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【新規ミドル】ロケーションも走りごたえも抜群!おきなわKINトライアスロン《エントリー受付中》

投稿日:2024年6月10日 更新日:


ルミナ編集部

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おきなわKINトライアスロン ©大会事務局

おきなわKINトライアスロン ©大会事務局

アメリカ文化と大自然が融合するミドルディスタンスの新規大会
おきなわKINトライアスロン

>>OKINA KIN TRIATHLON 2024 Race Preview

▶エントリーについてはコチラから

今年11月17日、沖縄本島でミドルディスタンスの新規大会「おきなわKINトライアスロン大会」が開催される。KINとは沖縄本島の中部の開催地の町の名前だ。

「金武」と書いてKIN(キン)と読む。米軍のキャンプ・ハンセンのある町として知られるこの町は、また美しい自然が残る場所でもある。アメリカ文化と大自然が融合する唯一無二の雰囲気を持つ金武町を舞台に開催される大会。その全貌を紐解く。

文・謝 孝浩
写真・播本明彦
取材協力・おきなわKINトライアスロン大会事務局

おきなわKINトライアスロン ©大会事務局

おきなわKINトライアスロン ©大会事務局

ビーチに惚れ込んだ思いからはじまった

「トライアスロンシーズンの開幕を告げるのは、宮古島や石垣島のレースです。今度は、シーズンを締めくくるようなレースが沖縄でできないかと考えました。沖縄ではじまり沖縄で終わる。トライアスリートに、そう思ってもらえるような大会です」

大会を立ち上げた池淵功寛さんは、語る。

レースを立ち上げた功寛さん。おきなわKINトライアスロン ©播本明彦

レースを立ち上げた功寛さん。おきなわKINトライアスロン ©播本明彦

池淵さんは、2016年から石垣島トライアスロン大会の事務局長を務め、現在は大会ディレクターとして老舗大会を牽引してきた人物である。国内外のレースが中止になったコロナ禍においても、2020年以外は開催して、レース難民だったトライアスリートの受け皿となり、今では1300人規模の人気大会となっている。

おきなわKINトライアスロン ©大会事務局

おきなわKINトライアスロン ©大会事務局

池淵さんは、沖縄本島のすべてのビーチを回って、大会ができそうなビーチを探したという。そのときに見つけたのが、今回、大会会場となる中部東海岸のKINサンライズビーチだった。

ビーチが整備されてまだ2年のため、認知度は低いが、その美しさは息をのんだという。沖縄でも最大級の800mの美しい白砂のロングビーチで、更衣室やシャワーなどの設備も充実していて、マリンスポーツやバーベキューなどもできる。まさに大会開催地にぴったりのビーチだったのだ。

「ここで新規大会を開催したい!」という池淵さんの思いからスタート。実際に動き出してみると、この土地のポテンシャルの高さに驚かされた。山をひとつ越えた西海岸は、リゾートホテルが並ぶ観光地。

おきなわKINトライアスロン ©播本明彦

宿泊付きエントリーで利用するホテル。大会会場のすぐそば。おきなわKINトライアスロン ©播本明彦

近隣の金武町のスポーツ施設では、今年だけでも、楽天イーグルス、浦和レッズ、浦和レディース、コンサドーレ札幌などプロ野球やプロサッカーのキャンプ地の練習場として利用された。そして金武町や米軍の協力も得て、大会が開催されることが決定したというわけだ。

美しいロングビーチから
亜熱帯の森に包まれたダム湖への標高差に挑む

「金武町は、亜熱帯の森に包まれ、水源が豊富なことでも有名です。この大自然を生かして、ビーチからダムまで標高差や自然の豊かさを感じてもらうようなコース設定にしています」と池淵さん。

バイクコース。おきなわKINトライアスロン ©播本明彦

バイクコース。おきなわKINトライアスロン ©播本明彦

スイムは白砂のビーチから、遠浅の海上に三角形の1㎞のコースを設定。時計回りに2周回する。バイクコースは、ビーチから、ダム湖から流れ出る億首川を渡って、海岸線を抜けて、アップダウンを繰り返しながら金武町の中心部へ。

さらに西海岸に抜ける坂を往復した後、ダム湖を渡って戻る20㎞のコースを4周回。獲得標高は1000m近く(1周211m、4周で844m)。最大斜度は4.5%弱。最大の上り坂の距離は1750mという、かなり過酷なコース設定だ。

バイクコース。おきなわKINトライアスロン ©播本明彦

バイクコース。おきなわKINトライアスロン ©播本明彦

「全体的に休める平坦区間や下りはなく、テクニカルな丘陵コースですね」

バイクコースの設定を担当した川畑太一さんは、語る。川畑さんは、ツール・ド・おきなわ安全管理担当(レースディレクター)で、パラサイクリング日本代表のヘッドコーチ業も担った方だ。沖縄のバイクコースを熟知した目線で設定された、飽きのこないコースになっている。

ランコース。おきなわKINトライアスロン ©播本明彦

ランコースの一部、金武町の名物の田芋畑。おきなわKINトライアスロン ©播本明彦

ランコースは、ビーチからバイクコースをトレースするように金武町名物の田芋畑や海岸線を走り、途中から違う道に入り、キャンプ・ハンセンの第2ゲート前に広がる金武町の繁華街を抜けて戻る10㎞のコースを2周回。

ランコース。おきなわKINトライアスロン ©播本明彦

ランコース。おきなわKINトライアスロン ©播本明彦

繁華街の中の5㎞地点では、タコライス発祥の店「キングタコス」の本店の前を曲がり、金武町ならではのアメリカ文化の独特の雰囲気も味わえる仕掛けも。

コース自体は細かいアップダウンがあり、ハードなバイクコースの後の疲弊した身体にはガツンと刺激が入るに違いない。

ランコース。おきなわKINトライアスロン ©播本明彦

ランコース。おきなわKINトライアスロン ©播本明彦

バイクもランも決して楽なコース設定ではない。しかしこのハードさは、身体のできあがった今シーズンの総決算として締めにふさわしい、挑むべきコースといえるだろう。

おきなわKINトライアスロン ©大会事務局

おきなわKINトライアスロン ©大会事務局

またフィニッシュ後は、KINサンライズビーチでアワードパーティが開催される。潮風の気持ちのいいオープンエリアでのバーベキューや地元グルメを厳選したキッチンカーも出店予定で、盛り上がること間違いなし。

最後の締めのレースとして、今シーズンを振り返るのにふさわしい時間となることだろう。

おきなわKINトライアスロン ©播本明彦

おきなわKINトライアスロン ©播本明彦

宿泊先としては、利便性を重視する選手には、会場近隣にある新しい100人規模の居心地のよいホテルを貸し切っていて、宿泊とセットになったエントリーパックを準備している。

また車で15分行けば、恩納村の西海岸のリゾートホテルが連なっているので、家族連れでゆっくりリゾートライフを楽しむこともできる。自分にあった沖縄滞在を選べるのも魅力だ。

あなたも、今シーズンの締めのレースにいかがですか?

おきなわKINトライアスロン ©大会事務局

おきなわKINトライアスロン ©大会事務局

おきなわKINトライアスロン

2024JTUトライアスロンエイジグループナショナルチャンピオンシップシリーズ(LD)

開催日時:2024年11月17日(日)スタート予定8:00
開催地:KINサンライズビーチ海浜公園、金武町他
距離(予定):スイム2km/バイク70km/ ラン22km
制限時間:スイム1時間15分/バイク4時間45分/ラン7時間30分
参加費:一般先行エントリー43,000円、通常エントリー45,000円、リレー58,000円、他
エントリー期間:先行6月17日~6月30日、通常7月10日~9月15日、宿泊付き6月17日~8月31日

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