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86歳アイアンマン世界王者 稲田弘さんに学ぶ。 Vol.5<ボディーコンディショニング>プロも驚く体幹の強さ

投稿日:2019年3月27日 更新日:


ルミナ編集部

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最後は、「R-body」で身体のバランスや動かし方を検証した。

BODY Conditioning
R-body Project

80代とは思えない体幹をもっと使える余地がある

R-body Project」では、主に身体の柔軟性や動きの良し悪しをチェック。今後の改善策を提案している。①スキル(技術)、②パフォーマンス、③ムーブメント(動き)で構成されるパフォーマンス・ピラミッドのうち、特に見落としがちな③に注目。

「技術や体力アップの練習はしていても、レベルが上がらない理由は、ここ(動き)が原因なことが多く、ケガにもつながるため、正しい動きができる柔軟性があるかチェックしています」

R-bodyの高田さんが、驚いたのは稲田さんの「体幹」の強さ。「めちゃめちゃ良かったです。四つん這いで手足を上げる動作とか、腕立て伏せでチェックしていましたが、素晴らしい。普段から体幹のトレーニングをされているそうなので、その賜物でしょう

四つん這いで手足を上げ、ヒザとヒジを近づける動作などで体幹をチェック。日常的に取り入れている動きはスムーズにこなすが、普段やっていない動きには苦戦

80代とは思えない強い体幹を生かし、バイク、ランの脚の動きにつなげていくために、改善策として股関節をしっかり伸ばせるストレッチを教わった稲田さん

今後、改善していきたい点としては「股関節の柔軟性」を挙げた。

「股関節がよく動いてくれないと、せっかく体幹の力があっても、バイク、ランのパフォーマンスを最大化できないんです。たくさん走る人は普通の人よりお尻まわりが硬い。そこをしっかりケアすることで、股関節も動きやすくなり、体幹との連動もとりやすくなります。ここが改善できれば、稲田さんのパフォーマンスはまだまだ上がります」

Takafumi Takata
「R-body」コンディショニングコーチ。痛みを抱える人の身体機能改善からアスリートのパフォーマンスアップまで、幅広く運動指導を手がけている。

>>>インタビュー「86歳世界王者のトレーニング・食事・睡眠から学ぶこと。」
>>>スイム「肩甲骨周りの柔軟性は20代にも負けていない」《AQUALAB》
>>>ラン「最大酸素摂取量から見えた強さの秘密」《Sports Science Lab》
>>>バイク「競技歴はまだ16年、スキルアップの伸びしろだらけ」《Endurelife》
>>>ボディーコンディショニング「プロも驚く体幹の強さ」《R-body》

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