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【3/29エントリー開始】にっぽんイチのレースに出よう<Mt.富士トライアスロン富士河口湖2023>

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ルミナ編集部

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Mt.富士トライアスロン2022

©大会事務局

富士の麓で夢のトライアスロン

富士山が「信仰の対象と芸術の源泉」として、世界文化遺産に登録されたのが2013年。10年目となる今年、「より選手の皆さんに喜んでもらえるようにブラッシュアップしてお迎えしたい」という想いを込めて9月10日に開催が決まった「Mt.富士トライアスロン富士河口湖」。

昨年2日間で定員いっぱいになったという人気レース。今年は3月29日からエントリーがスタートする。初開催にして、人気大会ランキング総合2位、51.5㎞の部1位(※)に輝いたレースの魅力を探ってみよう。

写真=竹見脩吾(Japan Triathlon Media)、播本明彦、Mt.富士トライアスロン富士河口湖2022大会提供

Mt.富士トライアスロン2022

富士山を背にスイムスタート。2周回なので往路は富士山を目指して ©Shugo TAKEMI Japan Triathlon

Mt.富士トライアスロン富士河口湖
開催地:山梨県富士河口湖町
開催日:9月10日(日)
距離:スイム1500m/バイク40㎞/ラン10km予定
募集開始:先行エントリー3月22日(水)~、一般エントリー3月29日(水)~
>>詳細・お申込みはコチラから

【前回大会ダイジェスト】

人気ランキング51.5㎞の部1位に

2022年、富士の麓で新規レースが誕生した。告知されるとあっという間にトライアスリートの間で話題となったのは「Mt.富士トライアスロン富士河口湖」。エントリー開始2日で定員いっぱいになるほど、開催前からレースへの期待が膨らんだ。

実際に出場した選手の満足度も高く、Luminaが毎年実施している人気大会ランキング(P16~詳細)では、初開催で総合2位、51.5㎞の部ではナンバー1に輝いている。

Mt.富士トライアスロン2022

トランジションエリアは美しく整えられた芝生広場に設置。参加者から好評 富士山を背にスイムスタート。2周回なので往路は富士山を目指して ©Shugo TAKEMI Japan Triathlon

最高のロケーションでレースができる喜び

初開催のレース当日、荒天予報を覆す晴天となり、スタート・フィニッシュ地点の八木崎公園には、選手を歓迎するように、日本一の富士山が顔を出した。トランジションエリアは、地元の方の手入れが行き届いている青々とした美しい芝生が敷き詰められた広場に設置された。バイクにも足にも優しい、と選手にも好評だった。

Mt.富士トライアスロン2022

公園内の芝生広場に設置されたトランジションエリア。足にも自転車にもやさしい ©大会事務局

スイムは河口湖の特設コースを2周回する。富士山を背にスタートするが、周回コースのため、復路は息継ぎのたびに仰ぎ見ることができる。

標高830mと高地のため「苦しくないかな」と心配する声もあったが、淡水でも水質が良く、気持ち良く泳ぐことができたようだ。バイクは、河口湖湖畔から西湖を周回する。西湖に入る前に、最大斜度10%の激坂の洗礼があるが、ここで「ヨシッ!」とバイクパートへ向かうスイッチが入る。

Mt.富士トライアスロン2022

河口湖から西湖へは1.5㎞の激坂をゆく。それすら楽しめるのがトライアスリート

3周回する西湖の湖面が光を反射してキラキラと美しく光る様子にうっとりしつつ、コーナーが多いテクニカルなコースを走る。タイムを狙わないなら、景色を楽しみながら、少しゆっくり走ってみるのもいいかもしれない。

Mt.富士トライアスロン2022

美しい湖を望みながらのバイクコースはテクニカルで走りごたえあり ©大会事務局

ランは、河口湖湖畔の一部を2周回する往復コース。ハイライトは、2車線を通行止めした河口湖大橋を走れることだろう。コンディションが良ければ、橋をフィニッシュに向かって走るときに、雄大な富士山が目の前に出現する。2022年は残念ながら、雲に隠れてしまっていたが、「次にとっておこう!」と、もう一度出場するモチベーションにした選手も多いはずだ。

Mt.富士トライアスロン2022

ランコースのクライマックスは通行止めした河口湖大橋 ©Shugo TAKEMI Japan Triathlon

そして再び、八木崎公園に戻ってきてフィニッシュ。「終わってほしくない」と思ったという声も聞かれるほど、選手の満足度は高かった。フィニッシュ後は、芝生広場で疲れを癒し、くつろぎ、喜びを分かち合う姿が多く見られた。

完走した選手には、地元名物「鹿カレー」が振舞われ、ごはんを富士山型に盛る、という憎い演出も。もちろん、レース後の観光にも事欠かない。地元のグルメやお土産、自然を満喫できるアクティビティなどもあり、応援に来た家族も一緒に楽しめるのも魅力のひとつだろう。

Mt.富士トライアスロン2022

自然を生かしたアクティビティもあり、アフターレースも充実

Mt.富士トライアスロン2022

ご当地グルメも存分に楽しめる。ほうとうは欠かせない!

首都圏や中京圏からのアクセスが良く参加しやすいのもうれしい。我々日本人にとって、特別な存在である富士山の麓で1日思いっきり遊ばせてもらえるレース。富士山に一度は登ってみたい、と思うように、トライアスリートなら一度は、いや何度でも出たくなるレースに違いない。

Mt.富士トライアスロン2022

完走者には、ロゴが入ったフィニッシャータオルを。大判なのがうれしい

\出場選手 リアルVOICE

◆言うまでもなく最高のロケーション。そして西湖のワインディングのコースはレース感たっぷりで淡々とこなすだけがトライアスロンじゃない、エンターテインメントを最も感じる大会でした。(林 晋太郎さん・トライアスロン歴4年)

◆富士山に見守られながらのレース、河口湖を泳ぎ西湖を回るバイク、河口湖大橋を走るランコース、景色も空気も応援も最高でした。(モリエさん・トライアスロン歴1年)

Mt.富士トライアスロン2022

参加賞にはロゴをあしらったブルーのTシャツを。レース前後のウエアにピッタリ

Mt.富士トライアスロン2022

完走メダルはFSC認証材を使用した山梨県産の桧製。一つひとつ木目が違うので特別感がある

◆自然に囲まれて景色が最高。ほうとう鍋が美味しい。吉田うどん歯ごたえ最高!(柴田貞俊さん・トライアスロン歴6年)

◆河口湖の水キレイ! バイクは激坂の後の西湖周回はカーブ多くてテクニカル。ランは河口湖大橋の緩めの上りがキツかったけどエイドも多く、沿道の応援にもすごく力もらえて、フィニッシュはとてつもない達成感がありました。レース外のことですが、宿泊先、町の方々のおもてなしも最高でした!(コースケさん・トライアスロン歴3年)

Mt.富士トライアスロン2022

レース後のご褒美はご当地グルメの「鹿カレー」。ご飯は富士山盛り!

◆スイムの水質も良かった。バイクコースも走りやすく応援もたくさん。ランは途切れない応援に励まされた。(タムさん・トライアスロン歴4年)

Mt.富士トライアスロン2022

晴れていれば……フィニッシュ後、振り返れば富士山が見える ©Shugo TAKEMI Japan Triathlon

※Luminaが毎年行っている、ユーザーの投票で年間の人気レースランキングを決定する企画。詳細は『TriathlonLumina#88』(2023年4月号付録「TRIATHLON RACEGUIDE2023」に掲載)。

Mt.富士トライアスロン富士河口湖
開催地:山梨県富士河口湖町
開催日:9月10日(日)
距離:スイム1500m/バイク40㎞/ラン10km予定
募集開始:先行エントリー3月22日(水)~、一般エントリー3月29日(水)~
>>詳細・お申込みはコチラから

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