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KONAget!「バイクレースでもマラソン大会でもない《つなぐ》ことの重要性」KONAチャレFB7-①

投稿日:2019年11月18日 更新日:


ルミナ編集部

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新たにKONAスロットゲットした
メンバーがメインにフィードバック

11月3日、KONAチャレメンバーの第7回フィードバックMTGが開催された。9月29日のアイアンマン台湾で来年のKONAスロットを獲得したメンバーが3人誕生。レースを振り返るとともに、来年のKONAに向けた取り組み、基本姿勢についてTK(竹谷賢二さん)からアドバイスを受けた。一方9月のアイアンマン求礼(韓国)は台風で中止になり、運不運の明暗が分かれたかたちになった。

今回、アイアンマン台湾でKONAスロットをゲットした、孫崎(写真・右からふたり目)、東度さん(同・3人目)、岡田さん(同・4人目)と、中止となったアイアンマン求礼(韓国)でのスロット抽選に当選した小泉さん

【TKのオープニングトーク】

KONAでは目標だった表彰台には届かず
反省をふまえて取り組みをスタート

今年のKONAは、表彰台を目指していましたが、残念ながら目標には届きませんでした。

スイムでタイムを昨年の1時間13分台から8分台へ約5分短縮でき、上々のスタートを切ったものの、バイクでは目標の4時間45分から10分の遅れの4時間55分。記録上のタイムは、ブロッキングの反則をとられて5分のペナルティーを科されたため、5時間でした。

長い上り坂で前の選手を何人も抜くために、連続的に追い越し車線を走っていたところ、これがブロッキング、つまり他の選手の追い越しを妨げたと判定されたようです。

実走タイムで10分遅れた理由のひとつは、トレーニングで取り組んでいた低いパワーで目指すスピードを維持する走り方が、KONAの実戦でいまひとつうまく機能せず、目標のパワーが出せなかったことです。これまでは230〜240Wで走っていたのが、今回は194W。これで10分遅れですから、バイクのエアロ効果も含めて効率はいいんですが、もう少しパワーを上げる練習が必要だったと思います。

ランではエイジ10位でスタートし、何人か前にかたまっていたので、追いつけると思ったんですが、途中お腹のトラブルが発生し、トイレに駆け込んでは走るという展開になりました。水を飲んでも出てしまうので、水分の吸収が悪くなり、脱水症状でペースを上げると頭がクラクラするので、20㎞くらいからペースダウンして走りました。

©Kenta Onoguchi

元々冷えに弱いので、レース後に下痢をすることはよくあるんですが、今回はそれがレース中に起きたということです。原因はバイク中、水をいつもより早い段階からかけ始めたこと、補給の水分量が多かったことが考えられます。

水分補給を増やしたのは、今までミネラルをタブレットで摂っていたのが、今年の宮古島で雨のために溶けてしまったので、水で摂るようにしたからです。韓国のIM求礼でこれを試す予定だったのが、台風で中止になり試せなかったのが悔やまれます。

来年のKONAに向けてはこうした反省もふまえ、今年より高い目標を掲げて、練習をすでにスタートさせています。

孫崎虹奈さん
女子総合優勝と
KONAスロット獲得を達成

KONAチャレの事務局担当、トレーニングパートナーとしてプロジェクトに参加し、メンバーと行動を共にしている孫崎さん。お父さんがトライアスリートで、子どもの頃からトライアスロンに親しみ、大学時代はショートで活躍したが、卒業後はルミナのイベント担当として仕事に追われ、練習量は大幅に減少。それでもできる範囲でトレーニングを積み重ね、今回のIM台湾で女子総合優勝とエイジ1位という結果を出した。

【自己評価】
今年は4月にIM70.3柳州に出場した以外、トライアスロンには出場せず、9月1日に富津のアクアスロンに出た程度。満足な練習ができないままIM台湾に出場した。
<ロードマップ>
<振り返り>
スイムは3周回(2周回から変更)。そのたびにビーチをかなりの距離、上って下ることになる。ウエットスーツ禁止で、スイムスキンは着ないで泳いだ。ガーミンのデータは計測トラブルでタイムと距離が短くなっているが、コースをほぼ最短距離で泳げたことが分かる。元々スイムは得意だが、週1回くらいしか練習できていないので、58分は上出来。ノンウエットでこのタイムが出せたのは自信になった。バイクは長い練習時間がとれないのでロングライドはできず、ローラー台で30㎞/hキープする練習をしてきた。初めてのTTバイクでのレースだったが、脚力に自信がなく、ランに影響するのが怖くてスピードを抑えた。目標は平均30㎞/hだったが、風がきつく、ずっとアップダウンが続くコースだったこともあり、結果は平均28.2㎞/h。110㎞地点でライバルと10分差、ランスタートで17分の差をつけられていた。ランに入って最初は4分40秒/㎞で入り、5㎞まで4分台をキープ。15㎞過ぎまで5分/㎞、そこから5分30秒/㎞に落ちたが、途中でライバルがスローダウンし、歩き出したので抜くことができた。終盤は6分/㎞まで落ちたが、平均5分39秒/㎞、3時間45分は上出来だと思う。ランのトレーニングは、バイクトレーニングの後に必ずブリックランを入れた。距離走は20㎞まで。レースで30㎞過ぎからペースダウンしたのは、距離の不足が原因か。

【TKのアドバイス】

バイクは目標速度にこだわるより
ランにつなぐことが重要

TK■バイクで目標の平均速度にこだわらず、ペースを落としたのは、結果としてランの好タイムにつながったわけですから正しい判断だったと思います。バイクトレーニングの後にブリックランを必ず入れていたということですが、これもランの強化というより、その前のバイクをコントロールするために大きな意味があります。バイクを30㎞/hでこぎ続けてからランに移るとどのくらいダメージがあるか分かっていれば、レースでは無理にその速度をキープせず、落とすことができるからです。

ランは最速ペースを上げるより
落ち込みを減らすトレーニングをすべし

TK■ランは疲労した状態からスタートしますから、最速ペースを上げるトレーニングをするよりも、疲れた状態でペースの落ち込みを減らすトレーニングをすべきです。動きの上下動や左右差を減らし、フォームの崩れを少なくすることを心がけましょう。

トレーニングで距離を踏むのもいいですが、ただ距離を伸ばすのではなく、長い距離で走るうちに出てくる崩れの兆候をつかんでコントロールできるようにすることが重要です。

▶続き>>>②「振り向くな! 前を追い続けることがKONAへつながる道になる」岡田さん
③「新たな1年の始まり、KONAで力を発揮するために自分を再構築する」東度さん

スロットゲットについて語る岡田“ケンケン”健士朗さんのインタビュー記事はこちら>>>KONAチャレ公式ページ

>>>KONAチャレ過去掲載記事を読む

◎「KONA Challenge supported by MAKES」オフィシャルHP

オフィシャルページでは、メンバーのトレーニング状況やピックアップコンテンツなどを随時更新しています。

◎MAKES

【サポート施設】
AQUALAB

流水プールを使ってインストラクターによるフォームの分析、プルブイを使用して20分測定を行う。
※メンバーの孫崎が実際に測定している様子はこちらから

SPORTS SCIENCE LAB

心肺能力(VO2MAX)、AT値、AT値でのフルマラソン適正ペース、ランニングフォーム評価、AT値での20分走タイムを測定。

R-body Project

ファンクショナル・ムーブメント・スクリーン(FMS)で体のコンディションを骨格のゆがみや関節の可動域などのポイントからチェックし、評価。

Endurelife

AT値で20分間バイクをこいだときの平均パワー/心拍数(PWR/HRT—AT値)、FTP(機能的作業閾値パワー/PWR/HRT—AT値20分の95%)、フォーム、ペダリングについてのチェック&アドバイス。

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