングができる。KONAチャレメンバーが行っているのはランニングアビリティの測定で、低酸素室ではなく平地でVO2MAX(最大酸素摂取量)やAT値(無酸素性作業閾値)を測定し、それを基にトレーニングの組み立て方などをアドバイスしてくれる。

今回の測定を担当してくれたのは、新田良太郎コーチ。

「測定結果は最大心拍数が150となっていますが、最終的にトレッドミルのペースに足がついていかなくてストップしたという感じだったので、心肺機能的にはまだまだ追い込めそうです。バイクでは180まで上がるということですから、ランに関してもまだ余白があります」

最初のウォーミングアップ時。撮影に同行していたSSL代表の三田祐介さんは「上半身がリラックスしているし、着地も非常にソフトでいいですね」と第一印象を話してくれた。

測定するためのマスクと、万が一倒れてしまったときのための補助具を付けて測定スタート。徐々にスピードが上がってもフォームが崩れない。「フォームが崩れると絶対に完走できない。だから疲れてきてもフォームだけは崩さないように気を付けています」(稲田さん)

最後、キロ5分まで上げた状態。インストラクターの新田さん曰く「まだまだ心肺機能としては追い込めるけれど、足(の動き)がスピードに付いていけなくてストップした感じですね」

VO2MAXの値は43.6。トライアスリートからの支持も厚いガーミンの目安表を見ると、だいたい50代の心肺機能があり、特別なスポーツをしない一般の平均でいうとなんと20代の数値が出ている。
「VO2MAXを高めていけばパフォーマンスもアップしていきます。高め方はインターバルトレーニングをしていくことです。ただ、ケガのリスクが高くなるので様子を見ながら行うことが一番大切です」(新田さん)

稲田さんは1㎞のインターバルをキロ6分くらいのペースで行っているという。

「びっくりしましたが、今日の測定結果で出ているインターバルのペースとピッタリ合っています。それを感覚でできていることが素晴らしいですね。誰かと比較して私もやらなきゃと思ってしまう人も多いのですが、稲田さんは自分の核、軸みたいなものがあってやっているので、それがここまでパフォーマンスが維持できている要因だと思いました」(新田さん)

ランニングのトレーニングにおいて稲田さんが大事にしていることを聞いてみると

「理想的なフォームをできるだけ維持するように心がけています。力みがなく効率的な走りができるから。2018年のコナのランパートでラスト3㎞をキロ6分で走り切れたのはそれが一番の要因かなと思います。あとは、ランだけではないけれど、とにかく継続してやらなきゃダメ。強度は落ちてくる、身体が耐えられない。

それをどうやって維持するかが大きな課題で、それには少しでもいいから、継続してやらないとダメ。やらないとできなくなっちゃう。この落ち具合の幅をなるべく小さいままにしておくためにはどうすべきか、というのを練習中は常に考えています」

Ryotaro Nitta
トップスポーツサイエンストレーナー、トップスポーツ低酸素トレーナー。2013年のニューイヤー駅伝ではコニカミノルタの7度目の優勝に貢献、翌年2連覇の立役者でもある。2018年にトライアスロンデビューし、今年6月のIMケアンズでコナスロットゲットを狙っている。1989年、宮城県生まれ。

>>>インタビュー「86歳世界王者のトレーニング・食事・睡眠から学ぶこと。」
>>>スイム「肩甲骨周りの柔軟性は20代にも負けていない」《AQUALAB》
>>>ラン「最大酸素摂取量から見えた強さの秘密」《Sports Science Lab》
>>>バイク「競技歴はまだ16年、スキルアップの伸びしろだらけ」《Endurelife》
>>>ボディーコンディショニング「プロも驚く体幹の強さ」《R-body》

【4/28開催★KONAチャレEXPO】

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★詳細・エントリーはこちらから https://kona-challenge.com/expo/index.html

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