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来年9/15開催決定!アイアンマン・ジャパンみなみ北海道

投稿日:2023年12月15日 更新日:


ルミナ編集部

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IRONMAN JAPAN SOUTH HOKKAIDO

ついに開催決定の確報が世界にリリースされたアイアンマン・ジャパンみなみ北海道。大会ロゴも公表された

9年ぶり復活!IRONMAN Japan
エントリー受付は12月19日から

IRONMANグループは、「アイアンマン・ジャパンみなみ北海道」を2024年9月15日に北海道南部、函館に隣接するエリア、北斗市・木古内町で開催することを発表した。

エントリー受付は12月19日(火)から大会公式サイトhttps://www.ironman.com/im-south-hokkaido)で始まる。

同大会については、11月30日に大会実行委員会が発足。その後の記者会見中、レースディレクターの綱島浩一さんより「大会開催決定、エントリー開始時期などについては12月中に正式発表したい」とのコメントがあり、その後の確報が待たれていた。

今回、IRONMANグループが全世界に向けて正式なリリースを配信したことで、大会開催が確実なこととなり、いよいよ2015年(洞爺湖開催)以来9年ぶりとなるフルディスタンスの「IRONMAN Japan」復活に向けて、時計の針が動き出した。

IRONMAN JAPAN

「100万ドルの夜景」と謳われる絶景で有名な函館山からIMジャパンみなみ北海道の開催エリア(北斗市・木古内町)を望む(写真提供/大会実行委員会)

開催地は道南・函館に隣接する北斗市・木古内町

IMジャパンみなみ北海道の開催地は、北海道の南部、函館にほど近い北斗市と木古内町。

このエリアへは、羽田ほか各主要都市からの定期便が就航している函館空港から車で30~40分ほど、北海道新幹線を使えば東京から4時間弱でアクセスできる。

また、青森や大間から函館を結ぶフェリー(津軽海峡フェリー・青函フェリー)を利用すれば、本州から直接車でアクセスすることもできる。

当然のことながら、海外アイアンマン遠征につきまとうバイク輸送面の不安やコスト、長時間移動のストレスも最小限で済むのは、国内開催ならではの大きなメリットだろう。

IRONMAN JAPAN

11月30日には「第1回大会実行委員会」が開催され、2024年9月15日開催に向けた取り組みが本格化していることが明らかに。大会開催の正式決定・発表が待たれていた

バイクコースは自動車専用道を活用

詳細なコースマップこそまだ公表されていないが、予定されているスイム、バイク、ラン各コースの概要はリリースにも以下のとおり言及されており、公式サイトにもイメージマップが掲載されている。

IRONMAN JAPAN

大会公式ページにアップされたコースのイメージマップ。北斗市のスイム会場をスタートした後、函館・江差自動車道を活用したバイクコース(途中約3周回)を経て木古内町へ。フィニッシュ会場は木古内町役場となっている

SWIM

3.8kmのスイムコース(※編集部注:イメージマップ上では北斗市に設定されている)は、海峡横断スイマーの憧れである津軽海峡をかすめる函館湾内を泳ぐ。

IRONMAN JAPAN

コース詳細は正式に発表されていないが、函館山を望む函館湾内がスイムコースになる予定とのこと(写真提供/大会実行委員会)

BIKE

180kmのバイクコースは、交通規制をした函館・江差自動車道を約3往復。見晴らしの良い海岸線の景色を見ながら木古内町へ向かう。

IRONMAN JAPAN

函館・江差自動車道は緩やかなアップダウンが続くローリングヒル状の区間も多いが、大きな上りはなく、比較的タイムの出しやすいコースとなりそうだ(写真提供/大会実行委員会)

RUN

ラン42.2kmは木古内町の田園地帯を走る。フィニッシュ会場は木古内町役場。

IRONMAN JAPAN

木古内町を走るランコースは、のどかな田園地帯を行く(写真提供/大会実行委員会)

IRONMAN JAPAN

開催地に近い宿泊エリア、湯の川温泉郷からT1まではシャトルバスで20分ほど。またT2、フィニッシュ会場の木古内町役場からは徒歩3分ほどで北海道新幹線の木古内駅へアクセスできる

自身も内外のレースに出場してきたエイジグルーパーでもある前出・綱島さんは、IRONMANグループの公式リリースの中で、レースコースについて次のように語る。「普段は自転車で走ることができない自動車専用道路をバイクコースとして採用しており、他では体験できない素晴らしい景観が選手を待っています」

また、遠征先としての魅力などについて、以下のとおりメッセージを発信している。
「レース後は、風情豊かな港町のホテルでくつろぎの時間を過ごし、レースの疲れを癒してください。アイアンマン・ジャパンみなみ北海道は、限界への挑戦と息をのむような絶景、そしてリラクゼーションの完璧なハーモニーをお約束します。フィニッシュラインへのひとかき、ひとこぎ、一歩が、忘れられない体験へと誘います」

IRONMAN JAPAN

レースディレクターを務める綱島浩一さん。今後、現地に移住して大会づくりを進めていくと語る

第1回大会実行委員会でスーパーバイザーに就任した日本トライアスロン界のレジェンド宮塚英也さん(アイアンマン世界選手権で日本人唯一のトップ10入り2度)が記者会見で触れていたように、

大会開催エリアには、北海道ならではの食の楽しみに加え、登別や定山渓と並び「北海道三大温泉郷」に数えられる「湯の川温泉」もあり、観光の面でもさまざまな楽しみ方が考えられそうだ。

2024年国内レースシーズンを彩る目玉イベントのひとつ、新生「IRONMAN Japan」。今後のさらなる情報発信に注目していきたい。

IRONMAN JAPAN

大会のスーパーバイザーに就任した宮塚英也さん。大会づくりついて今後アドバイスしていく中では、「安全・安心なコース設定にこだわりたい」とも

▶アイアンマン・ジャパンみなみ北海道 大会公式サイト
https://www.ironman.com/im-south-hokkaido

▶大会関連の問い合わせ先
Japan@ironman.com

▶第1回大会実行委員会開催後の記者会見アーカイブ動画はコチラ

大会会長に就任したのは北島孝雄・木古内商工会会長。地元産業界や自治体との協力体制も着実に構築されつつあるようだ

大会実行委員会委員長を務めるのは、北斗市観光協会の金澤賢一会長

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コメント

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  1. 1月13日にお問い合わせいただきました内容につきまして、Luminaでも事務局に問い合わせいたしまして、回答あり次第こちらでお知らせいたしますが、大会の詳細につきましては、直接大会事務局へお問い合わせいただければと思います。
    メールアドレス:Japan@ironman.com
    よろしくお願いいたします。

  2. 青木様、コメントありがとうございます。大会事務局担当者には、その旨、転送しておきます。

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  1. フィニッシュ後のバイク回収は、スタート地点まで運んでもらえるのでしょうか?

  2. 19日9時半頃エントリーをして、決済しましたが、確認のメールが来ない時は連絡をという事で、Japan@ironman.comにメールしましたが未だ返信ありません。
    EVENT@ironman.comは、送信もできません。
    夜エントリーした人は、すぐに確認のメールが届いたので、だいぶ心配になってます。
    よろしくお願いいたします。
    青木みどり 

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